友人S君とMさん、今日はお住まいの地区の何とか会のコンペだそうで、暑い中大変だったでしょうが、成績はいかがだったのでしょう?まぁ、少なくともS君の成績は訊かない方が良いでしょうね。(笑)
みんなが運動に汗を流している頃、私の方と言えば、趣味部屋の片付けと掃除に専念しておりまして・・・・・・
「こりゃ見つかるとまずいよなぁ~~~~~」
ここ3週間ちょっとで趣味部屋にたまった空瓶です。
そっと物置の瓶用ゴミ箱に捨てようとすると・・・・・・
「ちゃんと中洗ってから捨てなよ!!!」
見つかってしまいました。もう文句を言われるのは必至、こうなれば逃げるが勝ちです。おもての水道でボトルを洗い乾かした後、そっと家を抜け出しました。
公園を歩いていて気づくのは、トンボが群れをなして飛んでいることです。そう、いかに暑くとも季節は秋へと移りつつあるのですね。
とはいうものの、秋茜の体の色はまだまだ夕焼け色には染まっていません。
肩に来て人懐かしや赤蜻蛉(あかとんぼ)
夏目漱石の有名な句です。
娘がまだ小さかった頃、ドライブに行った山の公園でいっしょにトンボを追ったことを思い出しました。
「よう~~し、お父さんはトンボ捕りの名手なんだから、みてろよ。」
と言って、素手でトンボを捕ってやると、
「お父さんすごい、すごい」と喜んでましたっけ・・・・・あ~~あ、あの頃は可愛かったのになぁ。
今じゃ、飲み過ぎを怒られるのを避けて、こうして一人トンボといっしょに散歩をしているんですから、
「可愛いあの娘と歩いて、可愛い我が子と歩いて、最後は一人寂しくトンボを追うか。」
なんて思っちゃって、残暑厳しき初秋というより、すでに我が心は晩秋のごときであります。(笑)
「ただいま」
「何処行ってたの?」
(おぅ~~~~酒瓶の事は忘れてるっぽい)
「いや、ちょっと散歩・・・・・あっ!買い物行かなくちゃね」
いつものように買い物に出かけ、夕食当番をこなしました。
そこで『料理当番、今週の一品』
たまには、飲む雰囲気作りをしてみました。(笑)
メインは戻り鰹のたたき、それに烏賊と里芋の煮物、卯の花、お新香と、ちょっとした居酒屋程度の内容でしょ?
たたきは自分で炙ったので少々色が悪く上がってしまいましたが、味は上々でした。煮物は自身ありますよぉ、お袋の味ならぬ親父の味ですね(笑)。
それでは早速一杯・・・・・・・
「今日はこれだけにしておきなよ。部屋では飲まないように!」
あははははは、やっぱり『空瓶の戒め』を受けてしまいました。
さて、今日の一枚はフィル・ウッズです。とは言っても、別にリーダーがウッズじゃなくても良いような、いわゆるプレスティッジお得意のオールスターもの、しかも、アルトとトランペットのダブル・バトルを狙った風のアルバムです。
狙いが、当たりかハズレかはお聴きになってみて下さい。
私的には、ジャケットのように華々しい打ち上げ花火といった感じは持っていません。どちらかといえば、夏を惜しむ初秋の花火といった感じでしょうか。
いえいえ、悪いアルバムだと言っているのではないですよ。気軽に聴ける良盤だと思います。ただ、オール・スター・バトルに過度な期待をするべきではないと感じるのです。
ともかく、フラナガンが良いまとめ役になって、まとまりはあるアルバムだと思います。
PAIRING OFF / PHIL WOODS
1956年6月15日録音
PHIL WOODS, GENE QUILL(as) DONALD BYRD, KENNY DORHAM(tp) OMMY FLANAGAN(p) DOUG WATKINS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.STANLEY STUMPER Stanley Stomper
2.COOL AID
3.PAIRING OFF
4.SUDDENLY IT'S SPRING