開業を躊躇していた新米鍼灸師の背中をドンと押してあげたのが一昨年の秋。
「気」が動いた彼は、郷里の広島に帰って昨年開業。
家族を抱え、退路を断っての転身はハリ天と同じ。
百年に一度といわれるこんなご時世だから、アップアップの1周年だったという。
行く先の保証は何もない仕事だけど、彼の目は死んでいない。
ユニークな体験という財産を持つ彼なら大丈夫。
甘い見方かもしれないけれど、
人ごとかも知れないけど
根拠は示してやれないけど、
今を何とかしなきゃと、あたふたするそのことさえも
必ず糧となって活きてくる。
そういうものだと信じている。
そんな彼が、東京行きのついでに、遠路はるばる再会にやって来て下さった。
まだまだ、これから。
夢も希望も持てるよう、
そんな背中を追いかけてもらえるよう
たくさん話して、一緒に走って
実は自分のことも見つめ直せる貴重な時間だったのですね。
【本日のトレーニング】
・8km_trail/63min.