A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二(哀秘謡)@高円寺 Showbaot 2008.5.3(sat)

2008年05月04日 03時36分48秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野3夜連続ライヴの締め"生誕記念ライヴ"。灰野さんの誕生日は憲法記念日なのだ。
例年ソロでライヴを行なってきたが今年はスペシャル企画。バンド哀秘謡の復活である。メンバーはbにオリジナル哀秘謡のメンバーでもあるみみのことの川口雅巳氏、dsにユリシーズのkiyasu君(あえて君付けで呼びたい)のトリオ。2部構成で前半が哀秘謡、後半がソロ。
完全主義者の灰野さんが自己のバンドを作るのだからそのプレッシャーと練習量は半端なものではなかっただろう。
1.Albert King「Born Under The Bad Sign」2.Steppen Wolf「Born To Be Wild」3.童謡「青い目の人形」4.天知茂「昭和ブルース」5.The Doors「Break On Through」6.The Rolling Stones「Paint It Black」。すべて日本語ヴォーカルである。原曲の面影は全くない。リズム隊が柔軟で骨太のヘヴィーなビートを叩き出す。 灰野さんはその上で激しいリズムを刻んだりまったりしたサイケなメロディーを弾いたり、かなり自由でありながら、バンドとしての一体感を持った演奏を繰り広げる。
灰野さんがkiyasu君に向かって「演奏していない!」と声を荒げる場面もあったが、昔はドラムに蹴りを入れていたという灰野さん、丸くなったのか、今回の演奏に結構満足していたのか。いづれにせよ灰野さんをバンドで観られるのは最高の気分だ。
後半のソロはエアシンセとハーディーガーディーを演奏。哀秘謡の復活に興奮していた私にとってはいつもの灰野さんという感じで及第点。アンコールでは再び哀秘謡で一曲やってくれた。
哀秘謡で2時間もやったので、合計3時間を超えるライヴ。演奏が終わったのは11:30PMを超えていた。
終演後、こちらも恒例の誕生パーティーを兼ねた打ち上げ。時間が遅かったのでスタッフ中心にショートケーキとチョコレートケーキで灰野さん56歳の誕生日をお祝いした。いつも来る外人客からキャプテン・ビーフハートの20枚組ブートCDをプレゼントされて狂喜していた灰野さんであった。
ちなみに川口氏もこの私のブログをチェックしているということが判明した。

誕生日
新生バンドの
お祝いだ

怒濤の3連チャンお疲れさまでした。私はまだ続きますが。。。



コメント
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