今日は昨日の『ずる休み』を受け、遊んで帰るわけにも行かず素直に帰宅しました。テレビで天気予報など見ていたら、
「来週あたりには一度、寒の戻りがありそうです。」との予報士の言葉に
「何処の寒に戻るんじゃい!」と突っ込みを一人入れたりして。
だって、今日も暖かかったでしょ、いよいよ今シーズンはこのあたりでも雪の顔を見ずに終わりそうなんですから。
たまにですが、知り合いからDVDやらCDやらが廻ってくることがあります。本日廻ってきたのは、なんと高田渡の「ごあいさつ」と、泉谷しげるの「GOLDEN☆BEST」。
「まったく、こんなもん廻しやがって!」
こんなの聴いたら、絶対今晩はホコリをかぶったギターを持ち出して歌うに決まってるじゃないですか。
♪ 白雪姫のぉ~~ 毒リンゴ・・・・・ ♪
泉谷の「白雪姫の毒リンゴ」から始まって、高田渡の「自転車にのって」あたりになったら、ギター無しでも歌い始めておりました。
高田渡を聴いて、気の利いた肴にバーボンも無いだろうと、日本酒を趣味部屋に持ち込み、冷蔵庫に何故かあったチーかまを、昔、大船駅のホームのスタンドでいつもやっていたように、かぶりつきながら日本酒・・・・洒落た酒器も合わないので、ここは茶碗酒で「ク゛ピー!」であります。
「カー!うめぇ~~~!」
「よう~~し」
始まっちゃいました。ギターを引っ張り出して、『バブ・オン・ステージ』開演です。
♪ 値上げは ぜんぜん考えぬ 年内 値上げは考えぬ
当分 値上げはありえない 極力 値上げはおさえたい
いまのところ 値上げはみおくりたい すぐに 値上げを認めない
・・・・・・・・・ ♪
観客のいない『バブ・オン・ステージ』も寂しいものですが、そんなことはお構いなし、いつのまにやらボルテージも上がって絶好調!
「うるさいよ!」
我がステージは、いつもこの一言で終演を迎えます。(笑)
さて、今日の一枚は、下手なギターで終わっては目覚めが悪いので、ジミー・レイニーを選んでみました。
レイニーといえば、スタン・ゲッツやバディ・スチュワート、ズート・シムズらと共演を思い浮かべます。おなじアパートにはタル・ファーロウ、サル・サルヴァドールなどが住んでいて、ジョニー・スミスやジョン・コリンズも遊びに来ていたそうですから、お互い刺激をしあいながら技術を磨いていったのでしょう。
ギターのリー・コニッツなんても言われる彼、そのクールな演奏は、他に一線を置くユニークさをもっています。
このアルバムは彼の初リーダー作ですが、私はA面のカルテットでの、クールなソロがお気に入りです。
A / JIMMY RANEY
1954年5月28日[1-4], 1955年3月8日[5-12]録音
JIMMY RANEY(g)
HALL OVERTON(p) TEDDY KOTICK(b) ART MARDIGAN(ds) JOHN WILSON(tp)
1.MINOR
2.SOME OTHER SPRING
3.DOUBLE IMAGE
4.ON THE SQUARE
5.SPRING IS HERE
6.ONE MORE FOR THE MODE
7.WHAT'S NEW
8.TOMORROW, FAIRLY CLOUDY
9.A FORRY DAY
10.SOMEONE TO WATCH OVER ME
11.CROSS YOUR HEART
12.TOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS