社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

市場経済を破壊するフェミニズム --女性優位の労働環境格差--

2007-08-22 16:40:53 | 労働

 大卒女性は今後採用しない、そういう時代が果たしてやって来るのか、当然そんな事態はフェミニズムが許さないだろう。しかし企業からはそうした公言出来ない本音が至るところで聞かれるようだ。

 ある保守系の掲示板で次のような投稿を目にした。ある会社では近年入社した女子大出身の女性社員がほとんど皆フェミニズムの思想に汚染されていて、従軍慰安婦には全面的に日本側批判、日の丸や君が代にも否定的という有様だとか。そのため今後女子大出身の女性の採用を控えることも検討しているらしい。

 彼女らの存在により業務効率や職場の人間関係など具体的にどんな悪影響が生じているかはその投稿では触れられていないが、義務を放棄し権利だけを主張するのが近年のフェミニズムだから、彼女らの悪影響は大体想像がつく。

 だが、こうした事態はフェミニズムの性質を考えれば比較的容易に予測出来る。育児休暇や最近では社内に託児施設を設けるなど、女性の労働環境の整備のためだけに企業が経費をかけるとなれば、その分従業員には負担が重くのしかかる。

 しかも、入社してくる女性が男性に対する偏見と敵対心を持った攻撃的な性格となれば、職場の人間関係は勿論、従業員の士気そして業務効率も悪化し、企業の存続まで危ぶまれる事態にもなりかねない。

 そんな女性はいたとしてもほんの僅かではないかと言われるかも知れないが、そもそも集団というのは、少数の傲慢な者達で左右されるものだ。少数だからといって侮ってはいけない。しかもそうした質の悪い女性が増加傾向にあると言うのだから尚更である。

 このように企業がフェミニズムに占領されていく事情を憂いたのか、トヨタ、JR東海、中部電力が主体となって、将来の技術者を育成する中高一貫校(海陽学園)を設立した。この学校は男子校ということで、計画当時にはフェミ団体などから批判の声も上がったが、現時点では共学化の予定はないようだ。

 だが、ここで育成される技術者達は、フェミに汚染された非効率な従業員の負担を引き受ける役割を初めから背負わされているのではないだろうか。たとえ優秀でないからといっても、女性を雇用しないわけにはいかない。しかし雇用したからには、賃金も役職も相応のものを提供する必要がある。そこで1人で実質2人分も3人分も働いてもらえる従業員が必要になるというわけだ。

 そのため、フェミもこの中高一貫校に関しては表向きは差別を主張しつつも、実際は黙認するような気がする。むしろ黙認というより、ここに女子を入れてしまったら、負担を背負う側に女性が回されてしまうことになる。だから共学などにはしたくないというのが連中の本音ではないだろうか。

 男性は競争社会の中で過酷な労働環境に耐え経済の発展に尽力し、女性は恵まれた労働環境の中で残業も転勤も免除され快適に働けて、しかも昇給も昇進も男性と同等のものが得られる。これでは女性を雇いたくないという意見が出ても無理もないだろう。フェミニズムは市場経済すら破壊してしまうのだろうか。