A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二+ドラびでお@秋葉原CLUB GOODMAN 2008.5.1(thu)

2008年05月02日 01時56分43秒 | 灰野敬二さんのこと
2ヶ月の休暇を終え再び活動を始めた灰野さん、怒濤の3連チャンの1日目は秋葉原で"ドラびでお presents ZNDKBGBAKCHDM (スンドコボコバキチュドン)vol.1"というイベントに出演。対バンはtanta(色んなバンドの寄せ集めの叙情派インプロ、g,b,ds,sax,vlnの5人組)、山川冬樹&HIKO(GAUZE)(vo&electronicsとdsのハードコアノイズデュオ。山川氏はマゾンナのよう。)、HUN UN HUM(g.b.ds.sax.kbd.percの6人組変態ジャズロック。)さすがにどのバンドも曲間なしで3~40分の演奏、というのはスタンディングではきつい。次回は椅子を用意してもらいたいものだ。
私は1番目の入場で、最初のうちは観客が少なく閑散としていたのが、HUN UN HUMの頃にはいつのまにか満員になっていた。高円寺や下北沢とは何か客層が違う。妙に若くて賑やかなのだ。アキバという土地柄なのか?
ドラびでおというのはドラマーの一楽儀光氏のひとりユニットで"ドラムによるVJ"というもの。ドラムを叩くとそれに反応してビデオが倍速や逆回転で再生され、スクリーンに投影されるという仕組みらしい。今日は灰野さんのライヴビデオが素材だった。自分の映像をバックに演奏するというのも妙な心地がするものだが、灰野さんは「サウンドチェックの時はビデオを観てたけど、本番は一楽君を信頼しているから全く観なかった」という。ほぼSGの轟音演奏、ちょっとエアシンセも使って30分。密度の濃いパフォーマンスだった。「小さな声で歌ったでしょ。大きな声はどんなコンディションでも出せるけど、小さな声は本当に気持ち良くノっている時しか出来ない」とも。灰野さん本人も久々のライヴで燃えていたようだ。
休暇の間はドライフルーツばっかり食べていたそう。「僕は血が薄いんだと思う。だから足が吊ったりしたんだ。血を濃くすることに専念して少し太っちゃったよ」と言っていた。相変わらずスリムでカッコいいんだけどな。
ドラびでおインタビュー

自らの
姿をバックに
演奏す

明日はクアトロでヒカシューのオープニングアクトだ。



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