JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

新米万歳!新酒万歳!!

2007年09月03日 | g-i

台風の動きが不気味ではありますが、明日あたりまでは天気も持ちそう、ついでに暑さも戻ってくるそうで、まぁ35度を超えるなんいうアホみたいな暑さにはならないでしょう。

最近何だかいい加減にしろって言いたくなること、1.朝青龍関連のニュース報道、2.退陣とか解任とかいうあれ、3.わけのわからない殺人事件、5.スポーツ放送のわけもなく多いVTR・・・・・・
歳のせいですかね、そんなことが多すぎて怒る気にもなれませんが、そのうちおじさんだってキレちゃうかもしれません。(笑)

しょうがない、キレる前に楽しいことを考えるようにしましょう。

そろそろ巷には新米が出回ってまいりました。全国平均では平年並みの出来のようですが、天災、異常気象で被害を被っている地域もあるとのこと、農家の方が丹誠込めて育てたお米を、私達はよくよく有り難みを持って食べなければいけませんね。
コシヒカリにササニシキ、あきたこまちにひとめぼれ、どれも美味しいお米ですから炊きたてなど、お新香の一つでもあれば・・いやいやそのままでも美味しいものです。「秋の味覚、米に勝る物無し」であります。

米好き(?)の私としては『飯米』もさることながら『酒米』の出来も気にかかるわけで、どうなんでしょうねぇ・・・新米が新酒になって、ムフフフフフ
そこでね、ちょっと引っかかるのが『酒造好適米』は農林水産大臣が指定したお米なわけで、何か裏があるということはないでしょうなぁ(笑)

日本酒は全て『酒米』で醸造されるかと言えばさにあらず、逆に『飯米』で造った酒の方が多いわけですが、しょうがないですよね有名な『酒米』山田錦などはコシヒカリの約1.5倍の値段がするそうですから。それでもなるだけ安い『酒米』100%の純米酒(わたしゃ大吟醸はちと敬遠しておりまして)探し出して、くーーーっとね。たまらないですよねぇ。
早く来い来い新酒ちゃんですよ、まったく。

ついでなんで『酒米』も品種を幾つか上げてみましょうか。
おくほまれに五百万石、八反、華吹雪、雄町、九頭竜、美山錦に山田錦・・・・
何でもいいけど、新米ちゃんが美味しい美味しい極上の美酒に変身して、私を襲ってくれることを切に願うのであります。(笑)

新米万歳!新酒万歳!!!

さて、今日の一枚は、ジョニー・グリフィンなのですが、私としては、エディ・ロックジョウ・デイビスに注目をしていただきたいアルバムです。
ロックジョウといえば「アトミック・ベイシー」での好演が頭に浮かびます。

1952年5月にベイシー楽団に加わったロックジョウ、約一年ほどでベイシーのもとを離れ、オルガンのシャーリー・スコットと組んだり、グリフィンと組んだりして、またベイシー楽団に舞い戻ったという人、ブルースの伝統に根付いた、スイングする熱いソロはなかなかのものです。

ということで、今日のアルバムは、そのグリフィンとのテナー・バトル・チーム(笑)で、モンクの楽曲に挑戦した一枚です。

私はね、このアルバムを聴いてつくづく思うのは、グリフィンもロックジョウもヘタなテナーマンじゃないでしょ、だけど、モンクの曲というのは、難しいんだなぁってことなんです。「EPISTROPHY」なんて、どうしてもこなしきれていないように思うのは私だけでしょうか?

いずれにしても、上手いテナーマン二人が、モンクを演奏するとこうなる、といった意味でとても興味深い一枚だと思います。

LOOKIN' AT MONK / JOHNNY GRIFFIN
1961年2月7日録音
JOHNNY GRIFFIN(ts) EDDIE LOCKJAW DAVIS(ts) JUNIOR MANCE(p) LARRY GALES(b) BEN RILEY(ds)

1.IN WALKED BUD
2.WELL, YOU NEED'T
3.RUDY, MY DEAR
4.RHYTHM-A-NING
5.EPISTROPHY
6.'ROUND MIDNIGHT
7.STICKBALL (I Mean You)