JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ジャズ・ブログのつもり・・・・

2007年11月14日 | m-o

風邪模様もなんとか昨日のサボタージュで乗り越えたようで、お天気同様晴れ晴れしい朝を迎え、気分は爽快です。

・・・・・とはいうものの、「堺市北区の新金岡豊川総合病院の全盲患者置き去り事件」に、ちょっとショックを受けておりまして・・・・・・

この事件、たしかに放置した病院側に非が無いとは言いませんが、無償で入院させる余裕など、今どの病院にもないわけで・・・・やっぱりここにも弱者を切り捨てざる得ない現実が見えてきます。病院の責任、個人の責任、それ以上に社会の責任が問われる事件であると感じずにはいられません。
「現状のままでは、同様の事件が起こる可能性は高い」との解説に
「それでいいのか日本!!?」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
いったい何処でどんなボタンを我々は掛け違えてしまったのでしょうね。
私みたいな半端物が考えても改善策は何ら浮かびませんが、無い頭なりにみんなが知恵を出し合って少しでも改善して行かなくてはいけないのでしょう。

暗~~~くなっちゃいますね、話を変えましょう。

毎週日曜日に載せている『料理当番、今日の一品』を、そこそこ興味深く見ていてくれる方がいらっしゃることを知りました。というのも
「バブちゃん、ほんとにあれ、バブちゃんがつくってんのぉ~~~」
と、とある女性に質問を受けたからです。
じつはこの女性U子さんに私がブログを開設していることを話した覚えはありません。偶然にも検索で我が駄ブログにたどり着いたのだとかで、
「家の近くの写真が載ってたでしょ、ピンと来たわよ。あんたのブログだってバレバレよ」
なんだそうです。(笑)

それはともかく、彼女はジャズに興味があるわけではなく、知り合いだから見ていてくれるという事らしいのですが、
「けっこう美味しそうに見えるんだよねぇ~~~」
とっても私が作っている料理とは思えないというのです。
失礼しちゃいますよね。毎週、苦労しながら料理当番をこなしているというに
(「いやまてよ、ということはそこそこいけてるものを作っているってことか?バブちゃんわ。」)
「いつだったか、エビバーグってあったでしょ、真似して作っちゃったわよ。・・・本当にあんた作ってるんだったら、今度、家に来て作ってよ。」
「U子に喰わせる、料理はねぇ!」

ともかく「これからも楽しみにしてるから料理当番、頑張ってね」ということでありました。
「U子さん、いちおう私のブログは、ジャズのブログのつもりなんですが・・・・」

さて、今日の一枚は、ブルー・ミッチェルです。
まさにファンキー・ジャズ全盛へといった時期のアルバムだけに、勢いを感じる一枚です。
ミッチェルはもちろん、カーティス・フラー、ジミー・ヒースもいい味を出してますし、ウイントン・ケリーも、リヴァーサイドのハウス・プレヤーとして、絶頂期であったサム・ジョーンズ、フィリー・ジョー・ジョーンズも、ゴルゾン・ハーモニーに乗っていい感じです。
ただ、難点を一つ言うとすれば、それぞれの曲がちょっと短すぎる気がします。もう少しじっくり聴かせて欲しいなぁ~~なんてね。
それでも、一曲目「MINOR VAMP」も、フラーの「BLUES ETTE」とはまた違った魅力を感じる一曲に仕上がっているなど、全体をとおして、じゅうぶんに楽しめる一枚だと思います。

BLUE SOUL / BLUE MITCHELL
1959年9月28日録音
BLUE MITCHELL(tp) CURTIS FULLER(tb) JIMMY HEATH(ts) WYNTON KELLY(p) SAM JONES(b) PHILLY JOE JONES(ds)

1.MINOR VAMP
2.THE HEAD
3.THE WAY YOU LOOK TONIGHT
4.PARK AVENUE PETITE
5.TOP SHELF
6.WAVERY STREET
7.BLUE SOUL
8.POLKA DOTS AND MOONBEAMS
9.NICA'S DREAM

おまけ、

いつもいつも、私の手料理(笑)ばかりですので、今日は今晩の私のメニューも写真に撮ってみました。
「どうせ明日も飲むんだから、いいかげんにしときなよ!」
そうでした、明日(正確には今晩)はボージョレ・ヌーヴォー解禁日、例年のこどくMさんの配達の手伝いと飲み会があるのでありました。その報告は・・・明後日かな?