JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

○○ファン

2006年06月01日 | a-c


さあ、2年目のスタートであります。
心機一転、人生についてでも語ろうかとも思いましたが、結局は昨晩の酒席のお話であります。

昨日は、夕刻からちょっとした仕事が入っていたので、それを済ませてから、いつものバーへ直行いたしました。
まずは、ギネスで喉を潤し、ハーパーをロックで、一杯、二杯、三杯・・・・・・・・・・。
「バブさん、来ないかなぁって待ってたのよ」
(あらま、まさか酔わせて、おそおうとか? もちろん、ママのことは好きだけど、それはちょっと・・・・・・・!)
「あのね、どうしても開かないページがあるから、診て欲しかったんだ、後でやってみて」
「なんだよ」
見たいホーム・ページが、なぜか開かないそうで、私に診て欲しいというのです。

問題は、見たいというホームページが、なんのページかということです。
ママ曰く、「私は彼と結婚の約束をしてるんだから(ウフ)」
・・・・・・・・・・・・・・・お相手は、なんと福山雅治であります。
「なんじゃいそりぁ」
「だって、夢のなかで、ちゃんと約束したんだも~んだ」

最近でた、彼のCD二枚を買うと、それぞれにパスワードが書かれていて、この二つのパスワードで特別なページが見られるのだとか、その肝心のページが開かないのだそうです。
なんとか酔っぱらいながらも、そのページにたどり着いたのですが、私的にはしょうもないページで
「なに?特典ページがこれなの?」と言うと
「いいの!!!」
福山雅治の話をしているママは、まるで少女のよう
うーむ、ファン心理というものはすごいものだ。
ひょっとして、ママは、「冬ソナ」ツアーに殺到するファンのように、福山ツアーがあれば、店を休んででも行ってしまうのでしょうか?
行ってみたら、福山市を巡るツアーだったりして(笑)

さて、コルトレーン・ファンである私ですから、2年目のスタートは、プレスティッジ7105番、彼の初リーダー・アルバムにしてみました。
コルトレーンが、マイルス・グループをクビになり、煙草、酒、そして麻薬をやめる決意をします。妻ネイマにそのことを告げると、ベットルームを出るのは、朝バスルームで体を洗う時だけ、それ以外はベットルームに一日中閉じこもりました。口にするのは水のみ、家族にさえ顔も見せず、ただ悪癖を絶つための絶食を続けたのです。その期間が3日だったのか、4日だったのか、ネイマも覚えていなかったそうです。ただ、壮絶な戦いを終えたコルトレーンは、妻への約束を果たしたのでした。
きれいな体に戻ったコルトレーは、初リーダーアルバムをプレスティッジから発売します。それが今日のアルバムです。

COLTRANE / JOHN COLTRANE
1957年5月31日録音
JOHN COLTRANE(ts) JOHNNY SPLAWN(tp) MAL WALDRON(p) PAUL CHAMBERS(b) ALBERT HEATH(ds) SAHIB SHIHAB(ds)[4,6]
1.BAKAI
2.VIOLETS FOR YOUR FURS
3.TIMES WAS
4.STRAIGHT STREET
5.WHILE MY LADY SLEEPS
6.CHRONIC BLUES