ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

ロールダウン

2023年06月16日 | 日々奮戦

【会場入り】

4年ぶりに日本で開催されるIronmanレースが半分の距離のIronman70.3になった時点でややトーンダウンしていたことは確か。
しかも2023年70.3ワールドチャンピオンシップの開催地はフィンランド。北欧、なんかトライアスロンのイメージも湧かず、興味を示すこともなかったのは事実。
が、ここで妻の登場だ。
頑張ってエイジ優勝したとしてもチャンピオンシップはフィンランドなんだよ。遠いし、北だし。というハリ天に、でもフィンランドなんてこんな機会でもなければ一生縁がないかも、、、

ん?ん?ん?そうか、そうだ、その通りだ。
単純極まりない誰かさんはあっという間にその気になってトレーニングに励むようになったのだった。

そして迎えた運命の当日。このレースに付与されているチャンピオンシップのスロット(出場権)は30。ハリ天のエイジ(65-69歳)は1枠。優勝すれば文句なし。同い年の強豪の存在はわかっていたが他のメンバーの力はわからない。特に今年65歳になった選手に関しては全く不明。
四の五の言わずにとにかく勝てばいいのだと集中する。運よく同級生ライバルには先着することが出来たが、ゴール後妻から3位と知らされる。うーん。

そして夕方からのロールダウン(世界選手権スロット授与ミーティング)。初めて自分が関与するロールダウン会場に入った。
前方の席に座る年配の選手がいる。妻が、多分同じエイジの1位の人だ、間違いないという(応援している時に目にしている)。可能性はほぼ消えたか。でもせっかくだからロールダウンの雰囲気だけでも味わっていくか。

女性→男性の順に年齢が上のエイジから発表がある。散々待たされていよいよ65-69歳の部。1位の人の名前が呼ばれる。当然「はい」と手が上がるかと思いきや、妻が1位と言っていた選手はピクリとも反応しない。え?勘違いだったのか(75-79歳だった)。名前が3度呼ばれ、その場にいなかったり意思表示がなかった場合はロールダウン!次の人に権利が移る。2位の選手の名前が呼ばれる。シーン。
うわっ、来た!隣にいた妻と思わずガッツポーズ。MCを勤めていた白戸さんの祝福を受けた。


【前の方で何してるかわからん写真だけど😅】

願いが叶った瞬間だった。最終的には他力本願ではあったけど、強く強く願い続けていると叶うものなんだなって。
その場でエントリー手続きも済ませ、実感も湧いてきた夕刻だった。



この後はアワードパーティ。リアル表彰式なんていつ以来だろ。華やかに祝っていただきました。




【アワードパーティのMC、稲毛TCで長女の後輩だったオリンピアン・上田藍ちゃんと。ワインで顔が赤いぞ、オレ😅】

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2 コメント

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おめでとうございます。 (ゴンゾー)
2023-06-17 04:11:56
ロールダウンってこんな風にやるんですね。
すでに知らされていると思ってました。
これは緊張するけど、決まった瞬間はうれしいですね。
その時間、妻と、今頃どうなってるのかな?と話をしてました。
とっても美味しいワインだったようで、本当におめでとうございます。
★ゴンゾーさん (ハリ天狗)
2023-06-17 15:56:48
ありがとう!
名前を3回呼びます。返事がない場合は次の方へとロールダウンします。
と、日本語と英語で説明があり、淡々と進むんだけど、
ロールダウンが出た瞬間とか2枠あるエイジとかはなかなか緊張感が走ります。面白いよね。
ほぼ諦めムードだったのだけど、何があるかわからないから一応最後までいようなんて話していてこれだったのでね。かなり興奮したよ。
ホテルのエレベーターで一緒になったエイジ2位なのでわからないと言っていた外人女性(スロット獲得)と後のパーティで喜び合っちゃいましたよ。

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