クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.16-3

2005年10月24日 14時45分58秒 | Weblog
<MARCO POLO>
8.225308-09(2枚組) \2960
フェルステル(1859-1951):歌劇「エヴァ」 
※リブレットは付いておりません。歌詞はチェコ語です。
歌・演奏/イヴェタ・イルジコヴァー(ソプラノ)、
コスティアンティン・アンドレイエフ(テノール)、
デニサ・ハマロヴァー(メゾ・ソプラノ)、
イーゴリ・タラソフ(バリトン)、
エリザベス・バットン(メゾ・ソプラノ)、
ローランド・ダヴィット(バリトン)、
ヤロスラフ・キズリンク(指揮)クラクフ・フィルハーモニック管弦楽団、
ウェクスフォード音楽祭歌劇合唱団(ルボミール・マートル合唱指揮) 
マルコポーロの定番シリーズとなりつつある、ウェクスフォード音楽祭での
ライヴ。チェコの作曲家フェルステルによる男女の悲恋を描いたオペラであ
り、人間ドラマ風の作品。スロヴァキア国立劇場の指揮者キズリンクをはじ
め、この作品にふさわしい歌手陣がそろっています。24bit録音。


<CPO>
777008-2 \1980
テュイレ(トゥイレ)(1861-1907):ピアノ協奏曲ニ長調/交響曲ヘ長調
演奏/アラン・フランシス(指揮)
ボルツァーノ&トレント・ハイドン管弦楽団、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
イタリアのボルツァーノに生まれ、R・シュトラウスに会ったことで作曲家
としての道が開かれたテュイレ(トゥイレ)。メンデルスゾーンやショパン
の作風を思わせるピアノ協奏曲は、1882年の作品。1886年にR・シュトラウ
スが初演の指揮をした交響曲と共に、この作曲家の存在を伝える貴重な録音
です。

777085-2 \1980
ガーソン(1790-1825):序曲ニ長調/交響曲変ホ長調 
クンツェン(1761-1817):交響曲ト短調
演奏/ラース・ウルリク・モーテンセン(音楽監督)
コンチェルト・コペンハーゲン
デンマークの古典派音楽および交響曲の歴史に欠かせない、2人の作曲家に
よる秀作。どちらも典型的なウィーン楽派のスタイルであり、ハイドンやモ
ーツァルトと同時代の才能を知るチャンスです。

777097-2(2枚組) \3960
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):
歌劇「太陽の炎」(ライブ録音:2003年)
歌・演奏/ロマン・トレケル(バリトン)、
ミカエラ・シュナイダー(ソプラノ)、
リヒャルト・ブルンナー(テノール)、
ユルゲン・トレケル(バス)、
ニールズ・ギーゼッケ(テノール・ブッフォ)、
エヴァ・バトリ(ソプラノ)、
ウルリケ・シュナイダー(アルト)、
ウルリヒ・シュテューダー(バリトン)、
ロジャー・エップル(指揮)ハレ歌劇場管弦楽団・合唱団
1912年に作曲された8番目のオペラであり、その後初演されてから1979年に
蘇演。2002年にハレ歌劇場で完全な全曲が上演されたという曰く付きの作品。
父が得意としていた騎士ものであり、13世紀ビザンティン帝国を舞台にした
壮大な歴史劇です。日本でも人気が上昇したトレケルが好演。

777104-2(SACD-Hybrid) \2550
アイプラー(1765-1846):交響曲第1番/交響曲第2番/序曲
演奏/ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)ジュネーヴ室内管弦楽団
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
1790年代後半に作曲された2つの交響曲は、同時発売のゲルソン&クンツェ
ンによる交響曲同様に、ウィーン古典派を形成してハイドンやモーツァルト
の後継者的役割を果たす存在。モーツァルトと親しかったこともあり、
2006年のモーツァルト・イヤーで脚光を浴びる作曲家になるかもしれません。

777168-2(SACD-Hybrid) \2550
アカペラの楽しみ:オーストリアとスロヴェニアの27の本格的民謡集
歌・演奏/シュニットプンクトヴォーカル男声四重合唱団、
クヴァルテットVITA
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
カウンター・テノールのペーター・パウムガルテンを中心とした声楽アンサ
ンブルが、アルプス地方とスロヴェニアの民謡を歌う、合唱および声楽アン
サンブル・ファン必聴の一枚。中部ヨーロッパの民謡を集めた録音は意外に
少なく、その意味でも貴重です。

777170-2 \1450
ツァイスル(1905-1959):<歌曲集>
ホルツ、ハルトレーベン、ビールバウム、シャウカル、ベーム、フライシュ
レン、ゲーテ、ヘルマン、シュラーフ、ブッシュ、ニーチェ、アイヒェンド
ルフ、レッシング、ギルム、リンゲルナッツ、パウルゼン、モルゲンシュテ
ルンの詩と「少年の魔法の角笛」による28の歌曲集
歌・演奏/ヴォルフガング・ホルツマイアー(バリトン)、
コート・ガーベン(ピアノ)
ユダヤ人であるがゆえに、コルンゴルトらと同じくナチの台頭によってアメ
リカ西海岸へと亡命したツァイスル。しかしながらここに収録された歌曲集
はウィーン時代の産物であり、ストレートな後期ロマン派の表現によるもの。
ホルツマイアーとガーベンという確かな再現者を得たからこそ実現した歌曲
集です。


<NAXOS SACD>
6.110095(SACD-Hybrid) \2180
<クリスマス・コーラル・スペクタキュラー>
作者不詳:
ディンドン、ほがらかに/コヴェントリ・キャロル/幼少の王/伝承曲:ひ
いらぎ飾ろう/もみの木/ああ小さきベツレヘムの町よ/幼きイエス、愛ら
しく眠り/グロスターの乾杯/マリアはみどり子を授かった/伝J.F.ウェイ
ド:神の御子は今宵しも/ブレイナー: 我らに男の子が生まれた/羊飼いら
はほめたたえ/グルーバー:きよしこの夜(編曲:ブレイナー) 
※ラテン・英語歌詞付き
演奏/ペーテル・ブレイナー(指揮)
ボーンマス交響楽団、
ボーンマス交響合唱団(合唱指揮:ナイジェル・ペリン)、
マーガレット・バーデット(ソプラノ)、
セシリー・アトキンソン(アルト)、
リントン・アトキンソン(テノール)、
ジョナサン・プレンティス(バス)
制作方式:DSDマスタリング 
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、
2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネル
で収録)
クリスマスを音楽で楽しく演出したい!という方には、ぜひおすすめしたい
一枚。ブレイナーによるアレンジはゴージャスなオーケストラ・サウンドに
コーラスが加わり、誰もが口ずさめる名曲のオン・パレード。これぞ、一家
に一枚の名盤です。もちろんサウンドも広がりがあり、オーディオ・ファン
にもおすすめです。

6.110101(SACD-Hybrid) \2180
ストコフスキー:<管弦楽編曲集>
ムソルグスキー(1839-1881):
交響詩「はげ山の一夜」/歌劇「ホヴァーンシチナ」-第4幕への間奏曲/
歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」の交響的合成/組曲「展覧会の絵」 
チャイコフスキー(1840-1893):
2つの小品-第2番「ユモレスク」/ラトガウスの歌詞による6つの歌-再び、
前のように、ただひとり 
ストコフスキー(1882-1977):スラヴの伝統的クリスマス音楽
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)ボーンマス交響楽団
制作方式:DSDマスタリング 
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
既発売のCD(8.557645)と同音源。SACD仕様になり、ストコフスキーが仕掛
けたオーケストラによるスペクタクルを、重量感のあるサウンドで味わえる
のは音楽ファンにとって幸福でしょう。「音の魔術師」と呼ばれたその編曲
テクニックは、理想的な再生により体験できるのです。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101237(2枚組) \2880
独・仏・英・日本語字幕付き
J.S.バッハ(1685-1750):
クリスマス・オラトリオ(6部全曲、歌詞独語)
(収録:1999年、ワイマール、ヘルダー教会)/スペシャル・フィーチャー
:ドキュメンタリー[「いざ祝え、このよき日を」ガーディナーのバッハ・
カンタータ巡礼の旅/バッハ再訪 ― ザクセンとチューリンゲンのガーディ
ナー]
演奏・歌/ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、
クラロン・マクファーデン(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(アルト)、
クリストフ・ゲンツ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
NTSC方式/画像構成比16:9/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル
5.1、DTS5.1/198分/片面二層ディスク(DVD9) 
TDKから発売されていた映像の移行発売。1999年にドイツのワイマールで収録
され、現在は自主レーベルで継続している「カンタータ全曲シリーズ」の皮切
りとなった演奏。演奏が素晴らしいのはもちろん、ボーナス収録されたドキュ
メンタリーで、ガーディナーのJ.S.バッハに対する思いやこだわり、熱意など
を垣間見ることができます。

102041 \2880
仏・伊・西・日本語字幕付き
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第5集 ― アメリカン・ウェイ(抜粋=ガーシュウィ
ン:ラプソディ・イン・ブルー アイヴズ:祭日-第2番「戦没将兵記念日」
 ケージ:コンストラクション第1「金属で」 カーター:ア・セレブレー
ション・オブ・サム・100×150・ノート フェルドマン:マダム・プレスが
先週90歳で死んだ コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」 ジョン
・アダムズ:ハーモニウム ワイル:舞台音楽「街路の風景」-寂しげな家 
ライリー:インC バーンスタイン:ミュージカル「ウェスト・サイド物語」
-シンフォニック・ダンス)/スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴
/オーディオ・トラック(コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」
― Naxos音源、画面:ピクチャー・ギャラリー)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)
バーミンガム市交響楽団、アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)、
ウェイン・マーシャル(ピアノ)、デボラ・メイ(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック22分)/言語:英・独/片面一層ディスク(DVD5)
シリーズ第5弾は、20世紀音楽史でヨーロッパとまったく違った発展を遂げ
たアメリカの音楽。ラトルがまだ録音していない作品が多く、その意味でも
貴重なドキュメントであり、ガーシュウィンを得意とするウェイン・マーシャ
ルらの共演もうれしいです。

102043 \2880
仏・伊・西・日本語字幕付き
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第6集 ― 目覚めた後(抜粋=R.シュトラウス:4
つの最後の歌 シェーンベルク:ワルシャワの生き残り ブリテン:セレナ
ード ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」 シュトックハウゼン:
グルッペン ブーレーズ:主のない槌(ル・マルトー・サン・メートル)/
スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴/収録されたコンサート演奏
― シュトックハウゼン:グルッペン(客演指揮者ジョン・カールー&ダニ
エル・ハーディングと共に)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)
バーミンガム市交響楽団、バリー・ガヴィン(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック)/言語:英・独/片面一層ディスク(DVD5) 
シリーズ第6弾は第2次世界大戦後の音楽シーンと前衛の時代を総括。中で
もラトルが敬愛する師カールーと、まだデビュー仕立てのハーディングと共
に指揮をする「グルッペン」の映像が珍しく、これら前衛の作品が好きでは
ない方も見て楽しめるでしょう。
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