昨日の鏑木さんの報告会では、我々が知るすべもない生々しくも貴重な内容がたくさん。
特にハリ天には、鏑木さんが憧れの選手という一昨年、昨年と連覇したマルコ・オルモ選手(イタリア)のあれこれ。
昨年の優勝者マルコ・オルモ選手が59歳、しかも連覇と知ったときは誰もが衝撃だったに違いありません。どんな選手なんだろうと興味津々でしたが、彼についての情報が出てこない。顔もわからない。
今回、スライドショーで(Macだ、iBookを使っていましたね、フフフ)彼の素顔、ランニングフォーム等々を見せていただけたのは嬉しいことでした。
写真で見る限り、まさに年相応の貫禄。今回は残念な結果だったようですが、還暦のオルモ選手が優勝候補の筆頭で、世界の若手や日本のトップ選手と堂々渡り合うという現実。
鏑木さんだけでなく大勢のトップ選手や一般選手の励みになる存在です。
他の選手が陽気に振る舞う中、直立不動で彼方をじっと見つめてスタートラインに立っていた、
独特のオーラが、
トップ選手で唯一ストックを使わない、
小さな工夫があちこちにあるようなザック、
ベジタリアン、
そして、実際に鏑木さんがマネをして見せて下さった手を後ろに組む上りのフォーム、
日本のトップ選手のように力強くグイグイとは登ってこない、
気がつくとスーッと宙を浮くような微妙な前傾姿勢で足を前に置いていく、
下りも速いのだろうけど飛ばさない、
鏑木さんが置いて行かれてしまうという上り。音もなくスーッと迫ってくるという走り。超省エネ走法…。
当然ながら、目指すべき走り方です。
実際には見ていないのだけど、なんだかイメージがつかめてきた感じがします。
【本日のトレーニング】
・15km_trail/1:38/ha116hm135