涼しくなったのは良いのですが、ゆっくり部屋で昼寝はさせてもらえず、庭仕事でこき使われ、買い物、夕飯の支度と、あいかわらず主夫のような一日を過ごしております。
先週あたりから生秋刀魚の値段がド~~~ンと下がり、一尾100円を切っているので、先週は刺身、今週も結局は秋刀魚ということになってしまうわけですね。(笑)
そのうち、一週間の内何日秋刀魚を食べさせられる事になるのか・・・・・・夏場の鰹、秋の秋刀魚、毎年のこととはいえ、ゲップも出ようというものです。
塩焼きでしょ、甘辛く煮たヤツでしょ、刺身でしょ、なめろうに山河焼き、唐揚げに・・・・・・・
それでも秋刀魚は秋刀魚、飽きんだろうなぁ。
そこで、今週は早々と『料理当番、今日の一品』
三枚におろした秋刀魚を片栗粉をまぶして揚げ、甘辛のタレにくぐらせて、蒲焼き風にしてみました。
鰻が駄目な母もこれなら大丈夫でしょう。
こちらは、得意のジャガイモ・チヂミ。
ジャガイモをすり下ろして、小麦粉を少し加え、塩、ごま油を少々、刻んだニラを混ぜて、少々多めの油で焼きます。酢醤油でどうぞ。
ビールに合うんですが、今日私は最初から日本酒でしたので食べませんでした。
これは、私専用のおつまみ(笑)鮪ブツの納豆添えです。
納豆はよ~~く練り、ゴマとほんの少しのたくあんを刻んだものを混ぜ込んで、山葵醤油で味付けしました(ちょっとしょっぱめに)。刻んだ大葉も乗せて、鮪もろともぐしゃぐしゃに混ぜ合わせていただきます。
常温の日本酒が良く合うんですこれが、私はこれに茄子の漬け物で充分でした。
昨日の『バトン』を受けたからではありませんが、本日の三品も「早い、安い、旨い」を実践できたと満足しております。
・・・・って、「ほんとにバブ、お前は主夫か?」
この疑問を、今まで何度自分に問いかけてきたことか・・・・・・
さて、今日の一枚は、ブッカー・アービンの「驚きのライブ」です。
1965年ベルリン・ジャズ・フェスティバルでの演奏ですが、そもそも、この日は数人のテナーマンが演奏を予定していて、各人10分程度の持ち時間であったそうです。
ところが、アービン先生、やっちゃったんですねぇ、このアルバムに収録されている時間は30分を切る長さですが、何と1時間も吹きまくってしまったわけで、関係者はカンカン、演奏中に怒号さえ聞こえるという、良くも悪くも伝説のライブ演奏となったわけです。
途中、ケニー・ドリューが自分のソロに移ろうかなぁてなところもあるのですが、お構いなしにソロを続けるアービン先生、ブローブローブローの押し通しです。
例えばコルトレーンの長いソロとは、ロリンズの長いソロとも、完全に違うアービンのソロを、一度は聴いて損はないと思うのですが・・・・
私はけっこう好きなんですよね。(笑)
このアルバム、発売になったのはアービンが亡くなってから5年後、追悼アルバムです。ですから、B面にはホレス・バーランの思い出話とピアノ・ソロが収められています。
マイナー・レーベルenjaであったからこそ出せたアルバムでもあるのでしょう。
私はenjaに感謝していますけどね。
LAMENT FOR BOOKER ERVIN
1965年10月29日[1], 1975年5月27日[2]録音
BOOKER ERVIN(ts) KENNY DREW(p) NIELS-HENNING ORSTED PEDERSEN(b) ALAN DAWSON(ds)
HORACE PARLAN(p)[2]
1.BLUE FOR YOU(A-1,B-1)
2.LAMENT FOR BOOKER