ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

新春マラソン本番力

2011年01月09日 | 大会レポート

0109_kawasaki01 1年のスタートレースとしてすっかり恒例定着した川崎新春マラソン。
今年の結果は2時間4分59秒!
久々の5分切りで総合60位、50歳代10位。
この位で走りたいという願望(目標ではなく)が満たされた結果となりました。
やっぱ本番は違うなぁってやつです。

0109_kawasaki04 今日は快晴、数日続いていた寒さもすっかり和らぎ、名物の風もほとんど吹かず絶好のコンディション。2006年のこの大会でご縁が出来たヨッシーの父さんとの勝負の日。
彼とは2006年大会で後半競り合い(この時点ではどこの誰だか不明)、その後実は同姓で同い年だということが判明、それ以外にも今年結婚30周年を迎えるとか子ども達のこととか次から次へと共通項が明らかになり、今や「兄弟」として固い絆を結ぶに至ったという歴史がある。
そのヨッシーの父さんにはこのレースではいつも後塵を拝していて、ゴールを迎えてもらうのが常になっていた。もういい加減、この状況を抜けださねば。なんとかギャフンと言わせなければ。
で、今年。ガツンと行きましたよ。一度も後ろ姿を見せることもなくブッチギリ、これまで数年分をまとめた一気10分以上の差。やりました。ちょっと調子悪かったみたいでしたけど。0109_kawasaki03

さて、レースの展開を少々。
スタート前は地元民のよっちマンの先導で約1km先のトイレまで。いつもはそんなにアップしないけど、今年は意識して心拍も上げておいた。0109_kawasaki02
5分前にスタートラインへ。今日はいつものエクサミュージックをやめる決断。1分間195歩のピッチを刻むのを音楽頼りにしていたけど、ちょっと飽きてきたのでね。さすがに体はもうリズムを覚えているだろう。一人の力で走るのだという決意でもあるかな。
いつもの音楽頼りだと失敗はないので、安心してレースに入るけど、今日は久し振りに少々リキ入った。
最初の5kmの通過が20分29秒。160拍一人練習ではなかなか走れないタイムなのでびっくり。気持ちは盛り上がったけど、こんなに速く走らなくていいので次の5kmは意識してペースダウン。
21分04秒、よしよし。
土手に上がってアスファルト道路になると急激に走りやすい。心拍数ペースは変わらなかったけど15kmまでの5kmは20分42秒。いい感じ。
いつもは向かい風で苦労するけど、今日は本当にたいしたことない。途中から小集団を引っ張る形に。
折り返しでまずはよっちマン。いいペースで30番ほどを走っている。ヨッシーの父さんがなかなか現れずこの時点で5~6分の差。今日はもらったなと早くも確信。
miyaさんに声かけられ、あきやまひろみちゃんともエール。

いつも後半、川下りと追い風でペースアップするけど、今年はどうだろう。気分は攻め一本なので心拍数は前半と比べると一気に5拍以上。速さは感じなかったけど20kmまではひっさびさの19分台(19分56秒)。
さぁ、あと10km。峠走の上り1本分。どうってことない。勝負に出ちゃうぞ。
後ろから迫ってきていた神流のTシャツを下に着た選手と並走。スピードが出ているのできついけど、このまま十分行けそうだ。
が、給水でちょっと横に動いた途端、左ハムストにピクピクと痙攣予兆。嗚呼、このままでは絶対に来てしまう。迷う暇もなく安全ピンを1本外し、一気刺し。ちょっとのスピードダウンの間にかの選手には50m先行された。ハムストに負担なきよう足を運ぶが、ハリ天にはこれがやっぱり最大の壁だ。なんとか25kmまでの5kmは4分15秒ペースを保てたが(21分17秒)、心拍数がぐんと跳ね上がりだした。練習できているのでもう少し足が言うことを聞いてくれれば、スピードアップは可能だ。
が、そういう訳にはいかずじれったい。
最後の給水で追いついた60代ランナーと最後の競り合い。う~ん、強い。駅伝最終区モードだ。強い気持ちが大切だ。負けるな負けるな。が、少し先行される。あと1km。すぐ目の前にいるのだが追いつけない。テレビ中継されていたら、みんなじれるだろうなぁって結構冷静。
トラックに入る。ラストスパートもちょっと弱い。あああ、結局その御仁には2秒及ばず(60歳代優勝)。
でも、もがいたおかげでたった1秒だけど5分切り。2時間5分台と4分台、当然のことながら気分の違いは大きいぞ。30kmの4thベストだ。やれやれ。

05km 0:20:29  20:29←ちょっと突っ込み過ぎ
10km 0:41:33  21:04←意識してペースダウン
15km 1:02:15  20:42←いい感じ
20km 1:22:11  19:56←意外に速かった
25km 1:43:29  21:17←痙攣に見舞われるがうまく乗り切れた
30km 2:04:59  21:30←ラストがワーストはいただけない

さて、タイム的には勝田に大いに弾みがついたと言えるけど、どうだろう。あのままのペースであと12kmはもたない。フルの難しさの一端が垣間見えてくる。
なんて、難しいことは後回しにして、帰りはヨッシーの父さん&ご一緒だったカヤッチさん、よっちマンさんと乾杯!&昼食。今年も楽しく走り初めを終えることが出来ました。
※写真は2枚目以外、すべてよっちマン提供!すぺしゃるさんくすでした。

久し振りに長い大会レポになってしまった。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (8)
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