社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

NHKはフェミニズム宣伝放送局なのか

2007-08-08 11:25:44 | サイト紹介

NHKを批判したブログが話題「再編して出直すべき」  「博士の独り言」というブログで、「今、NHKがおかしい 2」というエントリーが書かれネットで話題を呼んでいる。.......... ≪続きを読む≫

 今回は、上記のようにアメーバニュースでも取り上げられた「博士の独り言」(*1)というブログの紹介も兼ねて、NHKについて言及したいと思う。

(*1)今、NHKがおかしい 2(「博士の独り言」より)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-867.html

 NHKの体質等については紹介のブログでも指摘されている通りだが、私はこれとは別にNHKの番組内容がフェミニズム汚染になっている点を主に指摘したい。

 フェミ汚染の典型例といえば、半年毎に放映されている「日本の、これから」という番組だ。中でも「男女共同参画」をテーマにした平成18年(2006年)4月1日放送分では、ゲストにも猪口邦子や倉田真由美、そして遥洋子といったフェミニストを迎え、サブタイトルも「女の怒り、男の本音~男女共同参画」と殺伐としたもので、女性のために男性が犠牲になれといった男性に対する偏見と敵意むき出しの非常に醜い内容だった。

 そもそも怒っている女というのがフェミニストはじめとする自己中心的な女であって、結婚しない、子供も産まない、結婚してもすぐに離婚するという家族破壊の先頭に立っている連中なのだ。彼女らこそ社会協調のために更生されなければならないはずなのに、連中のエゴを基準にして社会を作り変えようというのだから始末が悪い。

 この番組では、平成18年(2006年)10月14日放送分の医療費問題などをテーマにした内容でも、「女性医師を増やすべき」といった医療の本質とは違うフェミ主張をさりげなく入れるなど姑息な演出をしていた。

 この番組は、予め会場に一般参加者を集め、メールやFAXなどでも意見を受け付ける視聴者参加型を表向きでは謳っているが、会場の参加者や番組内で紹介する視聴者からの意見などは全てNHKの意向で決められるものだ。フェミニズムに批判的な者は会場にも参加出来ないし、幾らメールやFAXで批判的な意見を送ってもボツにされる。つまり視聴者参加型というのは全くの見せ掛けにすぎず、実際はフェミニズムのプロパガンダを押し付けるだけの内容だ。

 こんな番組を平然と放送して、番組の制作スタッフや司会者など現場で働いている人達は、何の矛盾も感じないのだろうか。職員の不祥事が頻繁に起きているのも、こうした権力に支配された内容しか放送できないことに対する不満やストレスが原因となっているからではないだろうか。

 他にも、毎週土曜朝9時頃から放送される生活に関する番組では、夫婦で一般参加者が登場する時などは、画面向かって左側に妻、右側に夫を座らせ、氏名を紹介する字幕も「鈴木花子、太郎」と業と女性の名前を先に出すような演出がなされている。これもフェミ汚染の結果だ。

 それ以外にも、ラジオも含めNHKの番組の至る所でフェミ汚染が見られる。これでは最早NHKの番組は見る価値がないのではという声が聞こえてきそうだが、敢えてこうしたフェミ的な演出を見抜く練習材料として番組を見てみるのも1つの有効な見方かも知れない。


フェミニストが社会を破壊する、男女共同参画の撲滅と、家庭重視社会の復活を

2007-08-06 10:53:01 | 家庭、教育

 「紺やグレーの背広を着た男性議員ばかりの議場はドブネズミ色」ある女性国会議員のこの言葉を聞くだけでも、如何に政界の女性が男性を見下し、差別しているかがわかる。この女性議員の腹の中には「産む機械」騒動とは比べ物にならないくらいの悪意が感じられる。

 今回の参院選で女性当選者は26人で、過去最多となった。東京新聞の社説「女性の躍進 議場の景色は変わるか」(*1)では今回の参院選での女性の躍進に諸手を挙げて喜んでいるが、その内容は実に痛々しい。

(*1)女性の躍進 議場の景色は変わるか 2007年7月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2007073102037344.html

 そもそも、国会が男性中心の社会という形容がまずは誤っている。男は仕事、女は家庭という考え方は男女の相互協力の代表的な形であって、決して女性差別ではない。しかしフェミニズムは外で仕事をする女性だけが素晴らしく、家庭を支える女性は無職だと見下してきた。その結果、男女雇用機会均等法はじめ女性の労働だけを支援し、男性の労働環境を悪化させた。更に、配偶者控除、同特別控除を廃止し、家事育児といった重要な女性の任務を放棄させた。

 そんな偏見的な考えの女性が議員になっても、全く国民のためになるわけがない。自民党の不人気に便乗して、反自民を唱えれば当選できるとばかりに女性候補を次々と送り込んだ民主党のフェミ陣営は、まさに人の褌で相撲を取っているようなものだ。

 また、東京選挙区での自民女性候補が男性候補を弾き飛ばしたなどという表現は、男性を社会追放して女性が社会を牛耳ってやるのだといったフェミニズムの汚い野心が垣間見える。

 しかも、この自民女性候補は同選挙区の自民男性候補の落選に非常に胸を痛め、自らの当選にも素直に喜べないと話していた。それなのにこうした当事者心理を捻じ曲げた報道では、そのあり方が批判されるのは勿論、女性全体のイメージを低下させることにしかならない。

 この社説では、女性候補の多くは年金や教育、子育てなど「生活」重視を訴えたとしているが、果たしてそうだろうか。女性の労働を推進し、家庭の存在を蔑ろにしてきたフェミニズムのどこが「生活」重視なのだろうか。男性を偏見視、敵視し、非婚や離婚を増加させた男女共同参画政策を見れば、女性議員が増えるほど、家庭は崩壊していくと見るのが適切だろう。

 「配偶者からの暴力の防止等に関する法律」(DV法)も家族を破壊させる政策であるとして問題視されているのは既にこのブログでも取り上げた通りだ(本ブログDVカテゴリ参照)。そんな家族社会を破壊するような女性議員など、絶対に増やしてはいけないのだ。

 一方、海外を見渡すと、欧米など女性議員の比率の高い国は幾つかある。しかしそれらの国々がフェミニズムに汚染された国であるというのは周知の通りだ。そんな国と日本を比較して女性議員が少ないなどというのは笑止千万である。

 非正規雇用の増加、格差社会、婚姻率の低下、そして相変わらず高水準の自殺者など、国民生活の窮状は既に限界を超えている。そんな状況でも、女性候補の発掘や挑戦しやすい環境づくりなどと呑気なことを言っているようでは、女性議員こそ国民の目線に立った政治が出来ないと言われても仕方ないだろう。

 今国民にとって必要なのは、国民が家庭を築き明るい家族生活を送れる社会なのだ。託児所に子供を預け女性が働き続けることを推進したり、30過ぎの独身女性や離婚した女性が持て囃されるような社会などあってはならないのだ。

 今こそ男女共同参画社会の改廃と、雇用の安定や、フェミニズムで汚染された女性の心を養うべく、女性が男性に協力する意識を主軸とした新たな家族重視社会の設立を国民は求めていく必要があるだろう。そして選挙などにおいても、安易に女性候補者に投票しないような啓発活動が必要である。


厳罰化傾向は決して正義にあらず --フィギュア織田選手の処分--

2007-08-03 15:46:13 | 事件、事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000036-nks-spo

 フィギュアスケートの織田信成選手が飲酒運転で摘発されたのを受け、日本スケート連盟は国際大会5ヶ月停止などの処分を織田選手に下した。

 これまで飲酒で出場停止などの処分を受けた選手は前例がない。だが日本スケート連盟会長で参議院議員でもある橋本聖子氏は、「もっと厳しい処分でもいい」との意向だ。また新聞各紙やニュースなどの報道を見ても、世界選手権を見据えた温情処分であるとか、法律に違反したのだから朝青龍より社会的に悪いなど、決して厳し過ぎる処分であるという声は聞かれない。

 飲酒運転については悲惨な飲酒運転事故を教訓とした昨今の厳罰化の流れもあり、その意味ではやや織田選手にとっては時期が悪かったとも言える。しかし橋本会長やマスコミの論調などを見ていると、何か厳罰に処分し見せしめることによって、社会全体へのあらゆる分野に対する厳罰化傾向を正当化しようとしている気がしてならない。

 そもそも、今回の織田選手の行動は次の通りだ。仲間で酒を飲んだ後、電車で自宅の最寄駅へ到着、既に酔いは覚めていると織田選手は判断し原付自転車に乗った、だがアルコールの基準値はまだ規定を上回っていた。こんな経緯だろう。

 決して、織田選手は率先して飲酒運転をしようと思っていたのではないということだ。それを一部の不届きな運転手の飲酒とごちゃ混ぜに判断してはいけない。

 また、橋本会長のもっと厳しい処分でもいいという考えにも疑問がある。橋本氏は当初1年くらいの出場停止を考えていたようだが、他の幹部からは、将来の成長性まで摘み取ってしまう処分はあるべき姿と言えるのかと異論が噴出し、今回の処分に至ったという。果たして何が厳しくて何が厳しくないと言えるのか、その判断基準は一体何なのか。

 もし厳罰を望むのならまずは橋本会長自身が会長としての管理責任を取るべきではないだろうか。やったのは選手だから私は関係ないと考えるなら、そんな人に会長を務める資格はない。

 橋本氏は国会議員でもあり、既に参議院で3期目を迎える。この間、様々な女性議員達と接触をしてきたはずだ。その過程において、どうやら彼女もフェミニズムの男性厳罰論にすっかり染まってしまったようだ。男性を厳罰に処すことにより自分の社会的地位を再確認出来るとでも思っているのだろうか。だとしたら、お門違いも甚だしい。これがもし安藤美姫や中野友加里が起こした不祥事だったら、橋本会長は同じ気持ちになるだろうか。

 援助交際では女性は無罪で男性だけが有罪になる。女性には堕胎まで権利として認めさせて、男性には性欲を徹底的に制限する。そうした女性優遇、男性厳罰の流れの中では、厳罰化を主張することは単にフェミニズムのより一層の権力化を招くだけである。妥当な処分というのは決して厳罰を主張することではないのだ。


夢が持てるのは恵まれた環境の人だけ --妹殺害切断事件初公判--

2007-08-01 11:57:16 | 事件、事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000020-mai-soci

 「家族間の意思疎通があれば事件はなかった」、「家族全体で話を共有できなかった。子供の問題で夫婦のコミュニケーションが欠けていた」被害者の家族でもありまた加害者の家族でもある両親と兄は事件を悔やみ、寛大な判決を求めたという。

 東京渋谷の歯科医宅で昨年12月、長女の短大生、武藤亜澄さん(当時20歳)が殺害、切断された事件で、殺人罪などに問われた兄で次男の元予備校生、勇貴被告(22)の初公判が31日に行われた。

 この事件は発覚時から、兄が妹から「夢が無い」なとどなじられたことに腹を立て犯行に及んだという報道が支配的となった。その後両親が手記を発表するも、事件の原因を妹の性格的な問題に転嫁して兄の減刑を狙う法廷戦術だと、マスコミの扱いも冷ややかなものだった。

 昨日の報道ステーションでは、今回の初公判に際し、兄と妹とのやり取りを再び報道していた。番組を見た記憶を頼りに書いているので、完璧とは言えないが大体以下の通りだ。

 「(妹):勇君は自分が勉強しないから合格しないと言ってるけど、本当にそうなのかな。」、これを兄は幾ら勉強しても所詮無駄と言われたと解釈した。
 「(妹):あたしは女優を目指して頑張っている。でも勇君はパパとママの敷いたレールの上を行ってるだけ。」、これが「夢が無い」の本質のようだ。

 勿論報道はこれだけではないのだが、以上の妹の言葉を見るだけでも、現代社会に蔓延しているフェミニズムの男性蔑視の風潮が妹の心を蝕んでいる様子がわかる。

 まず、自分の兄を君付けで呼ぶところに妹の兄に対する尊敬心が全く欠如している。親の躾も悪いのだろうが、男社会、男は悪といった、男性を見下すフェミの影響が妹をそのような意識にさせたことも見逃せない。

 次に、自分の身近にはない新しいものに挑戦すること、またそれに対するリスク等も考えることなく何でも「自分らしさ」で賛美し、従来からある堅実な手法を旧態依然とした古い体質だとして軽蔑する。これもフェミの影響が妹をそのような意識にさせたのが読み取れる。女優を目指す自分は新しく素晴らしい存在だ、しかし両親と同じ道を歩む兄の生き方は発展性が無い、と。

 女優で成功出来る者などほんの一握りだ。それより親の後を継いで歯科医になる方が安定しているに決まっている。だがそんな歴然とした安定性の格差がありながら妹が女優の道を目指せるのは、仮に失敗しても結婚して永久就職すればいいという逃げ道が女性には用意されているからだ。

 ところが、男性の場合はそうはいかない。家族を養うべく経済力を身に付ける必要がある。だから男性と女性とで進む道が違ってくるのは当然だ。しかしフェミは女性が家計を担って男性を養ってやろうなどとは絶対に考えない。要職に就いてかなりの高給取りの女性でも必ず自分より地位の高いと思える男性としか結婚しようとしない。そこにフェミや一般女性の主張する男女平等の最大の矛盾がある。

 事件が起きてしまった以上、失った命を取り戻すことは出来ない。しかしこの家族に良く似たケースの家族は意外と多いのではないだろうか。事件にはならなくとも、争いの火種が燻っている親子兄弟姉妹は多いだろう。特に男と女の家庭内対立はフェミの蔓延と共に深刻になっていくのは目に見えている。

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人の死で改めて心の大切さを知る --本田美奈子さん記念碑序幕--

2007-08-01 09:34:29 | 芸能、音楽

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070801-00000008-sanspo-ent

 一昨年に急性骨髄性白血病で亡くなった歌手、本田美奈子.さん(享年38)の功績を称える記念碑の除幕式が彼女の誕生日にあたる7月31日、故郷の埼玉県朝霞市の東武東上線朝霞駅南口広場で行われた。

 本ブログでは、昨年の一周忌のイベントの時にも彼女に関する論考を掲載している。今再び読み返しているのだが、彼女が闘病生活を含む自分の人生を通じて伝えたかったこと、それが皮肉にも今の鬱屈した社会に見事に適合すると思えるのは、私だけだろうか。

不条理な命の淘汰 ~本田美奈子さん一周忌に思う~
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/f2ffbc5aa457a3b632838be8efe0a0e9

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