クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.20-1

2005年10月28日 14時02分03秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC605(SACD-Hybrid) \1250(10月30日までにご注文分の特別価格)
※通常価格 \1980
ベートーヴェン:交響曲第1&2番(原典版)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
バーゼル室内管弦楽団
これまでバロック演奏を中心に爆発的斬新な演奏を続けてきた彼が、数年間も
の研究と実演を繰り返し、今さらに衝撃演奏を私たちに投げかけます。彼が今、
バーゼル室内管弦楽団を指揮というのも驚かれるでしょうが、彼はバーゼル室
内管弦楽団の客演指揮者を5年も務めているのです。最近のバロック指揮者が
演奏するように、ナチュラル・トランペット、ケトル・ドラムを使用するのは
もちろん、ナチュラル・ホルンや、弦楽器の全てにガット弦を張りクラシカル
・ボウ(弓)を使用。また当時の古典的配置はもちろん、ヴァイオリンは6人
&6人の小編成に対して、チェロ4人とコントラバス3人とやや多目の編成のた
め、特に低音楽器群のうねるようなダイナミックとアクセント加えて演奏され
るのが印象的。そして、金管楽器とティンパニの軍楽的で粗野的な荒々しさ、
木管の美しい歌い回し、弦楽の切り込みなど、新発見箇所が多数見出されます。
ベートーヴェンがこの交響曲を作曲するにあたって、C.P.E..バッハとハイドン
の交響曲のユーモアを多く取り入れています。また1番の主題と調性はモーツァ
ルトの「シュピター交響曲」も参考にしたようです。作曲当時2年前までサリ
エリ(イタリア人)に師事していたため、この曲に大きく影響していたとも言
われています。そのイタリア人であるアントニーニが、今までのイタリア古楽
演奏研究の結果も取り入れているようです。更に柔和な考えを持つメンバーに
よる、バーゼル室内管弦楽団の抜群な小回りの効く演奏であることもあって、
その彼の考えを見事なほどに実演してきています。現地批評でも、「最もリズ
ミカルでスリリングな演奏」と絶賛されています。
(2004年11月、2005年1月、ルツェルン大会議場での録音)

OC550 \1400
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
シェーンベルク:ピアノのための組曲 Op.25
アルフレッド・パール(p)
南米チリ出身、クラウディオ・アラウの系譜を継ぐ名手アルフレッド・パール。
既にリリースされているCDでもお分かりの通り、リストの名演が知られている
が、今回はシューベルトとシェーンベルクでその才能の真価を問う。シューべ
ルトの第20番のピアノ・ソナタは、その深遠な内容と堂々たる曲想でベートー
ヴェン以降のピアノ・ソナタの最高傑作の一つとされる作品。かたやシェーン
ベルクの組曲は、彼が12音技法を確立した直後の作品で、古典の形式を踏襲し
ながらも、伝統的な調性には依存しない音列に拠って書かれているもの。

OC531 \1400
【TEMPRA】
カール・オルフと、彼が影響した、 彼に影響された作曲家の合唱作品集
C. Monteverdi/C. Orff :Zwei Chore aus .Orpheus": 「Preist diesen Tag
der Freude」「Froher, lichter Tag」、 H. Genzmer/「Gelassen stieg die Nacht
ans Land」「Tristissima Nox」、Max Reger/aus .8 geistliche Gesange
“op. 138:「Nr. 2 ‐Morgengesang」「Nr. 3‐Nachtlied」、C. Orff/Hermann
Regner:「Frohlicher Ostersang」「Am Weynachtabend」、 Gregorianischer
Choral /C. Orff:「Veni creator spiritus」、 W. Buchenberg/「Veni sancte
Spiritus」「Magnificat」、 Max Reger/「Oster-Motette」:aus .8 geistliche
Gesange“, op. 138:「Nr. 4 ‐ Und unser lieben Frauen Traum」「Nr. 1 ‐
Der Mensch lebet und bestehet」、W. Buchenberg/「Vidi calumnias et
lacrymas」 、Hermann Regner/Alles zu seiner Zeit(sechs Miniaturen fur
gemischten Chor)、C. Orff /Hermann Regner:「Wessobruner Gebet」「Sunt
lacrimae rerum(fur sechsstimmigen Mannerchor)」
ロベルト・ブランク(指揮) カール・オルフ合唱団
Soli: Michael Gann (Tenor), Rudolf Hillebrand (Bariton),
Ulrich Bayerhof (Bass)
このアルバムでは、カール・オルフの作品:編曲(編集)された作品と、彼に
影響を与え、与えた重要な作曲家による合唱作品を収録しました。またこのア
ルバムのコンセプトはそれだけでなく、オルフのラテン語に関する人間的な
バックグラウンドと愛に対する知識、そして"omnia tempus habent"という古
い聖書の引用文を使用。また、--すべてにその時間(人生の悲劇と全体のプロ
グラムの精髄)といったものも取り入れました。また、一過性のもとしてだけ
でなく、このプログラムは日の回と復活祭などの重要なクリスチャンの季節、
五旬節、降臨節、およびクリスマスまで捧げられる作品でもあります。合唱を
やっておられる方々には有名な作品(楽譜も多く出版されている)ですが、
あまり録音のされない作品ばかりを収録してあります。

OC555 \1400
ドヴォルザーク:
交響曲第9番「新世界より」Op95、
「ボヘミア組曲」Op39
イヴァン・アンゲロフ(指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
大好評のアンゲロフの「ドヴォルザーク/交響曲全集」からのシングルカット
です。 特にこの9番は海外でも「非常に哀愁を感じる名演の1つ」と評価され
ております。


<RCA RED SEAL>
74321736642 8枚組 \9600
ドイツ現代音楽集BOX 11
現代音楽マニア必聴のBOX の第11巻めとなります。
今回は分売のお取り扱いはありません
※曲目は、Goodiesまでご請求下さい。





<クッキー&ベアー・レーベル(日本)>
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
3500円(税込定価)
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(1610)
濱田芳通(指揮、コルネット、リコーダー)
ラ・ヴォーチェ・オルフィカ(合唱)、アントネッロ(器楽)
ソプラノ:野々下由香里、高山潤子
テノール:七条信明、春日保人、細川裕介
バス:小田川哲也、春日保人
録音:2005年1月14-17日キラリふじみ
ヨーロッパの教会音楽の歴史のなかでも、最高傑作に数えられるモンテヴェル
ディ《聖母マリアの夕べの祈り》。人気の古楽アンサンブル「アントネッロ」
のリーダー濱田芳通が、日本古楽界を代表するプレーヤーたちと手兵ラ・ヴォ
ーチェ・オルフィカを率いて、自身のライフワークとしている同曲を初録音!
ラテンなテイストあふれる新しい《ヴェスプロ(晩課)》が誕生した。従来の
解釈とは全く異なる、ロック出身のテノール七条信明の歌唱にも注目!
指揮:濱田芳通
桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ
・カントールムに留学。リコーダーを花岡和生、コルネットをブルース・ディ
ッキー、中世理論及びアンサンブルをクロフォード・ヤング、ドミニク・ヴェ
ラールの各氏に師事。コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル≪ラ・フェ
ニーチェ≫、アンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪エリマ≫、ルネ・ヤー
コプス、エンリコ・ガッティ、キース・ブッケ等と共演、ヨーロッパ各地でコ
ンサート及びレコーディング活動を行っている。アンサンブル「アントネッロ」
の主宰者。既にイタリアや日本で多くのCDをリリースし、そのいずれも国内
外雑誌の推薦盤として選ばれるなど、その動向は「日本から発信する古楽の潮
流」(仏・ディアパソン誌より)と国内のみならず海外からも注目されている。
米国ヒストリック・ブラス・ソサイエティー会員。 合唱団≪ラ・ヴォーチェ・
オルフィカ≫指揮者。
ラ・ヴォーチェ・オルフィカ La Voce Orfica
イタリア語で「オルフェオの声」の意味である「ラ・ヴォーチェ・オルフィカ」
は、濱田芳通と彼の音楽に共鳴する人々によって1987年に結成された。95年に
は日本テレビ主催「システィーナ礼拝堂修復記念コンサート in Tokyo」に出
演したほか、99年の第15回公演は「音楽の友」誌で年間ベストコンサートの1
つに選ばれるなど、中世、ルネサンスからバロック時代までの音楽作品の真の
姿を現代に再現することを目的に活動している。





★PentaTone Classics 特別セール★
SACD専門レーベルPentatoneの特別セールを行ないます

価格:1枚 \2380 ※通常価格:\2850(下記2点は特別価格)
PTC 5186 072 \3550
PTC 5186 086 \1280
ご注文締め切り:10月31日(締め切りを過ぎたご注文は通常価格となります)

●新譜 3点
PTC 5186 079(SACD Hybrid Multichannel) \2380
モーツァルト(1756-1791):
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.386b
フルート協奏曲第1番ト長調K.313/285c
バスーン協奏曲変ロ長調K.191/186c
オーボエ協奏曲ハ長調K.271k/314
ヤコブ・スローター(ホルン)、エミリー・バイノン(フルート)、
グスタヴォ・ヌニェス(バスーン)、
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)、
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
来年2006年に生誕250年を迎えるモーツァルト。
現在世界中で最も波に乗っていると言っても過言ではないオーケストラ王国
オランダ。そのオランダを代表する名門オーケストラ“ロイヤル・コンセル
トヘボウ管弦楽団”の首席奏者たちによるモーツァルトの協奏曲集というファ
ン必聴の注目盤がPentatoneよりリリース!
ソリストは日本でもお馴染みのフルート奏者エミリー・バイノンやホルン奏
者のヤコブ・スローターはもちろんのこと、驚異的な音色とテクニックを聴
かせてくれるバス―ン奏者のヌニェス、1998年ジュネーヴ国際音楽コンクー
ル第1位獲得のオーボエ奏者オグリンチュクと豪華絢爛。

PTC 5186 045(SACD Hybrid Multichannel) \2380
ブラームス(1833-1897):
大学祝典序曲op.80
アルト・ラプソディOp.53
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
イヴォンヌ・ナエフ(アルト)、
ハンス・フォンク(指揮)、オランダ放送交響楽団、オランダ放送合唱団
闘病の末、2004年8月29日に63歳という年齢で惜しまれつつもこの世を去った
オランダの名指揮者ハンス・フォンク。病の発症後、1996年から務めていた
セント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任。その後はオランダ放送
響とPentatoneへの録音などの音楽活動を行っていた。
今回収録のブラームス3作品は亡くなる約1年前となる2003年8月18日-21日に
かけて、オランダ・ヒルヴァーサムのMCOスタジオIで行われた最後のセッ
ション録音。
また、音楽監督ハンス・フォンクを失ったオランダ放送交響楽団(オランダ
放送フィルとは別団体)は2005年7月7日に行われたラスト・コンサートを最
後に活動停止、解散となってしまった。
今回リリースとなるディスクは、派手さは無いものの堅実な音楽作りで大き
な支持を集めていたハンス・フォンクがオランダ放送響と共に遺してくれた
“遺産”といっても言い過ぎではないだろう。
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