A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

フランスの新星ガレージ・バンド~ザ・ドードーズ

2008年05月12日 23時15分00秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
MySpaceで知ったフランスの女性ヴォーカル・バンドThe Dodoz。面白いバンドだったので、マネージメントにメールして英語のバイオを送ってもらった。
メンバーはジェラルディン(vo,b)、ヴァンサン(g)、ジュール(g)、エイドリアン(ds)(ジュールとエイドリアンは双子)の4人組。バンド名は絶滅した幻の鳥ドードーから来ているのだろう。
ハイスクールを卒業したばかりの若いバンドだ。フランスの音楽雑誌の付録のCDに音源を提供し、それが話題になって、スージー&ザ・バンシーズのパリ公演のサポートに抜擢されたという。昨年9月にはマンチェスターで開催された音楽見本市"In The City"に参加し、イギリスのインディー・レーベルと契約を勝ち取る。デビュー・シングル「Do You Like Boys?」が4月末にリリースされたばかり。
他にもロンドンで1週間連続ライヴをやったり、ベイビーシャンブルズのフランス・ツアーのサポートを務めたりして、彼らのMySpaceへのアクセスは40万を超えるほどのセンセーションとなった。
イギリスのプレスはThe Dodozを称して"若者の最も純粋な形"と形容している。
9月にはリーフ、ステレオフォニックス、レ・ネグレス・ヴェルト(懐かしい・・)を手掛けたクライヴ・マーティンのプロデュースでデビュー・アルバムをリリース予定。
彼らのサウンドはガレージ・パンクを基本に洗練された印象的なメロディーを持ったもので、ヤー・ヤー・ヤーズに通じるものも感じる。言葉を吐き出すような投げやりなジェラルディンの歌い方が妙にフランスっぽい。2本のギターの絡みもB級っぽくて私の心に刺さるものがある。
日本ではまだ紹介されていないバンドだが注目しておいていい。
The Dodoz MySpace

フランスの
活きのいい風
ドードー鳥

特に「Weapon」という曲がツボに嵌り、私の中でヘビロになっている。



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エリック・カール展@松屋銀座8階大催場

2008年05月12日 01時19分54秒 | アート!アート!アート!
絵本の魔術師エリック・カールの展覧会へ行ってきた。今回は朝日新聞の懸賞でチケットを手に入れたのだ。
展覧会最終の日曜日ということもあり、会場は親子連れで満員。それだけこの作家の絵本が日本の子供達に(そして大人達にも)愛されている証拠だろう。
ニューヨーク生まれのカール氏はティッシューと呼ばれる薄いトレーシングペーパーに彩色したものを切り貼りしてコラージュで様々な動物や昆虫の姿を描く。穴が開けられていたり音が出る仕組みが組み込まれていたりする仕掛け絵本は世界中で愛されている。創作過程を撮り下ろした映像やインタビュー映像も流れ、カール氏の世界に耽溺出来る展覧会だった。
子供に絵本のストーリーを読み聞かせするお母さんがたくさんいて、解説を読まなくても楽しむことが出来た。
エリック・カール氏は音楽で言えばさしずめビートルズのような存在だと思った。普遍性と実験性が同居しているところが。
エリック・カール HP

母の日に
はらぺこあおむし
癒されて

映像は最新作「こぐまくん こぐまくん なにみてるの?」を朗読するエリック・カール氏本人。



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