クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.3

2005年10月05日 15時25分16秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VCD-5456502 2枚組 \4160
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲)
トゥルルス・モルク(チェロ)
世界のトップ・チェリストとして活躍するモルクの最新録音。
チェロのレパートリーの最高峰としてチェリストがめざすバッハの「無伴
奏組曲」。モルクがあえて熟成の時を待ち、満を持して完成させた全曲録
音。新世紀の決定盤の登場です。

VC-3326272 \2080
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
(ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495
オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271k"Ferlendis"
L.モーツァルト:トランペット協奏曲 二長調
ダヴィド・ゲリエ(ホルン、トランペット)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
アンサンブル・オルケストラル・ド・パリ
ジョン・ネルソン指揮
フランスの俊英奏者たちによるモーツァルトの名協奏曲、祝生誕250年企画
日本でもファンの多いルルー、メイエに加え、84年生まれで世界各地のコン
クールを総なめしているゲリエがなんとホルンとトランペットを吹き分けた
モーツァルトの新録音。クラシック・ファンとりわけ管楽器ファンは絶対に
聞き逃せないアルバムです。






<DELTA CLASSICS>
DCCA-0017 \2,500(税抜き)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
《国際ブルックナー協会発行第3稿、コースヴェット版使用》
《世界初演・世界初録音 Jul/5/2005 ライヴ録音》
内藤 彰(指揮)
東京ニューシティ管弦楽団
ブルックナーの自身の改作稿「アダージョ2」を世界初演し、そのライヴCD
(DCCA-0003)もレコ芸などをはじめ、無名アーティストながら絶賛を浴び
た内藤/東京ニューシティ管。今回はブルックナーの中でもとりわけポピュラ
ーで広く聴かれている「ロマンティック」の新版に挑戦。
アメリカ在住のブルックナー研究家としても活躍している、音楽学者コース
ヴェット氏が校訂し、国際ブルックナー協会が発行した「第3稿」として、今
にわかに注目されている「コースヴェット版」をいち早く内藤/東京ニューシ
ティ管によって今年7月5日に世界初演が行われた際のライヴ録音です。
このライヴの音を聴いて校訂者のコースヴェット氏より初演の感謝と演奏の
評価について賛辞が寄せられると同時に、普段ならコンサート評そのものを
取り上げることなどしない、音楽専門誌各誌がこぞって、その演奏について
のコンサート評はどれも異例とも言える絶賛のコメントを掲載し、その内容
の素晴らしさがいち早く評価されました。(下記コメントを参照ください)

<校訂者コースヴェット氏からのコメント>
私たちは皆、マエストロ内藤の、音楽的に熱心で洞察に満ちた演奏に感謝し
なければならない。 彼はスコアの精神に没入し、この音楽が持つ特別なムー
ドと活力の論理を完全なまでに表現しきっている。また、 彼の指揮の下で
オーケストラは、この版の音楽の豊かさを充分正当に表現するに足る、傑出
した明快さと活力の漲った演奏を披露している。

<音楽の友 9月号コンサート評より抜粋>
強弱やテンポ設定など細部に渡り修正が施されているところも丹念に演奏に
反映させており、従来の曲の解釈とニュアンスや感触の違いも興味深いとこ
ろであった。しかし、何よりも感心したのは同オケのレヴェルの高さにある。
冒頭のホルンの素晴らしさはもとより、弦パートのクオリティの高さ(第2楽
章のヴィオラは絶品)最強奏でのバランスの取れた音響、そしてよく整えら
れたアンサンブルなど、新興のオケとは思えぬ最上質の演奏が繰り広げられ
ていた点に、この世界初演の意義を確実なものにする一翼を担ったと実感。

<ショパン 9月号コンサート評より抜粋>
(前略)ステージ上の全楽器が大活躍で圧倒的な盛り上げの中にブルックナ
ー音楽の真髄を表出することに成功。内藤の熱のこもった音楽作りはまった
く見事であったし、オケも充分にそれに応えた演奏をしていた。

<音楽現代 9月号コンサート評より抜粋>
レガートな響きは夢のように美しく実に新鮮で可憐だった。流れの良さや繋
ぎの上手さがしなやかさや瑞々しさの極致のような活きたブルックナーを生
み改定版臭を見事に払拭、正しく改定版を現代に蘇らせた。

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