うれしい訪問者

「先生、ホノルルマラソン、無事完走できましたよぉっ！」
夜の部の診療が佳境に入っていた7時過ぎ。一人の年配の患者さんが突然顔を覗かせました。
手には「お土産」

ふくらはぎに少々不安を抱えておられ、出発前に治療に見えていた患者さんです。
あこがれのホノルルマラソンを前にして、完走できるかどうかの瀬戸際だとおっしゃっていました。少し前のハーフマラソンで痛みが出て、不安が大きくなっていたようでした。
それだけに今晩の表情の晴れやかさといったら・・・。
そのはち切れそうな笑顔は、私には何よりのお土産でした。

目標にしていたレースの前に故障、または痛みがあるというのは不安なものです。
富士登山競走前の捻挫、佐渡トライアスロンの前のハムストの痛み・・・私自身も今年、レース直前の不安を経験し、そして、その不安を鍼治療で克服してもらったという（by髭仙人＆自分治療）経緯があるだけに、彼の喜びも実感としてよ～く理解できたのです。

カーテンの端から顔を出し、「おぉぉ、よかったですねぇ。おめでとうございます！」と私。
軽く手を挙げ満面の笑みで彼はもう一言。
「でも、やっぱり35キロ過ぎで痙攣が来ちゃって・・・。だから、安全ピン、やってみましたよ。そしたら・・・（OK）」

やったね！

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい！

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