クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.14-1

2005年10月20日 18時21分12秒 | Weblog
★当店HPに、VAIレーベル(アメリカ)の総合カタログを掲載いたしました。
お取り寄せにお時間のかかる場合もございますが、ぜひご参照下さい。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/vai.html

===================================================================

<HARMONIA MUNDI>
HMX 2907411 4枚組 \4850
CD1: 《聖ニコラウスの伝説》-中世ヨーロッパの歌とポリフォニー
CD2: イギリスのクリスマス・キャロル
CD3: アノニマス4-中世のキャロルとモテット
CD4: 東方の星-中世ハンガリーのクリスマス曲集
アノニマス4
録音:1993,1996,1999,2003年
アノニマス4の既発の録音を4枚に集めたクリスマスに向けたアルバムが発売
されます。紙ジャケット仕様ですが、写真や挿絵の入った見ごたえのある
ブックレットが付いています。ディスク4.の「東方の星-中世ハンガリーの
クリスマス曲集」は現在廃盤となっていたもの。静謐な世界が再現されて、
アルバムは終始清新な雰囲気で進められクリスマスの時期を彩ってくれるこ
とでしょう。

HMI 987064 \2080
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):
アルト、オーボエ、2つのヴァイオリンと低音付きのカンターダ 
ホセ・トーレス(ca1670-1738):
アルト、オーボエ、2つのヴァイオリンと低音付きのカンターダ 他
アル・アイレ・エスパノール、
エドゥアルド・ロペス・バンゾ(指) カルロス・メーナ(C-T)
録音:2005年3月4-7日
ハルモニア・ムンディ・イベリカの看板アーティスト、エドゥアルド・ロペ
ス・バンゾとアル・アイレ・エスパニョールの新譜が発売されます。アル・
アイレ・エスパノールは、スペインの古楽界の中で注目のアンサンブル。
エドゥアルド・ロペス・バンゾは、ダイナミックなリズムと色彩の明暗の
コントラストが特徴。そして、カウンターテノール界の新星カルロス・メー
ナ。このアルバムは、知られざるスペイン・バロックの作曲家の作品を取り
上げたもの。グアテマラのカテドラルにて発見された楽譜をもとに神秘的で
エギゾティックな演奏が繰り広げられています。穏やかで静かな響きが聴く
ものを別世界へと誘ってくれることでしょう。





<RCO Live>
RCO 05004(SACD-Hybrid) \1850
5.0マルチチャンネル
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ぺトルーシュカ」(1947年版)
ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45(1940)
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO.
録音:2004年10月29 & 31日、2004年12月22、23 & 25日
アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
2004年9月、ドヴォルザーク「新世界より」(RCO.04002)のリリースで記念
すべきスタートを切ったコンセルトへボウ管の自主制作レーベル、RCOライヴ。
はや1年を過ぎた今、首席指揮者ヤンソンス率いるコンセルトへボウ管が放つ
最新アルバムは、御披露目となった来日公演の記憶も鮮明な「ぺトルーシュカ」
を含むロシアもの。前作のベートーヴェン&ブラームス(RCO.05002)同様に、
来日公演直前に本拠で行われた同一曲目のライヴであるぺトルーシュカ。
当オケではロスバウト(62年)、デイヴィス(77年)、シャイー(93年)以来
4種目、ヤンソンスにとってはオスロ・フィル(92年 / EMI)以来の再録音と
なりますが、ともにライヴとしては初めて。この顔合わせが生み出す音楽の
きびきびとして、なんとフレッシュなこと!生まれたてのこの時期にしか聴く
ことの出来ないかけがえのなさとでも言えばよいのでしょうか。新たなシェフ
を迎えたオケの、これからまったく新しい伝統を築き上げてゆこうという意気
込みが溢れんばかり。たとえば冒頭から大活躍で聴かせどころいっぱいのフル
ート。バイノンに象徴されるように、とにかくあきれるほどの巧さと麗しい限
りの美しさ!楽しく弾けるリズム!ソロをとるトランペットのダムロウほか、
来日時とほぼ同じ顔触れによる演奏を聴き終えると、夢のような感銘がよみが
えります。さらに、サンクト・ぺテルブルク・フィル(92年/ EMI)との録音
で知られるヤンソンスお得意のラフマニノフ。アシュケナージ盤(83年 /
DECCA)の高評価を裏付けるように、ここでも潤いに満ちたオケの美質が活
かされて申し分ありません。






<MANDALA>
MAN 5099 \2180
J.L.クレープス:
前奏曲とフーガ ヘ短調、コラール「ああ主よ、罪人なるわれを」
幻想曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」他
(トラック1,2,4,6,9,10,12,14)
J.S.バッハ:
コラール「私の心からの願い」、コラール「主イエス・キリストよ、
われらを顧みたまえ」BWV709,コラール「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」
BVW639 他
(トラック3,5,7,8,11,13,15,16)
ドミニク・メルレ(オルガン)
録音:2005年3月
ドミニク・メルレは知る人ぞ知る大ピアニスト。1957年のジュネーヴ国際音
楽コンクールピアノ部門では、マルタ・アルゲリッチと並んで第1位、しかも
マウリツィオ・ポリーニを抑えての第1位!MANDALAレーベルからもピアノ作品
集を何点かリリースしています。今回は、オルガンの製作なども手がけている
メルレがリリースするバッハとクレープスのオルガン・作品集は、渋さと堅実
さの伝わる好印象な演奏となっています。

MAN 5095 2枚組 \4360
ミッシェル・ルヴェルディ:歌劇「メデー」
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:2003年1月23日 リヨン歌劇場 ライヴ
フランスの現代作曲家、ミッシェル・ルヴェルディのオペラ作品。原作はクリ
スタ・ヴォルフの小説「王女メディア」。夫に裏切られたメディアが、相手の
コリント王の娘を死にいたらしめ、二人のわが子も殺す。ギリシャ神話の「メ
ディア」をもとに作られた作品。
現代フランス音楽界でも一際異才を放つミッシェル・ルヴェルディ。個性的
で悲劇的な音楽は私たちの理解を超える展開を見せてくれます。






<BONGIOVANNI>
GB 2549 2枚組 \3760
チレーア:「アルルの女」
ルカ・カノーニチ(T フェデリーコ),
ダリア・マジエーロ(S ヴィヴィエッタ),
エリザベッタ・フィオリッロ(Ms ローザ・ママイ),
ステーファノ・アントヌッチ(Bs バルダッサーレ),他
レイナルド・ジョヴァンニネッティ(指)
地中海フィルハーモニー管弦楽団,フランチェスコ・チレーア合唱団
録音2004年12月10、12日、コセンツァ
有名テノールが誰でも好んで歌うことで知られているチレーアの名曲“フェデ
リーコの嘆き”、この曲はチレーアのオペラ「アルルの女」の中の一曲です。
原作はビゼーの付随音楽同様、ドーデの「アルルの女」で、美しいアルルの女
に恋してしまったがゆえに破滅するフェデリーコを描いています。オペラその
ものは滅多に上演されませんが、南イタリア風の熱く濃厚な雰囲気に満ちた
素敵な作品です。この録音は2004年暮れのライヴ。

GB 2384 2枚組 \3760
リギーニ:「石の客」
バルトロ・ムージル(Br ドン・ジョヴァンニ),
アウグスト・ヴァレンサ(T アルレッキーノ),
フランチェスカ・ランツァ(S ドンナ・アンナ),
マウリツィオ・レオーニ(Br ドン・アルフォンソ),
サン・マン・リー(T 騎士長),他
ファビオ・マエストリ(指)国際ベルカント管弦楽団
録音:2003年9月3-7日、ドルドレヒト(オランダ)
モーツァルトの傑作「ドン・ジョヴァンニ」には、モデルとなったガッツァニ
ーガのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」があることは良く知られています。これ
ら二つ以外にも当時はドン・ジョヴァンニものが人気を博していたことが知ら
れています。このヴィンツェンツォ・リギーニ(1756-1812)の「石の客」は、
初演がプラハ、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の11年前に初演されま
した。物語には相違があれど、モーツァルトがなぜプラハで「ドン・ジョヴァ
ンニ」を依頼されたか、そのヒントになりそうです。その後ウィーンでも頻繁
に上演され、さらに1781年にハイドンがエステルハーザで上演をし、このとき
ハイドンが改編を施していると考えられています。今回の録音は、近年発見さ
れたこのエステルハーザの楽譜を使用しての上演のライヴ。様々な点で興味深
い作品です。

GB 2386 2枚組 \3760
ドニゼッティ:「大洪水」
ボナルド・ジャイオッティ(Bs ノエ),林 康子(S セーラ),
マルティーヌ・デュプイ(Ms アーダ),
オッターヴィオ・ガラヴェンタ(T カドモ),他
ジャン・ラーサム・ケーニグ(指)ジェノヴァ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1985年
ドニゼッティのオペラの中でも極めてレア度の高いオペラがCDになりました。
「大洪水」は1830年にナポリのために作曲され、さらに改訂されて1834年に
ジェノヴァで上演、成功を収めた作品。「大洪水」とは旧約聖書の有名なノア
の洪水のこと。ノエ(=ノア)を中心とした宗教劇ですが、中身はオペラその
もの、ドラマティックです。万能型バスとして幅広い活躍をしたジャイオッ
ティがタイトルロール。さらに日本が誇るプリマドンナ、林康子も出演、ジェ
ノヴァの聴衆を沸かしています。
なお、録音はおそらく劇場の記録用のものと思われ、モノーラルで、年代と
しては良好とは言えません。御了承ください。

GB 5622 \1980
20世紀のファゴットとピアノのための音楽
ピエルネ:演奏会小品 Op.35
プレヴィン:ファゴット・ソナタ
フランセ:二つの小品
エルガー:ロマンス
ピアソラ:ノヴィタンゴ
ロータ:トッカータ
ヴィオッツィ:ファゴット・ソナタ
パオロ・カルリーニ(Fg),アレッサンドロ・スペッキ(P)
録音:2005年1月
バスーン、ファゴットの独奏曲なんて、そんなにないだろう…と思いきや、こ
んな素敵な曲がたくさんあるじゃないですか!このCDには、20世紀のファゴッ
ト作品が7曲。ガブリエル・ピエルネ、ジャン・フランセ、エドワルド・エル
ガー、アストル・ピアソラ、ニーノ・ロータ、ジューリオ・ヴィオッツィの
作品に並んで、大指揮者アンドレ・プレヴィンの作品まで。これがなかなか
にいい曲です。お勧めはフランセの二つの小品、気が利いています!

GB 5620 \1980
ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲とシンフォニア集
協奏曲 ハ長調RV 111
シンフォニア ハ長調 RV 111-第2楽章の遺稿 RV 111a
協奏曲 変ロ長調 RV 165
シンフォニア ハ長調RV 802
シンフォニア ト長調RV 147
シンフォニア ニ長調RV 122
シンフォニア ヘ長調RV 135
シンフォニア 変ロ長調RV 162
協奏曲 ヘ長調RV 139
シンフォニア ハ長調RV Anh. 93
シンフォニア ト長調RV Anh. 4
ファブリツィオ・アンメット(ヴァイオリン,指)
スポレート・ロルフェオ・アンサンブル
スポレートの古楽団体、ロルフェオ・アンサンブルが演奏するヴィヴァルディ。
珍しい作品がいろいろあります。小型チェンバロに弦楽四重奏の編成による
演奏で、独特の鄙びた味わいがかえって新鮮です。ガリガリしたヴィヴァル
ディもいいですが、こうした演奏もいいものです。

GB 2383 \1980
G.B.サンマルティーニ:
序曲
「墓前のマッダレーナの涙」-“震え、興奮し、凍りつき”
ディキシット
ミゼレーレ
テ・デウム
マリア・ルイージャ・ボルシ(S) フランチェスカ・フランカランチ(S) 
アンナ・マリア・キウーリ(A) グレゴリー・ボンファッティ(T) 
ガブリエーレ・スピーナ(Bs)
ジャンフランコ・コズミ(指)
ボッケリーニ室内管弦楽団,
ルッカ大聖堂カッペッラ・サンタ・チェチーリア
高名なサンマルティーニ兄弟の弟、ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマル
ティーニ(1700-1775)は、18 世紀半ばのミラノを代表する音楽家で、交響曲,
器楽作品、オペラ、宗教作品と多様な作品を書いて、ボッケリーニやグルック
に多大な影響を与えました。ことに声楽作品に大きな手腕を発揮した人なの
で、この宗教曲集は歓迎される録音でしょう。バッハと15歳しか違わないこ
とを考えると、サンマルティーニがいかに先進的な作曲家だったか理解でき
ます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

05-10 No,14-2

2005年10月20日 18時20分16秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VCW-3438422(CD+BONUS DVD) \2000
ヘンデル:カンタータ集
カンタータ「愛の妄想」
カンタータ「私の胸は騒ぐ」
アキスのアリア"Qui l'augel da pianta in pianta"-カンタータ「日は昇る
(アキス、ガラティアとポリュフェモス)」
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ル・コンセール・ダストレエ エマニュエル・アイム指揮
デセイとアイム、理想的な顔合わせで完成したヘンデルのヴィルトゥオジティ
にあふれたイタリアン・カンタータ集。
若きヘンデルがイタリア滞在中に作曲した約100曲のカンタータ。このジャン
ルのスペシャリスト、スカルラッティ、ヴィヴァルディ、カルダーラにまさる
とも劣らない作品と評価されています。
ボーナスDVDには録音セッション、デセイとアイムのインタヴィューを収録
デジ・パック 28Pブックレット。






<BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 120 \2080
ハイドン:
オルガン協奏曲ハ長調 Hob.XVIII:1(*)
交響曲第52番ハ短調
チェンバロ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII:11(+)
ステファノ・インノチェンティ(オルガン(*)、チェンバロ(+))
カルロ・デ・マルティーニ(指揮)
イ・ポメリッジ・ムジカーリ
録音:2004年5月20-22日、ミラノ県オルモ、サン・ピエトロ旧教会
イ・ポメリッジ・ムジカーリは1945年、第二次世界大戦直後のミラノで創設
されたモダーン楽器オーケストラです。

DISCANTICA 121 \2080
ドンゴの聖ピエトロ教会、セラッシ兄弟製オルガン
カルロ・スピサーニ(19世紀):軍隊行進曲/オフェルトリウムのためのソナタ
ジュゼッペ・ダマーニ(?-1747):エレヴァツィオーネ[聖体奉挙]
ジャン・ピエトロ・カルヴィ(19世紀):オフェルトリウム
ジュゼッペ・アッリーゴ(1838-1913):
10の器楽ヴァーセット変ホ長調 Op.158/フィナーレのための大行進曲 Op.125
サヴェリーノ・メルカダンテ(1795-1870)/アレッサンドロ・サーラ編曲:
「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」の序奏
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):祈り「Dio che col cenno moderi」
ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868)/アレッサンドロ・サーラ編曲:
嘆くその御魂は[Cujus animam gementem]
アンドニオ・ディアーナ(19世紀):ソナタ/メロディー/ソナタ
ジョズエ・タリアブエ(19世紀):序奏とポロネーズ
カルロ・ベナッティ(オルガン)
録音:2004年6月11日、コモ県ドンゴ、
聖ステファノ教会[Chiesa Arcipretale di S.Stefano]

DISCANTICA 124 \2080
ニーノ・ロータ(1911-1979):オラトリオ「神秘」
アンジェリカ・トゥッカーリ(ソプラノ)
コリンナ・ヴォッツァ(メゾソプラノ)
ジーノ・シニンベルギ(テノール)
ウーフォ・トラーマ(バス)
アルマンド・レンツィ(指揮)
プロ・チヴィターテ・クリスティアーナ・ディ・アッシジ管弦楽団&合唱団
原盤:Claves 録音:1962年、ライヴ

DISCANTICA 125 \2080
オットリーノ・ロータ(1879-1936):聖書カンタータ「キリスト」
カルロ・ガイファ(テノール:聖マタイ)
ローラト・ヘルマン(バリトン:キリスト)
ガストネ・サルティ(バス:ユダ)
マルコ・バルデーリ(指揮)
スイス・イタリア放送管弦楽団&合唱団
原盤:Claves 
録音:1991年6月、スイス・イタリア放送オーディトリアム、ライヴ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする