行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

2020,02,02

2020-02-02 17:40:46 | 日記
 昼食を早めに済まして、原爆資料館での講演に出かけてみた。何の講演かは知らなかった。手帳に場所と時間13:30~15:00と記しており、無鉄砲な行動になった。場所と時間はパーフェクト、内容は「旧被服支廠の保全を願う懇談会講演会」(写真)で、講師は三浦正幸先生(広島大学名誉教授)史跡原爆ドーム保存技術指導委員会委員長。
 ところで当方は皆実高校卒業で被服支廠のすぐそばで学生時代過ごした。特に建物の中に入ったこともなく平和学習で習ったことも一度もなかった。
 講師の三浦先生は38年前被服支廠の調査にかかわられ、建物の構造など具体的なお話を伺った。
大正2年(1913)鉄筋コンクリート造り・煉瓦張りで、当時セメントは輸入品として高価なものだったので十分には使用できなかった。
 原爆でドームは大部分崩壊したが、被服支廠は倒壊をまぬがれ中の木造工場は吹っ飛んだが被爆者が多数逃げ込んで苦しみ死亡したことを伝えるためにも現在残っている4棟全部残し世界平和を発信しなければならないと話された。