ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

空を見上げて

2011年01月20日 | トレーニング

0120_track 勝田マラソン前の最後のチャレンジ、15kmのビルドアップ走を敢行。ちょっと迷ったけど昨日の予定を一日スライドだ。
5kmごとのビルドアップ。裏山の全天候型400mトラックが本日の舞台。一人なのでペース設定がちょっと難しいところだけど、もうエクサミュージックなしでも大丈夫。
予定は22分→21分→19分半。しっかりランパンでチャレンジ、気合い十分だ。

で、スタート。やっぱり速すぎて1周したところで即ペースダウン。140拍台で走ればOK。第1クールの5kmは楽ちんだ。予定よりちょっと速めの21分41秒
最初のギアチェンジをしつつ第2クールへ突入。時計とにらめっこしながらのペースアップだ。スントのペース表示はいつものスピードと違うのでちょっとあてにできない。400mを1分40秒目安。3周(1200m)で5分か。まだ、なんとか計算可能。それでも12周半が長い。
第2クールの5kmは20分41秒。予定よりやっぱりちょっと速かった。でもちょうど1分のビルドアップなのでここまではばっちり。
さて、問題の第3クール。一人で19分台で走るにはもうもがくしかない。苦しいだろうな5km全力走。最初の1km(2周半)が3分50秒だった。ここまでは何とか余裕があったけど、このペースを守ることは至難の業だ。あっという間に苦しくなる。心拍数も急上昇だ。早くも鞭が入る。レースなら大胆不敵なロングスパートか、はたまた無謀な悪あがきってところ。
明らかにスピードは落ちている4分より落としたくない。ピッチが上がらなくなってきたので、初めてストライドを思いっきり伸ばしてみた。たかが知れてるけどあがくのだ。だけど待てよ、フォームを乱すようでは本末転倒。誰も指摘してくれないからここはもう一人の冷静な自分を分身させる。全力で上からみている自分に見栄を張る。長い、長い。それでももがきまくっていれば必ずゴールはやってくる。ラスト1周、もう心臓はとっくに爆発して心拍数はダレ気味だ。しかも横っ腹(肝臓)の痛みも限界間近。自分史上最大の追い込みじゃないか。直線の100m。テレビで観ているようには走れないもんだ。でも飛び込んだゴールは19分39秒。甘いけど・・・合格、ドン!

ヨレヨレとベンチまでたどり着いてひっくり返る。
ようやく見上げた空は雲一つなく、どこまでもどこまでも広く青かった。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (6)
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