80年代に和太鼓の仙波流、仙波清彦氏はポップス/ジャズ・シーンに進出し、ザ・スクェア、渡辺香津美、矢野顕子、坂本龍一、坂田明などと共演を重ねたが、1982年に40数名からなる"はにわオールスターズ"を結成、当時の音楽シーンで話題となった。当時流行のエスニックなサウンドのフュージョン・ミュージックという感じで、日本を代表するオーケストラだったと思う。しかしあまりの大所帯のため活動が頻繁に出来ず、ライヴ活動をするための別動隊として1984年に8人組で結成されたのが"はにわちゃん"だった。初期にはチャクラの小川未潮さんがヴォーカルで参加、作詞も手がけていたのだが、この「かなしばり」というデビュー・アルバムでは柴崎ゆかりさんがヴォーカルを務めている。
仙波氏の和打楽器に三味線も取り入れたミクスチャー・サウンドだが、如何にも80年代ニューウェイヴという音作りになっているのが今となっては聴いていて微笑ましい。発想としてはかなり斬新だと思うのだが。
"はにわちゃん"はこの一作で解散し、仙波氏は90年代アジアン・ファンタジー・オーケストラというアジアのミュージシャンを含むエスニック・プロジェクトを主催することになる。
ちなみに"はにわちゃん"はNYノイズの大御所Controlled BleedingのリーダーPaul Lemosの愛聴盤だそうだ。日本のキュート・ガールズ・ポップスが好きだと言うPaulはこのオリエンタル趣味とロリータ・ヴォイスにハマったようだ。
仙波清彦 HP
はにわちゃん
伝統と新派の
出会うとこ
きっかけさえあれば少年ナイフのように海外で人気になったかもしれない。
映像ははにわオールスターズfeat.戸川純。
仙波氏の和打楽器に三味線も取り入れたミクスチャー・サウンドだが、如何にも80年代ニューウェイヴという音作りになっているのが今となっては聴いていて微笑ましい。発想としてはかなり斬新だと思うのだが。
"はにわちゃん"はこの一作で解散し、仙波氏は90年代アジアン・ファンタジー・オーケストラというアジアのミュージシャンを含むエスニック・プロジェクトを主催することになる。
ちなみに"はにわちゃん"はNYノイズの大御所Controlled BleedingのリーダーPaul Lemosの愛聴盤だそうだ。日本のキュート・ガールズ・ポップスが好きだと言うPaulはこのオリエンタル趣味とロリータ・ヴォイスにハマったようだ。
仙波清彦 HP
はにわちゃん
伝統と新派の
出会うとこ
きっかけさえあれば少年ナイフのように海外で人気になったかもしれない。
映像ははにわオールスターズfeat.戸川純。