昨日は大雨で、我が家の近くでも被害があったようです。被害に遭われた皆様には、お見舞い申し上げます。
そんなことはお構いなしに飲みに行ってしまう私は、まったく不謹慎でありますね。
ふと、ログの更新日を振り返ると、今週も3日も飲みに出かけてしまったという大バカ者は、今日も今日とて、自宅にいながらロック・グラス片手に更新作業、
「なんてこったい・・・」
私にとってジャズの3大スターは誰かと訊かれれば、コルトレーン、モンク、そしてエリック・ドルフィーということになるでしょうか。
以前、アパート住まいであった私は、モンクは別としても、3大スターのうちの二人、つまりコルトレーンとドルフィーを心ゆくまで適当な音量で聴くことができませんでした。
特に後期のコルトレーンなどは、ほとんどターンテーブルにのることもなく、ただただ、ジャケットを眺めていたりして・・・・・・なんだかむちゃくちゃ暗ーい映像が頭に浮かんでしまいます。(笑)
昨晩もおじゃました行きつけのバーに
「飾っといて」といって、ジャズのLPを持ち込んでいるお客さんがいらっしゃいます。自宅にプレーヤーが無いそうで、聴けないとなるとますます聴きたくなるという衝動には駆られないものでしょうか?
私など実家に越してからしばらくは、コルトレーンとドルフィー漬け、
「やっぱ、いいわ」なんて、一人で満足していました。
自宅で聴けずに、バーにレコードを持ち込んでいる方の寂しさに同情するばかりです。
さて、今日はそんな「私のスター」エリック・ドルフィーのアルバム2枚を紹介します。
以前にも書きましたが、ドルフィーのアルバムは、彼が亡くなってから販売になっものが多くあります。今日の2枚も「ついに発見!」的なかたちで、発売になったアルバムです。
実際のところ、この2日、4日後に録音された「IN EUROPE Vol.1~Vol.3」のほうが、録音状態も良いし、あえて録音の最悪なこの大学内のホールでの演奏を聴く必要があるのか??????
そこがファンの悲しいところ、録音がどうであれ、彼の演奏を少しでも多く聴きたい、そう思うものなのです。
このアルバムを声高らかに「ぜひとも聴いてください」とは言えません。ただ、私と同じように少しでも「生前の彼の演奏にふれたいんだ」と思われる方は、お聴きになってみてください。理想的なセッティングでなくともドルフィーは、彼の彼たる演奏を行っています、それだけは感じ取れるアルバムだと私は思っています。
THE UPPSALA CONCERT Vol.1
1961年9月4日録音
ERIC DOLPHY(as,bc,fl) RONY JOHANSSON(p) KURT LINDGREN(b) RUNE CARLSSON(ds)
1.WHAT IS THING CALLED LOVE
2.245
3.LAURA
4.52ND ST THEME
5.BAG'S GROOVE
THE UPPSALA CONCERT Vol.2
1961年9月4日録音
ERIC DOLPHY(as,bc,fl) RONY JOHANSSON(p) KURT LINDGREN(b) RUNE CARLSSON(ds)
1.OUT OF NOWHERE
2.I'LL REMEMBER APPIL
3.52ND ST THEME
4.WHEN LIGHTS ARE LOW