JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

続の評価

2006年06月18日 | m-o

いよいよ今日はクロアチア戦ですね。日本代表には、精一杯のパフォーマンスを期待しましょう。「がんばれ日本!!!!」

ところで、最近はスポーツの世界でこの「パフォーマンス」という表現があたりまえのように使われてますけど、いつからこうなったのでしょうね?
「パフォーマンス」くらいなら、まあ何となく英語が苦手な私でも雰囲気はわかりますが、時折ビジネス用語なんかで訳のわからない外来語を使う方がいて、私にはどうにも鼻持ちならなかったりします。
そのくせ少々わからなくても「わかったふり~~」をしてしまう私は、もっと鼻持ちならぬヤツですがね。(笑)

最近の映画は、続編が出ると「パート・ツウ」「パート・スリー」とか、単に「ワン」「ツウ」「スリー」とか、「エピソード・なんとか」とか、いろんな表現をされています。昔は違いましたね、「続・なんたら」というのが定番でした。
「荒野の用心棒」があたると、「続・荒野の用心棒」、「猿の惑星」なんて、「続・猿の惑星」どころか「新・猿の惑星」「猿の惑星・征服」「最後の猿の惑星」まで行っちゃって、わけわかんなくなっちゃいましたけど、はははははは



「犬と猫と猿と牛がおならをしました。誰のおならが一番臭かったでしょう?」
「はーい! 答えは猿でーす! 猿の惑星、さるのわくせい、猿のはくせえ、なんちゃって」

そんなことはともかく、「続」は一作目を超えられないというのも定番でありました。

さて、今日の一枚は「続・ブルースの真実」であります。「ブルースの真実(THE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH)」から3年後、続編として録音されたこのアルバムですが、私的には「同じようで同じでない」
はたして、映画の俗説「続は一作目を超えられない」は、ジャズ・アルバムにも当てはまるのか? 
事実だけ言わせていただければ、私がジャズ喫茶でアルバイトをしていた頃、「ブルースの真実」のリクエストはとても多く、「続・ブルースの真実」は・・・・・・・
でもです、「続」は比べるからいけない、単一の作品としてこのアルバムを聴けば、私は評価に値するアルバムだと思っています。

MORE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH / OLIVER NELSON
1964年11月10,11日録音
OLIVER NELSON(as,arr) THAD JONES, DANIEL MOORE(tp) PHIL WOODS(as) PHIL BODNER,BEN WEBSTER(ts) PEPPER ADAMS(bs) ROGER KELLAWAY(p) RICHARD DAVIS(b) GRADY TATE(ds)
1.MORE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH
2.BLUES O'MIGHTY
3.THEME FROM MR.BROADWAY
4.MIDNIGHT BLUE
5.THE CRITIC'S CHOICE
6.ONE FOR BOB
7.BLUES FOR MR. BROADWAY
8.GOIN' TO CHICAGO BLUES

追伸、
最近、いたずらTBが増えてきました、いちいち削除していましたが、確認後公開にしばらく切り替えさせていただきます。TBしていただきながらすぐに公開できないのは、本意ではありませんが、ご理解ください。
HPの「ジャズ四方山話」を本日更新いたしました。よろしければ覗いてやってください。