妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

上方と江戸と。

2005年08月02日 | 読書
ネット上をフラフラしていて、感じることは、
関西、特に大阪の方が、様々な性的嗜好について、楽しみが多いように思います。
確かに、東京には、二丁目という性的マイノリティーの為の街がありますが、
女装とかSMとかについては、東京に比べて関西の方が自由度が高いように思います。

ひょっとすると、これにも歴史的な背景があると考えるのは、
私の浅学の故なのでしょうか、それとも、東京に住んでいるということが、
隣の芝生がより美しく見えてしまうだけなのでしょうか。

最近興味を持った、江戸時代の春画の世界も、まずは上方でその原型が出来上がり、
その技法が発展し、江戸へと伝えられたとあります。
灘のお酒と同じように、下りものとして、江戸の人々に珍重されたともあります。
そして、春画だけでなく、そこに描かれた風俗そのものの、
まずは上方で、そして江戸へと伝播したとあります。

風俗は上方が流行の発信地であることに変わりは無いのかもしれません。
そう言えば、ノーパン喫茶も大阪が発祥の地でしたっけ。
色好みの伝統は、脈々と大阪の町に生きていて、
女装やSMの性的マイノリティーへの寛容な環境を作って、
それが、新しい、そして先鋭的な風俗を生み出しているのかもしれません。

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