A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

フリクション@渋谷クラブ・クアトロ 2008.5.21(wed)

2008年05月22日 23時08分12秒 | ロッケンロール万歳!
2006年にRECK氏とドラマー中村達也氏(元ブランキー・ジェット・シティー、ロザリオス)のデュオとして10年ぶりに復活した新星フリクション久々のワンマン・ライヴ。
実は私がフリクションを観たのは1979年頃に吉祥寺マイナーにてSYZEのサポートとしての一回のみなので、約30年ぶりのフリクション体験となる。RECK氏は灰野さんとのバンドHead Rushで3回観ているが。
クアトロは平均年齢30歳くらい、男女比7:3で男性の勝ち。ただし中村氏のファンも多いようで若者の姿も多い。ほぼ満員。
開演が30分遅れ、19:40頃にふたりがステージに登場。左がRECK氏、右に中村氏。ふたりとも上下真っ黒の衣装だ。
一曲目から「Pistol」。骨太のベースにオクターバーとサンプラーを使って、想像以上にぶ厚いサウンド。ロックとして最小限のユニットだがこれだけパワフルな音をぶちかませるなら、ギターなんて必要ないと思えてしまう。中村氏の手数の多いへヴィーなドラムがあってのことだが。ロック・シーン最強のデュオといえるだろう。ヴォーカルも昔と遜色ないエナジーがビシビシ伝わってくる。
個人的にはどうしても「Crazy Dream」や「Big-S」などの初期の曲に反応してしまう。一緒に行った友人の話では「Zone Tripper」からの曲が多かったらしい。
中村氏はフリクションとして演奏するのがよほど嬉しいのか、曲が終わるごとに立ち上がって歩き回り興奮を隠せないようだった。
さすがにふたりきりだと単調に聴こえる部分もあったが、それを補って余りある濃厚な2時間だった。
Friction HP

脳髄を
刺激されつつ
身を揺らす

RECK氏は50代半ばを過ぎて益々パワーアップしているのではないだろうか。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイケな女の子大集合!~V.A.「Girls Sazanami Beat! Vol.1」

2008年05月22日 00時21分37秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
チョコメイツやミルキィズといった良質なガールズ・バンドをリリースするサザナミ・レーベルから全国のガールズ・ガレージ・バンド21組を集めたコンピレーションが破格の1575円でリリースされた。これは今までVol.4までリリースされ好評のコンピ・シリーズ「Wild Sazanami Beat」のガールズ版である。ジャケット・イラストはsixのchelioが手掛けている。帯の裏までイラストがあって可愛いっ!
収録アーティストはTHE LET's GO's、BLUE HAWAII、six、THE MILKEES、ミーとバイバイ☆キャッツ、the clovers、That's a NO NO!、FLOWERMULU、タイガーリリィ、キノコホテル、その名はスペィド、デリシャスウィートス、THE PORTUGAL JAPAN、SMACKS、イタリヤギター、Tiki Tiki Bamboooos、気まぐれキャッツ、chocomates、Velvet GO! GO!、ゴーグルエース、ナポリタンズ。ニューカマーからベテランまでこれだけのバンドを集めたレーベル社長兼ゴーグル・エースのリーダーのカマチガク氏の人望の厚さが伺える。
どのバンドもキュートでワイルドで魅惑的なゴキゲンな60'sビート・ロックを聴かせてくれる。ここは細かい御託など言わず彼女達の元気一杯のパワーに身を任せ、ブックレットの写真と詳細なバイオを眺めながら、サイケな照明にくるくる踊るミニ・スカートの女の子達を想像して楽しむのが正しい。本当は実際に彼女達の演奏を観るのが理想だ。
そんなあなたのために格好のイベントが予定されている。今週の金土の二日間、新宿JAMでこのアルバムのレコ発ライヴがあるのだ。眩しい乙女達の姿をこの瞳に刻んでくるとしよう。

目も眩む
乙女ロックの
艶姿

映像はThe Milkeesの「Heatwave」。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする