クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.16-1

2005年10月24日 14時47分27秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \850
8.555994
ルトスワフスキ(1913-1994):
20のポーランドのクリスマス・キャロル集(ソプラノ、女声コーラスと管弦楽
のための)[羊飼いのもとに天使が来た/さあ、お祝いしよう/我らのキリス
トがお生まれになった時/深夜12時過ぎに/神がお生まれになった/我らの愛
しいひと/ベツレヘムへ急げ/飼い葉桶の中に/イエス様は眠る/我らは羊飼
い/お休み、イエス様/さあ、この日こそ/イエス様は可愛い花/おや、おや、
羊飼いたちよ、そこにいたのか/この幼子をどうしよう/さあ、さあ、美しい
マリア様/今日は我らが主の誕生日/羊飼いたちよ、教えておくれ/幼く、と
ても小さい/聖なる淑女マリア様(世界を彷徨って)]/「ラクリモーサ」
(ソプラノ、合唱と管弦楽のための)/5つの歌(カジミシュ・イワコヴィッ
ツの詩による、女声と30の独奏楽器のための)
※ポーランド語歌詞
全曲英語対訳は<http://www.naxos.com/libretti/20carols.htm>にアクセス
してPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/アントニ・ヴィト(指揮)
ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団、
ポーランド放送クラクフ合唱団(合唱指揮:ヴオジミエシ・シエデリック)、
オルガ・パシェチュニク(ソプラノ)、ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)
前衛的作風の作品集が続いたルトスワフスキですが、こんなにも親しみやすい
作品は他にないかもしれません。1946年に編纂された「20のポーランドのクリ
スマス・キャロル集」、1937年に作曲された「ラクリモーサ」(構想中だった
「レクイエム」のために作曲)、1957年に作曲されたやや前衛的な「5つの歌」
を収録しています。

8.557160
特製紙ケース付き
<もろびとこぞりて-クリスマス・キャロル・ヴェリー・ベスト・コレクショ
ン>ダビデの村の馬屋のうちに/神のひとり子/ディンドン、ほがらかに/も
ろびと声上げ/ひいらぎとつたは/星をめざして/み空をはせゆくみ使いたち
よ/コヴェントリ・キャロル/まきびと羊を/さまよいながら物思う/木枯ら
しの風ほえたけり/ゆりかご/喜べ、キリストは生まれたまえり/林檎の木な
るイエス・キリスト/はるか遠くの飼葉桶/きよしこの夜/もろびとこぞりて
/この日、人となりし御子を/あめにはさかえ/神の御子は今宵しも 
※リブレットは付いておりません。
歌・演奏/ドナルド・ハント(指揮)ウスター大聖堂聖歌隊、
ロバート・ストリンガー(トレブル)、
レイモンド・ジョンストン(オルガン)、
アンドリュー・サケット(指揮)チュークスベリー修道院学校合唱団、
ノエル・エジソン(指揮)エローラ・フェスティヴァル・シンガーズ、
マイケル・ブロス(オルガン)、
ジェレミー・サマリー(指揮)オックスフォード・カメラータ
既発売盤からクリスマス・キャロルの名曲を集めたコンピレーションで、紙
製のスリップ・ケース入り。オーソドックスなキャロル集をお求めのお客様
に、自信を持っておすすめできる選曲と歌、そして雰囲気に満ちた定番商品
です。

8.557338
レーガー(1873-1916):<オルガン作品集第6集>
3つのコラール幻想曲-第1番「人はすべて死すべきものなり」/6つのトリオ
/創作主題による序奏、変奏曲とフーガ 嬰へ短調
演奏/マルティン・ヴェルツェル(オルガン……ドイツ、トリーア大聖堂の
ヨハネス・クライス製オルガン(1974年製)使用)
シリーズ第6集の圧巻は、約37分を要する「創作主題による序奏、変奏曲とフ
ーガ」。瞑想的な主題を壮大な変奏で展開し、約5分のフーガで締めるとい
う大作です。全体的に落ち着いたサウンドで、レーガーの真価を味わえる一枚
です。

8.557429
特製紙ケース付き
ブラームス(1833-1897):
交響曲第2番/ハンガリー舞曲集より第1番/第3番/第10番/第17番/
第18番/第19番/第20番/第21番(第1・3・10番はブラームス編、その他
はドヴォルザーク編)
演奏/マリン・オールソップ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
2006年にボーンマス響を率いて来日するオールソップの、ブラームス・シリ
ーズ第2弾。(第1弾:8.557428)オーソドックスなアプローチ+ロンドン・
フィルのゲルマン風音色がミックスした落ち着いた演奏であり、来日公演前
に彼女を広く認知していただくための最適なディスクだと言えます。なお、
オールソップが語るブラームスの交響曲に対するアプローチ(英語)を、イ
ンターネット<http://www.naxos.com/marin/brahms-symphonies>で見るこ
とができます。

8.557478
ドヴォルザーク(1841-1904):<ピアノ独奏曲全集第5集>
ポルカ ホ長調B.3/スコットランド舞曲集ニ短調Op.41/B.74/ユモレスク嬰
ヘ長調B.138/即興曲ニ短調B.129/組曲イ長調Op.98/B.184/2つの小品B.188
演奏/ステファン・ヴェセルカ(ピアノ)
5枚にわたるシリーズの完結編であり、オーケストラ曲としても知られる「ア
メリカ組曲」のオリジナル版や、10代の作品である「ポルカ」など幅広い時期
の作品を収録。ブックレットには演奏者による曲目紹介も収録されています。

8.557538
<イタリアのドラマティック・ラメント集>
モンテヴェルディ(1567-1643):
アリアンナの嘆き/苦しみが甘美なものなら 
ぺーリ(1561-1633):
さまざまな音楽(1-3声のマドリガル集)-泉のように、草原のように/あ
なたの灯から遠くはなれて/もしも私を置いてゆくなら/苦痛よ、私を滅ぼせ
カプスベルガー(c.1575-c.1661):スフェラッニャ/カポナ/パッサカリア
カッチーニ(c.1550-1618):
私は陽をみるだろう/麗しのアマリッリ/新音楽と新表現法(29のアリアと
単声マドリガル)-愛の神よ、何故ためらうのか 
ログニョーノ(? - c.1620):
別れの時(デ・ローレのマドリガーレによる変奏曲)
※伊語歌詞、
英語対訳は<http://www.naxos.com/libretti/italianlament.htm>にアクセ
スしてPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/キャタクースティック・コンソート(2003年度アメリカ古楽コン
クール優勝)[キャサリン・ウェブスター(ソプラノ)、マイケル・レオポル
ド(テオルボ)、ベッキー・バクスター(トリプル・ハープ)、芸術監督:
アンナリーサ・パッパーノ(リローネ、トレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバ)]
有名な「アリアンナの嘆き」にはじまり、低くうなるテオルボの響きと深い
情感を持つ歌が、聴き手を違う世界へと誘ってくれる一枚。2001年に結成さ
れた若手アンサンブルは、無名の作曲家による作品に潜むドラマも露わにし、
「麗しのアマリッリ」などよく知られた作品にも別の光を当てています。

8.557578
<日暮れて四方は暗く-賛美歌名曲集>
伝承曲: 地上に住む者はみな/栄光の王よ、平和の王よ/汝見張りびとたちよ
/生けるもの全て/人の目には見えねども/主を称えよ、全能の創造主よ/
おお、こぞりて歌う何千もの舌/パリー(1848-1918): 親愛なる主よ、人の父
/いにしえ、かのみ足は(エルサレム)/ハウエルズ (1892-1983): 神への
希望は揺るがじ/アーヴィン(1836-1887): 主はわが牧者/グレートレックス
(1813-1858): 私の魂よ、告げよ/パーセル(1659-1695): 岩なる主イエスを
/ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): 神の慈悲よ、来たれ/W.H.モンク
(1823-1904): 日暮れて四方は暗く/プリチャード(1811-1887): アレルヤ、
イエスに歌え/ダーウォール(1731-1789): 汝ら、聖なる天使の光/アイアラ
ンド(1879-1962): 我が歌は知られざる愛/ダイクス(1823-1876): 聖なる、
聖なる/テイラー(1907-92): 栄えに満ちたる/ゴス(1800-1880): たたえよ、
王なるわれらの神を/ゴーントレット(1805-1876): おお、主をほめまつれ
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/englishhymns.htm>にアクセス
してPDFファイルをダウンロード。 録音・編集(24 bit)
歌・演奏/ティモシー・バイラム=ウィッグフィールド(指揮)
ウィンザー城、聖ジョージ教会合唱団、マーロゥ・ブラス・アンサンブル
イギリス国教会の有名な賛美歌を、エリザベス女王の居城であるウィンザー
城の聖歌隊が歌うという、由緒正しい一枚。パリー、ハウエルズ、パーセル、
ヴォーン・ウィリアムズなどの作品も含まれており、伴奏もオルガンではな
くブラス・アンサンブル。王室行事を思わせる厳粛な雰囲気が見事です。

8.557643
<英国歌曲シリーズ第14集>
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
旅の歌/命の家/リンデン・リー/フレデゴンド・ショーヴによる4つの詩 
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/englishsongs14.htm>にアクセ
スしてPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
「旅の歌」「命の家」という代表的な2つの歌曲集、アンコール・ピースと
して歌われることも多い「リンデン・リー」など、この作曲家のベスト歌曲
選集とも言うべき1枚。リリカルなバリトンによるイギリスらしいサウンド
です。24bit録音・編集。

8.559253
バウアー(1882-1955):
アフリカの主題によるラメント(M.バーンスタインによる管弦楽編曲)/オ
ーボエ、クラリネットと弦楽のためのコンチェルティーノ/トリオ・ソナタ
第1番(フルート、チェロとピアノのための)/弦楽のための交響的組曲/
オーボエとクラリネットのための二重奏曲/アメリカの若者の協奏曲
演奏/ディアナ・アンバッハ(指揮、ピアノ)
アンバッハ室内管弦楽団&アンサンブル
ナディア・ブーランジェに師事し、抒情的な作風の曲を多数残した女性作曲
家。フランスやイギリス音楽の雰囲気も持ち合わせ、コープランドの持つ抒
情性にも共通点を見出せます。ほぼ無名ながら、一度聴いたらとりこになる
聴き手も多いでしょう。

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05-10 No.16-2

2005年10月24日 14時46分46秒 | Weblog
8.559255
W.シューマン(1910-1992):
交響曲第7番/交響曲第10番「アメリカのミューズ」
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)シアトル交響楽団
バーンスタインやスラットキンをはじめ、アメリカの指揮者とオーケストラ
なら必ずレパートリーに入れているほど有名なウィリアム・シューマンの作
品。交響曲シリーズ第2弾(第1弾:8.559254)は、ボストン響創立75周年の
ために作曲され、1960年にミュンシュの指揮で初演された第7番、そして
1976年にドラティ指揮のワシントン・ナショナル響が初演した第10番です。

8.559410
<ハヌカのお祝い>
ゴールドスタイン:
ろうそくを灯して行う祝祷(リンド、アンシス、ロヴナーによるメロディに
基づく) 
H.アドラー:我らが灯した光 
ミラー:マオズ・ツール(岩の砦よ) 
S.アドラー:奇跡を祝って/自由の炎 
ロウ:小さな灯火 
ジルバーツ:ハヌカの灯火 
フロム:ハヌカ・マドリガル(誰が語り、表現することが出来る) 
アンシス:神殿清めの賛美歌 
シャティン:ドライデルをまわせ 
オルシャネツスキー:アドナイ・ツハラヌ 
イサークソン:偉大な奇跡の姿 
※ヘブライ・英・イディッシュ語による歌唱、英語対訳付き、ヘブライ語・
イディッシュ語の歌詞は付いていません。
歌・演奏/ニール・レヴィン(指揮)コロ・ヘブラエイコ、
サイモン・スピロ(カントール)、
ティム・コック(指揮)カロライナ室内合唱団、チョウ・チン(ピアノ)、
ベンジョン・ミラー(カントール)、アバ・ボギン(ピアノ)、
ロドニー・ウィンザー(指揮)
シンシナティ大学音楽学部ウィンド・シンフォニー、
サミュエル・アドラー(指揮)ロチェスター・シンガーズ、
ロナルド・コープ(指揮)新ロンドン児童合唱団、スコラ・ヘブラエイカ、
モシェ・ハシェル(カントール)、南ミシシッピ大学サザン・コラール
クリスマスと同時期に行われるユダヤ教の祭り「ハヌカ」。紀元前、ギリシャ
の異教徒に侵略されたエルサレムの宮殿を解放したという出来事を祝います
が、それに関連した民謡や歌曲なども多数。なかなか日本では紹介されない、
そうした作品を集めた一枚であり、アメリカ音楽の一面を垣間見ることがで
きます。

8.559432
<ユダヤ人の作曲家による舞台の歌曲集第2集 ー セクンダ、オルシャネツ
スキーと仲間の作曲家たち>
セクンダ(1894-1974):
素敵なあなた/私のユダヤの少女/クレズマーよ、フィドルを弾いておくれ
/ユダヤの歌
オルシャネツスキー(1892-1946):
あなたを愛しすぎている/あなたを見ただけで/善き家庭/それっていつの
こと今すぐ言って/幸福/木の下で/恋をしたんだ 
ジロッド(1879-1930):過越しの祭りの女王 
ピールムター(1859-1953)&ヴォール(1877-1936):コロンブス万歳 
トリリング(1895-1947):あなたといっしょなら 
ヴォール:スルーツアイ/ヴェルベットとシルク 
作者不詳:ハドルとシュトルーデル 
※イディッシュ語による歌唱、歌詞の英語対訳付き。
歌・演奏/サイモン・スピロ(テノール)、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ブルース・アドラー(テノール)、
ロバート・アベルソン(バリトン)、
ジョアンヌ・ボーツ(メゾ・ソプラノ)、
ロバート・ブロック(テノール)、
ベンジョン・ミラー(テノール)、
デヴィッド・クラカウアー(クラリネット)、
エリ・ヤッフェ(指揮)
ウィーン室内管弦楽団、
バルセロナ交響楽団&カタロニア国立管弦楽団
珍しい舞台作品の歌曲を集めたシリーズ第2弾。1910年代よりニューヨーク
で活躍し、ブロッホらに師事したセクンダ。ロシアのオペレッタ・カンパニ
ーで活躍後、1920年代にアメリカへと移住したオルシャネツスキー。2人を
中心とした、アメリカ音楽の深層とも言える一枚です。詳細な作曲家のバイ
オと各曲の解説付き。

8.559442
<「創世記」組曲(パトリック・ラスによる管弦楽再構成)>:
シェーンベルク(1874-1951):前奏曲 
シルクレット(1889-1982):天地創造 
タンスマン(1897-1986):アダムとイヴ 
ミヨー(1892-1974):カインとアベル 
カステルヌォーヴォ=テデスコ(1895-1968):洪水 
トッホ(1887-1964):誓約(虹) 
ストラヴィンスキー(1882-1971):カンタータ「バベル」
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)ベルリン放送交響楽団、
エルンスト・ゼンフ合唱団(ジーグルト・ブラウンス合唱指揮)、
トヴァ・フェルドシャー(語り)、バーバラ・フェルドン(語り)、
デイヴィッド・マーグリース(語り)、フリッツ・ウェーヴァー(語り)、
アイザイア・シーファー(語り) 
アメリカ西海岸在住の名だたる作曲家を中心に、音楽と語りで旧約聖書の世
界を展開していくというドラマティックなプロジェクト。かつて米RCAとキャ
ピトルの録音があったものの、今回の録音は紛失していた自筆スコアが見つ
かるなどして、初めてその全貌が明らかになったもの。作曲の経過、曲目の
解説などは充実しており、英語の勉強(リスニング)にも適しています。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.110272
<ザ・ジーリ・エディション第11集 -ミラノ・ベルリン・ローマ録音集
1941-1943>
チレア:歌劇「アルルの女」-ありふれた話(フェデリーコの嘆き) 
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」-ああマノン、お前の愚かさが 
マスカーニ:
歌劇「ロドレッタ」-フランツが言うなら…ああ、もし彼女を見つけ出せれば
/歌劇「イザボー(イサベオ)」-小さな鳩ではない!…我が叫びを聴き賜え
/同-そして輝かしい神の創造物がやって来る 
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」-ある日青空をながめて 
ヴェルディ:
歌劇「運命の力」-地獄と不幸の人生/同-おお、天使のようなレオノーラ 
ミリテッロ:灰緑色の子守唄/愛 
タリアフェリ&N.ヴァレンテ:情熱(ナポリ方言歌詞) 
チョッフィ:3本の薔薇(ナポリ方言歌詞)/五月の一夜(ナポリ方言歌詞)
ビゼー:
歌劇「カルメン」-なんという眼差し!…きかせておくれ、おふくろの話/
同-私と一緒にいるあなたの母…あなたの母を見た 
ナルデッラ:兵士(ナポリ方言歌詞)  
V.ヴァレンテ:愛し過ぎて(ナポリ方言歌詞) 
オリヴィエーリ:わずかな薔薇 
レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」-ごめんなさって、善男善女の皆様 
ミレッカー:オペレッタ「従軍僧」-ただの夢、だけど消えゆく泡 
ビクシオ:映画狂い/おお教えておくれ、春よ (録音:1941-1943年、ミラ
ノ、ベルリン、ローマ) 
※リブレットは付いておりません。表記以外伊語歌詞です。
歌・演奏/ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、
ウンベルト・ベレットーニ(指揮)ミラノ・スカラ座管弦楽団、
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指揮)プロイセン国立管弦楽団、
ルイージ・リッチ(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団、他 
マーク・オバート=ソーン復刻。Romophoneレーベルのために復刻された音源
を使い、可能な限りノイズ除去やピッチ修正を施した最高レヴェルの復刻。
「シングルズ」と呼ばれるアリアやカンツォーネを歌ったSPには、全身全霊
で1曲1曲を歌い上げるジーリのパワーが満ちあふれています。

8.110305
ボッケリーニ(1743-1805):
チェロ協奏曲第9番G.482(編曲:グリュッツマッハー)
(録音:1938年5月2日、ロンドン) 
ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲第2番(編曲:ジュヴァール)-第1・第2楽章
(録音:1945年10月15日、ロンドン) 
エルガー(1857-1934):チェロ協奏曲(録音:1945年10月14日、ロンドン)
ブルッフ(1838-1920):コル・ニドライ(録音:1936年11月27日、ロンドン)
演奏/パブロ・カザルス(チェロ)、
ランドン・ロナルド(指揮)ロンドン交響楽団、
エードリアン・ボールト(指揮)BBC交響楽団 
ウォード・マーストン復刻。今なお、多くのチェリストや音楽ファンが聴き
続ける録音であり、複数のレーベルから復刻されている名演。ボッケリーニ
とハイドンは原典版楽譜の出版により骨董品的な位置づけになっていますが、
一時代の証言として貴重な記録でもあります。

8.111020-21(2枚組)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
(録音:1953年10月13日-17日、ウィーン) 
※リブレットは付いておりません 歌詞は独語です。
演奏/マルタ・メードル(ソプラノ)、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)、
ゴットロープ・フリック(バス)、
オットー・エーデルマン(バス)、
アルフレート・ペル(バリトン)、
セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)、
ルドルフ・ショック(テノール)、
アルウィン・ヘンドリックス(テノール)、
フランツ・ビェルバッハ(バス)、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団 
マーク・オバート=ソーン復刻。EMIによる歴史的録音であり、ライヴ・レコ
ーディングならではの燃焼が真に迫ったドラマを生んでいる稀代の名演とし
て有名です。この復刻は、状態の良好な初期盤LPをソースにしたもので、オ
バート=ソーンならではの丁寧な仕事により新しい評価を与えられるでしょ
う。
独語歌詞はウェブサイト<http://www.naxos.com/libretti/fidelio.htm>で

8.111055
<ワンダ・ランドフスカ:ハープシコード音楽の珠玉&ポーランド古来の舞
曲集>
J.S.バッハ:幻想曲BWV.919 
D.スカルラッティ:
ソナタ ニ長調K.443/L.418/P.376/ソナタ ニ短調K.32/L.423/P.14 
シャンボニエール:サラバンド ニ短調 
ラモー:
皇太子妃/歌劇「優雅なインドの国々」-2つのポロネーズのためのエア・グ
ラーヴェ 
F.クープラン:神秘的なバリケード/女道化師/ポーランド風の歌 
クロフト(パーセル作):グラウンド 
作者不詳:ナイチンゲール 
ヘンデル:エアと変奏「調子のよい鍛冶屋」 
モーツァルト:
ロンドK.485/ロンド「トルコ風」(トルコ行進曲)/メヌエットK.355(576b)
ヴィヴァルディ(J.S.バッハ編曲):協奏曲第1番 
オギンスキ(ランドフスカ編曲):ポロネーズ「祖国への別れ」 
ポロナイス(ランドフスカ編曲):ガイヤルド 
ランドフスカ:オーヴェルニュのブレー/跳躍(結婚式の民謡) 
カト(ランドフスカ編曲):ポーランド舞踏病 
オギンスキ(ランドフスカ編曲):
ポロネーズ 17世紀の3つのポーランド舞曲集 
ショパン:マズルカ第34番 
(録音:1946年、ニューヨーク、1951年、コネティカット州レイクヴィル)
演奏/ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード) 
マーク・オバート=ソーン復刻。20世紀のハープシコード演奏における礎を
作ったランドフスカが、米RCAに録音した演奏。2つのレコードから選曲され
たセレクションですが、モーツァルトやショパンの曲などが今となっては珍
しく、再評価のきっかけになる一枚です。

8.111124-26(3枚組)
ムソルグスキー:
歌劇「ホヴァーンシチナ」(リムスキー=コルサコフ補筆完成)/ボーナス
・トラック:「ホヴァーンシチナ」より3つの抜粋/ムソルグスキーの歌曲
選集(録音:[全曲]1946年、レニングラード、[抜粋]1935-1951年)
歌・演奏/[全曲]ボリス・フレイドコフ(バス)、マルク・レイゼン(バス)
ウラディミール・ウリヤーノフ(テノール)、
イヴァン・シャスコフ(バリトン)、ヤコフ・ミシェンコ(テノール)、
ラフレンティ・ヤロシェンコ(バス)、
ボリス・ハイキン(指揮)
レニングラード・キーロフ劇場管弦楽団・合唱団、他 
[抜粋]ナジェージダ・オボウホーヴァ、パーヴェル・アンドレイエフ、他
[歌曲]マルク・レイゼン、ソフィア・プレオブラチェンスカヤ、フョード
ル・シャリアピン、イーゴリ・ゴリン、他 
ウォード・マーストン復刻。今や貴重な歴史の遺産となってしまった旧ソヴィ
エト連邦時代の録音であり、現在のキーロフ歌劇場ファンにも往年の素晴ら
しさを実感していただける記録。首席指揮者ハイキンのもと、当時の歌手陣
による歌には圧倒されるばかり。さらにはボーナスの歌曲集でもシャリアピ
ンをはじめとする貴重な記録をお楽しみいただけます。

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05-10 No.16-3

2005年10月24日 14時45分58秒 | Weblog
<MARCO POLO>
8.225308-09(2枚組) \2960
フェルステル(1859-1951):歌劇「エヴァ」 
※リブレットは付いておりません。歌詞はチェコ語です。
歌・演奏/イヴェタ・イルジコヴァー(ソプラノ)、
コスティアンティン・アンドレイエフ(テノール)、
デニサ・ハマロヴァー(メゾ・ソプラノ)、
イーゴリ・タラソフ(バリトン)、
エリザベス・バットン(メゾ・ソプラノ)、
ローランド・ダヴィット(バリトン)、
ヤロスラフ・キズリンク(指揮)クラクフ・フィルハーモニック管弦楽団、
ウェクスフォード音楽祭歌劇合唱団(ルボミール・マートル合唱指揮) 
マルコポーロの定番シリーズとなりつつある、ウェクスフォード音楽祭での
ライヴ。チェコの作曲家フェルステルによる男女の悲恋を描いたオペラであ
り、人間ドラマ風の作品。スロヴァキア国立劇場の指揮者キズリンクをはじ
め、この作品にふさわしい歌手陣がそろっています。24bit録音。


<CPO>
777008-2 \1980
テュイレ(トゥイレ)(1861-1907):ピアノ協奏曲ニ長調/交響曲ヘ長調
演奏/アラン・フランシス(指揮)
ボルツァーノ&トレント・ハイドン管弦楽団、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
イタリアのボルツァーノに生まれ、R・シュトラウスに会ったことで作曲家
としての道が開かれたテュイレ(トゥイレ)。メンデルスゾーンやショパン
の作風を思わせるピアノ協奏曲は、1882年の作品。1886年にR・シュトラウ
スが初演の指揮をした交響曲と共に、この作曲家の存在を伝える貴重な録音
です。

777085-2 \1980
ガーソン(1790-1825):序曲ニ長調/交響曲変ホ長調 
クンツェン(1761-1817):交響曲ト短調
演奏/ラース・ウルリク・モーテンセン(音楽監督)
コンチェルト・コペンハーゲン
デンマークの古典派音楽および交響曲の歴史に欠かせない、2人の作曲家に
よる秀作。どちらも典型的なウィーン楽派のスタイルであり、ハイドンやモ
ーツァルトと同時代の才能を知るチャンスです。

777097-2(2枚組) \3960
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):
歌劇「太陽の炎」(ライブ録音:2003年)
歌・演奏/ロマン・トレケル(バリトン)、
ミカエラ・シュナイダー(ソプラノ)、
リヒャルト・ブルンナー(テノール)、
ユルゲン・トレケル(バス)、
ニールズ・ギーゼッケ(テノール・ブッフォ)、
エヴァ・バトリ(ソプラノ)、
ウルリケ・シュナイダー(アルト)、
ウルリヒ・シュテューダー(バリトン)、
ロジャー・エップル(指揮)ハレ歌劇場管弦楽団・合唱団
1912年に作曲された8番目のオペラであり、その後初演されてから1979年に
蘇演。2002年にハレ歌劇場で完全な全曲が上演されたという曰く付きの作品。
父が得意としていた騎士ものであり、13世紀ビザンティン帝国を舞台にした
壮大な歴史劇です。日本でも人気が上昇したトレケルが好演。

777104-2(SACD-Hybrid) \2550
アイプラー(1765-1846):交響曲第1番/交響曲第2番/序曲
演奏/ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)ジュネーヴ室内管弦楽団
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
1790年代後半に作曲された2つの交響曲は、同時発売のゲルソン&クンツェ
ンによる交響曲同様に、ウィーン古典派を形成してハイドンやモーツァルト
の後継者的役割を果たす存在。モーツァルトと親しかったこともあり、
2006年のモーツァルト・イヤーで脚光を浴びる作曲家になるかもしれません。

777168-2(SACD-Hybrid) \2550
アカペラの楽しみ:オーストリアとスロヴェニアの27の本格的民謡集
歌・演奏/シュニットプンクトヴォーカル男声四重合唱団、
クヴァルテットVITA
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
カウンター・テノールのペーター・パウムガルテンを中心とした声楽アンサ
ンブルが、アルプス地方とスロヴェニアの民謡を歌う、合唱および声楽アン
サンブル・ファン必聴の一枚。中部ヨーロッパの民謡を集めた録音は意外に
少なく、その意味でも貴重です。

777170-2 \1450
ツァイスル(1905-1959):<歌曲集>
ホルツ、ハルトレーベン、ビールバウム、シャウカル、ベーム、フライシュ
レン、ゲーテ、ヘルマン、シュラーフ、ブッシュ、ニーチェ、アイヒェンド
ルフ、レッシング、ギルム、リンゲルナッツ、パウルゼン、モルゲンシュテ
ルンの詩と「少年の魔法の角笛」による28の歌曲集
歌・演奏/ヴォルフガング・ホルツマイアー(バリトン)、
コート・ガーベン(ピアノ)
ユダヤ人であるがゆえに、コルンゴルトらと同じくナチの台頭によってアメ
リカ西海岸へと亡命したツァイスル。しかしながらここに収録された歌曲集
はウィーン時代の産物であり、ストレートな後期ロマン派の表現によるもの。
ホルツマイアーとガーベンという確かな再現者を得たからこそ実現した歌曲
集です。


<NAXOS SACD>
6.110095(SACD-Hybrid) \2180
<クリスマス・コーラル・スペクタキュラー>
作者不詳:
ディンドン、ほがらかに/コヴェントリ・キャロル/幼少の王/伝承曲:ひ
いらぎ飾ろう/もみの木/ああ小さきベツレヘムの町よ/幼きイエス、愛ら
しく眠り/グロスターの乾杯/マリアはみどり子を授かった/伝J.F.ウェイ
ド:神の御子は今宵しも/ブレイナー: 我らに男の子が生まれた/羊飼いら
はほめたたえ/グルーバー:きよしこの夜(編曲:ブレイナー) 
※ラテン・英語歌詞付き
演奏/ペーテル・ブレイナー(指揮)
ボーンマス交響楽団、
ボーンマス交響合唱団(合唱指揮:ナイジェル・ペリン)、
マーガレット・バーデット(ソプラノ)、
セシリー・アトキンソン(アルト)、
リントン・アトキンソン(テノール)、
ジョナサン・プレンティス(バス)
制作方式:DSDマスタリング 
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、
2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネル
で収録)
クリスマスを音楽で楽しく演出したい!という方には、ぜひおすすめしたい
一枚。ブレイナーによるアレンジはゴージャスなオーケストラ・サウンドに
コーラスが加わり、誰もが口ずさめる名曲のオン・パレード。これぞ、一家
に一枚の名盤です。もちろんサウンドも広がりがあり、オーディオ・ファン
にもおすすめです。

6.110101(SACD-Hybrid) \2180
ストコフスキー:<管弦楽編曲集>
ムソルグスキー(1839-1881):
交響詩「はげ山の一夜」/歌劇「ホヴァーンシチナ」-第4幕への間奏曲/
歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」の交響的合成/組曲「展覧会の絵」 
チャイコフスキー(1840-1893):
2つの小品-第2番「ユモレスク」/ラトガウスの歌詞による6つの歌-再び、
前のように、ただひとり 
ストコフスキー(1882-1977):スラヴの伝統的クリスマス音楽
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)ボーンマス交響楽団
制作方式:DSDマスタリング 
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
既発売のCD(8.557645)と同音源。SACD仕様になり、ストコフスキーが仕掛
けたオーケストラによるスペクタクルを、重量感のあるサウンドで味わえる
のは音楽ファンにとって幸福でしょう。「音の魔術師」と呼ばれたその編曲
テクニックは、理想的な再生により体験できるのです。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101237(2枚組) \2880
独・仏・英・日本語字幕付き
J.S.バッハ(1685-1750):
クリスマス・オラトリオ(6部全曲、歌詞独語)
(収録:1999年、ワイマール、ヘルダー教会)/スペシャル・フィーチャー
:ドキュメンタリー[「いざ祝え、このよき日を」ガーディナーのバッハ・
カンタータ巡礼の旅/バッハ再訪 ― ザクセンとチューリンゲンのガーディ
ナー]
演奏・歌/ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、
クラロン・マクファーデン(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(アルト)、
クリストフ・ゲンツ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
NTSC方式/画像構成比16:9/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル
5.1、DTS5.1/198分/片面二層ディスク(DVD9) 
TDKから発売されていた映像の移行発売。1999年にドイツのワイマールで収録
され、現在は自主レーベルで継続している「カンタータ全曲シリーズ」の皮切
りとなった演奏。演奏が素晴らしいのはもちろん、ボーナス収録されたドキュ
メンタリーで、ガーディナーのJ.S.バッハに対する思いやこだわり、熱意など
を垣間見ることができます。

102041 \2880
仏・伊・西・日本語字幕付き
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第5集 ― アメリカン・ウェイ(抜粋=ガーシュウィ
ン:ラプソディ・イン・ブルー アイヴズ:祭日-第2番「戦没将兵記念日」
 ケージ:コンストラクション第1「金属で」 カーター:ア・セレブレー
ション・オブ・サム・100×150・ノート フェルドマン:マダム・プレスが
先週90歳で死んだ コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」 ジョン
・アダムズ:ハーモニウム ワイル:舞台音楽「街路の風景」-寂しげな家 
ライリー:インC バーンスタイン:ミュージカル「ウェスト・サイド物語」
-シンフォニック・ダンス)/スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴
/オーディオ・トラック(コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」
― Naxos音源、画面:ピクチャー・ギャラリー)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)
バーミンガム市交響楽団、アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)、
ウェイン・マーシャル(ピアノ)、デボラ・メイ(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック22分)/言語:英・独/片面一層ディスク(DVD5)
シリーズ第5弾は、20世紀音楽史でヨーロッパとまったく違った発展を遂げ
たアメリカの音楽。ラトルがまだ録音していない作品が多く、その意味でも
貴重なドキュメントであり、ガーシュウィンを得意とするウェイン・マーシャ
ルらの共演もうれしいです。

102043 \2880
仏・伊・西・日本語字幕付き
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第6集 ― 目覚めた後(抜粋=R.シュトラウス:4
つの最後の歌 シェーンベルク:ワルシャワの生き残り ブリテン:セレナ
ード ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」 シュトックハウゼン:
グルッペン ブーレーズ:主のない槌(ル・マルトー・サン・メートル)/
スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴/収録されたコンサート演奏
― シュトックハウゼン:グルッペン(客演指揮者ジョン・カールー&ダニ
エル・ハーディングと共に)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)
バーミンガム市交響楽団、バリー・ガヴィン(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック)/言語:英・独/片面一層ディスク(DVD5) 
シリーズ第6弾は第2次世界大戦後の音楽シーンと前衛の時代を総括。中で
もラトルが敬愛する師カールーと、まだデビュー仕立てのハーディングと共
に指揮をする「グルッペン」の映像が珍しく、これら前衛の作品が好きでは
ない方も見て楽しめるでしょう。

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05-10 No.16-4

2005年10月24日 14時45分02秒 | Weblog
<OPUS ARUTE DVD>
OA0938D(2枚組) \4750
ラモー(1683-1764):
歌劇「遍歴騎士」(仏語歌詞)(ライヴ収録:2004年、パリ、シャトレ座:
パリ音楽劇場)/エクストラ・フィーチャー[「バロックはロックだ!」(ラ
イナー・E・モリッツによるドキュメンタリー・フィルム)/オペラ概要/
キャスト・ギャラリー]
歌・演奏/トピ・レーティプー、ステファニー・ドゥストラック、フランソ
ワ・ピオリーノ、サンドリーヌ・ピオー、ロラン・ナウリ、ルネ・シレール、
エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、クレテーユ&ヴァル-ド-マルヌ県サント
ル・コレオグラフィーク、ダンス・カンパニー:モンタルヴォ=エルヴュ、
ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン(管弦楽・合唱)、
ジョゼ・モンタルヴォ&ドミニク・エルヴュ振付、ジョゼ・モンタルヴォ演出
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ/204分/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9) 
ラモーの最晩年にパリで作曲されたオペラであり、華やかな過去の作品と一
変して現実的な題材(権力闘争など)を扱い、初演は残念ながら失敗に終わ
りました。クリスティとレザール・フロリサンを中心としたこの蘇演は、充
実した歌手陣のせいもあって見事な再現であり、バロック・オペラ・ファン
は必見のおもしろさです。

OA0939D \2850
<ミケランジェリ・プレイズ・ベートーヴェン>
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第3番/ピアノ・ソナタ第32番 
ガルッピ(1706-1785):ソナタ ハ長調 
D.スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ ハ短調K.11/L.352/ソナタ ハ長調K.159/L.104/ソナタ イ長調K.322
/L.483/ソナタ ロ短調K.27/L.449/P.83 
(収録:1962年、イタリア、トリノ、イタリア放送協会)
演奏/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:LPCMモノラル/84分/片面二層ディ
スク(DVD9)) 
ベートーヴェン、ガルッピ、D.スカルラッティと、ミケランジェリが得意と
する作曲家が並び、繊細なタッチが映像で確認できる貴重な映像。演奏家と
しても絶頂期であり、魔法が立ち上がるかのような音楽は、映像を伴ってさ
らに神秘的な雰囲気を漂わせるでしょう。


<EURO ARTS DVD>
2054248 \2700
<ヨハン・シュトラウス ― ダンスと夢 ― >
ダンス・パフォーマンス「ウィーンの夜」(ランナー:饗宴ポロネーズ/ワ
ルツ「シューンブルンの人びと」 J.シュトラウスI世:ワルツ「ローレライ、
ラインの調べ」/ギャロップ「カチューシャ」/ラデツキー行進曲 J.シュト
ラウスII世:ハンガリー万歳(ポルカ・シュネル)/オペレッタ「ジプシー
男爵」-ジプシーの歌「みすぼらしく誠実な」/踊りのグシュタンツル/トリ
ッチ・トラッチ・ポルカ(ポルカ・シュネル)/ワルツ「美しき青きドナウ
に」 ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「とんぼ」)
(収録:2004年11月29日-12月1日、ウィーン)
ドキュメンタリー・ドラマ「ワルツ王」(レスリー・ギャレットの紹介による)
歌・演奏/レスリー・ギャレット(ソプラノ)、マスターズ・ウィーン・ワ
ルツ・ダンス・アンサンブル、ウィーン・アカデミー、アルフレッド・エシュ
ヴェ(指揮)、デーヴィッド・チャールズ・アベル(指揮)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ/120分
(「ウィーンの夜」:60分、「ワルツ王」:60分)/独・仏語字幕付き(ナ
レーションは英語)/片面二層ディスク(DVD9)
人気歌手レスリー・ギャレットをフィーチャーした楽しいパフォーマンスと
ドキュメンタリー・ドラマで、ウィンナー・ワルツの素晴らしさを味わえる
一枚。ニュー・イヤー・コンサートの時期だけに、お客様の関心が高まるの
も間違いありません。

2054518 \2700
J.S.バッハ(1685-1750):
ミサ曲 ロ短調 BWV.232(ラテン語歌詞)
ボーナス・フィルム :バッハとロ短調ミサ曲(ヘルベルト・ブロムシュテッ
トによる紹介)
(ライヴ収録:2005年5月8日、ドイツ、ライプツィヒ、聖トーマス教会
[ライプツィヒ・バッハ音楽祭2005])
演奏・歌/ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
ゲヴァントハウス室内合唱団(モーテン・シュルト=イェンセン:合唱指揮)
ルート・ツィーザク(ソプラノ)、アンナ・ラーション(アルト)、
クリストフ・ゲンツ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/138分(ミサ曲:117分、ボーナス:21分)/ラテン
・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
円熟期真っ只中のブロムシュテットが、手兵であり作曲者とゆかりの深いオ
ーケストラを指揮した、非常に意義深い一枚。歌手陣も充実しており、ピリ
オド楽器による演奏がメインになっている現在、あらためて現代風の演奏に
スポットを当てる名演の誕生だと言えるでしょう。

2054538 \3450
ヘンデル(1685-1759):
歌劇「アグリッピーナ」(伊語歌詞)
(ライヴ収録:1985年5月1日-4日、ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロ
ココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭])
演奏・歌/アルノルト・エストマン(指揮)
ロンドン・バロック・プレイヤーズ、ギュンター・フォン・カンネン、
バーバラ・ダニエルズ、デーヴィッド・キューブラー、ジャニス・ホール、
クラウディオ・ニコライ、ウルリヒ・ヒールシャー、エーバーハルト・カッツ
カルロス・フェラー、トーマス・ブレムザー、ミヒャエル・エルプ、
ミヒャエル・ハンペ(演出)
NTSC方式/画像構成比4:3fullscreen/音声方式::PCMステレオ、ドルビ
ー・デジタル5.1、DTS5.1/154分/伊・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディ
スク(DVD9)
イギリスへとわたる直前にヴェネツィアで初演されたオペラであり、当時の
イタリア・オペラ様式を知る最適な作品。「胸騒ぎが私を苦しめる」などの
名アリアがあるものの全曲上演(演奏)は珍しく、ドロットニングホルム宮
廷歌劇場の指揮者として知られるエストマンらの上演は、バロック音楽ファ
ンにとって貴重でしょう。

2054578 \2700
モーツァルト(1756-1791):<弦楽四重奏名曲集>
弦楽四重奏曲第14番/弦楽四重奏曲第19番「不協和音」/弦楽四重奏曲第21番
「プロイセン王四重奏曲第1番」/セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナ
ハトムジーク」] /ボーナス:舞台裏(静止画) 
(収録:2005年5月11日-13日、ドイツ、ザクセン州、ラメナウ城)
演奏/ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、シュテファン・アデルマン(コント
ラバス……セレナード)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/102分/片面二層ディスク(DVD9)
弦楽四重奏をじっくりと味わえ、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の妙技とア
ンサンブルを映像で見られる、モーツァルト・ファン、室内楽ファンにおす
すめの一枚。古城での収録が独特の雰囲気を醸し出しており、落ち着いて楽
しめる映像になっています。

2054618 \2700
<メニューイン・プレイズ・メンデルスゾーン&ブラームス、サラサーテ、
バッジーニのアンコール集>
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調/ブラームス:ハンガリー舞
曲集(J.ヨアヒム編曲)-第4番/第5番 サラサーテ:スペイン舞曲集-
第1番 「マラゲーニャ」/第2番「ハバネラ」 バッジーニ:ワルツ「カラ
ブレーゼ」
ボーナス・フィルム:ハリウッドのヴァイオリニスト(ユーディ・メニュー
イン、ハンフリー・バートンと語る)/アンコール集について(ユーディ・
メニューイン、ハンフリー・バートンと語る) 
(収録:メニューイン・プレイズ・メンデルスゾーン……1947年、ハリウッ
ド、チャーリー・チャップリン・スタジオ、ボーナス・フィルム……1997年、
ワルシャワ)
演奏/ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
アンタル・ドラティ(指揮、ピアノ)、ハリウッド交響楽団、
アドルフ・ボーラー(ピアノ)
NTSC方式/画像構成比4:3fullscreen/音声方式::PCMステレオ/91分
(演奏:44分、ハリウッドのヴァイオリニスト:36分、アンコール集につい
て:11分)/独・仏語字幕付き(ナレーションは英語)/片面二層ディスク
(DVD9)
1940年代の颯爽としていたメニューインが見られる一枚であり、アメリカで
の人気が高まっていたドラティの映像も貴重。フルトヴェングラーとの共演
録音と同時期だけに、充実した演奏の記録として、20世紀ヴァイオリニスト
史を語る上での不可欠な存在となりそうです。滋味のあるトークも感動もの
です。


<NAXOS JAZZ LEGEND>
8.120739 \850
ウディ・ハーマン:第3集「ザ・サンダリング・ハード」オリジナル・レコ
ーディングス 1945-1947
[Apple Honey / Bijou(Rhumba a la Jazz) / Caldonia / Goosey Gander /
Northwest Passage / The Good Earth / Your Father's Moustache / Wild
Root / Panacea / Blowin' Up a Storm / Mabel! Mabel! / Steps / Igor
/ Lady MacGowan's Dream / Summer Sequence, Parts 1-4 / Back Talk] 
<Vol.1 : 8.120527/ Vol.2: 8.120658>
デヴィッド・レニック復刻。シリーズ第3弾は米Columbiaへの録音集であり、
1946年のウッドチョッパーズによる録音も2トラック収録。ハーマンがヴォ
ーカルをとるトラックもあり、彼のバラエティ豊かな才能を知ることできる
一枚です。

8.120773 \850
サラ・ヴォーン:第3集「降っても晴れても」オリジナル・レコーディング
ス1949-1953
[I Cried For You / Black Coffee / Bianca /You're Mine, You / The
Nearness Of You / Summertime / Dedicated To You / You're All I Need
/ Can't Get Out Of This Mood / It Might As Well Be Spring / Mean To
Me / Come Rain Or Come Shine / Nice Work If You Can Get It / East Of
The Sun (And West Of The Moon) / My Reverie / City Called Heaven /
Ave Maria / Spring Will Be A Little Late This Year / A Blues Serenade
/ Perdido]  <Vol.1 : 8.120572/ Vol.2: 8.120763>
米Columbiaへの録音集は、マイルス・デイヴィスをフィーチャーしたジョー
ジ・トレッドウェル・オールスターズの録音(6トラック)が白眉。またス
タンダード・ジャズのほか、ミュージカル・ナンバーなどもレパートリーに
入れ、歌手として幅を広げた時期の記録だと言えるでしょう。


<NAXOS NOSTALGIA>
8.120832 \850
アーネスト・ロー:「鳩の翼」オリジナル・レコーディングス1927-1938
[MENDELSSOHN: Hear My Prayer; O for the wings of a dove / Symphony
No. 2 in B flat Op. 52, "Hymn of Praise": I Waited for the Lord /
Elijah: O come everyone that thirsteth & Hear ye, Israel / ANONYMOUS:
O filii et filiae (arr. H. W. Davies) / G. THALBEN BALL: Lift up
your hearts - H. W. Davies: King of Glory / HANDEL: Messiah, HWV
56: I know that my redeemer liveth / SCHUBERT: Hark!hark! the lark
(Horch, horch! die Lerch), D. 889 / Who is Sylvia?, D. 891 /
Coronach, D. 836 / TRADITIONAL: Drink to me only with thine eyes
(arr. G. THALBEN BALL) / Nursery Rhymes: Matthew, Mark, Luke and
John - Bless you Bonnie Bee (arr. H. W. Davies) / BRAHMS: Lied
von Shakespeare (Come away death), Op. 17, No. 2 / J.S.BACH: Herz
und Mund und Tat und Leben, BWV 147: Jesu, joy of man's desiring
(arr. H. Allen) / W. HENRY MONK: Abide with me]
デヴィッド・レニック復刻。1911年にロンドンで生まれ、ロンドン・テン
プル教会合唱団のソリストとして活躍。この復刻集は少年期から青年期へ
と移行した彼の記録であり、メンデルスゾーンやヘンデル、シューベルト
等のクラシック作品を中心に、清らかな歌声を聞かせます。少年合唱ファン
、ボーイ・ソプラノ・ファンにおすすめしたい一枚です。

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