クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.2

2005年10月04日 17時34分18秒 | Weblog
<hanssler>
93 160 \2080
シューマン:
交響曲第1番変ロ長調「春」
交響曲第3番変ホ長調「ライン」
[ボーナストラック]
交響曲第1番「春」のノリントンによるレクチャー(英語)
交響曲第3番「ライン」のノリントンによるレクチャー(英語)
サー・ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放響
録音:2004年9月1,3日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

93 161 \2080
シューマン:
交響曲第2番ハ長調
交響曲第4番ニ短調
[ボーナストラック]
交響曲第2番のノリントンによるレクチャー(英語)
交響曲第4番のノリントンによるレクチャー(英語)
サー・ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放響
録音:2004年9月7,9日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
メリハリの利いた、なんとすがすがしく暖かい響き。ノリントン&シュトゥッ
トガルトのコンビがシューマンをライヴ録音!しかも一挙に全集でのリリース
です。以前にも同オケと2番(99年 / 93.011)を、またオリジナル楽器オケで
3番&4番(89年 / EMI)を録音しているノリントンにとって、「春」をのぞく
すべてが再録音となります。
さて、このたびの全集の出来栄え。聴いてみると実際、面白いことこの上なし!
“シュトゥットガルト・サウンド”と近年評判の、ノンヴィブラート奏法が
生み出す美しく暖かい音楽。うきうきとリズムが弾みかえり喜びいっぱいの
「春」。重暗い緊張感と迫力に圧倒される4番。じつに表情豊かで、名曲が見
違えるように鮮烈な色彩を取り戻しています。また、これまで同様にオケは
ヴァイオリン両翼型配置で、旋律の受け渡しと掛け合いの面白さがはっきりと
確認できるのも大きな魅力。
なお、当シリーズではすっかりおなじみのノリントン自身による作品のレク
チャー。ボーナスとしてそれぞれのアルバムに収められています。

93 127 \2080
バルトーク:
4つの小品Op.12
ヴァイオリン協奏曲第1番
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
クリスチャン・オステルターク(Vn)
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツ放響
録音:2003年3月25日、2003年12月5日、2004年5月27、28日
フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
近現代作品で抜群の手腕をみせるギーレンの次なるアルバムは、なんとバルト
ークの大傑作「弦チェレ」!オケにとっては屈指の難曲として知られるこの作
品、まさにこれほどピッタリなレパートリーはほかになく、いままで録音が無
かったのはちょっと意外なほど。すべての楽器が洪水のように押し寄せるフィ
ナーレなんてもう、凄まじいことになっています。なお、ギーレンに抜擢され
たソリストのオステルターク。ドイツ=ハンガリー系の音楽一族の流れを汲む
彼は1963年カールスルーエ生まれ。ヴァレリー・グラドウとライナー・クスマ
ウルに師事した俊英です。





<ORFEO>
ORFEOR 660513 13枚組 \11500
ワーグナー:「ニーベルングの指環」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Tジークフリート,ジークムント),
アストリッド・ヴァルナイ(S ブリュンヒルデ),
ハンス・ホッター(Br ヴォータン,さすらい人),
ヨゼフ・グラインドル(Bs ファーゾルト,フンディング,ハーゲン),
グスタフ・ナイトリンガー(Bs アルベリヒ),パウル・クーエン(T ミーメ)
ルートヴィヒ・ズートハウス(T ローゲ),ヘルマン・ウーデ(Br グンター)
グレ・ブラウエンスタイン(S フライア,ジークリンデ,グートルーネ),他
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
録音:1956年8月13,14,15,17日
噂は本当だった!ORFEO社のバイロイト・シリーズ第3弾にして、超強力リリー
ス、クナッパーツブッシュの「ニーベルングの指環」全曲がついにリリース!
クナッパーツブッシュは、1951,56,57,58年とバイロイトで「ニーベルング
の指環」を上演、その中で最も評価が高いのがこの1956年の公演。ホッター、
ヴィントガッセンを始め、綺羅星のように並ぶ大ワーグナー歌手の面々、そし
て絶好調のクナッパーツブッシュの雄大にして白熱した指揮が、真っ向からガッ
プリと組んで、超ド級の名演が繰り広げられています。演奏史譚、山崎浩太郎
氏も56年の「リング」について、「圧倒的に素晴らしい。(他と比べて)違う
のは、その生気、躍動感である。ある音は次の音を呼び、フレーズは次のフレ
ーズを呼んで、つながりよく呼吸していく」と大絶賛。バイロイトの歴史でも
頂点に君臨する「指環」と言っても過言ではないでしょう。
今回のORFEO社のCDは、もちろんバイエルン放送協会の蔵出し音源を使用!バ
イロイト音楽祭公認!これ以上ない完璧無比の正規盤です!ヴォルフガング・
ヴァーグナー氏も、セットを贈られて満面の笑み!その表情からは、かつての
黄金時代が封印されたこのCDが氏にとってもいかに大切なものであるか、伝わ
って来るようです。多数のアーティスト写真、舞台写真、ペーター・エメリッ
ヒ氏による紹介文と、盛り沢山の冊子も貴重!





<PROFIL>
PH 04039 \2080
バッハ:
カンタータ「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」BWV.29-シンフォニア
カンタータ「わが心は血の海に泳ぐ」 BWV.199
復活祭オラトリオ BWV.249-シンフォニア,アダージョ,アレグロ
カンタータ「すべての地にて歓呼して神を迎えよ」 BWV.51
ドリス・ハーゲル(S) セイチェント
録音:2002年10月6-8日
セイチェントは、600とう名前が示す通り、17世紀のバロック音楽を中心に活
動する古楽グループ。彼らの実力が極めて高いことは、冒頭、カンタータ
BWV.29のシンフォニアのパリッとした鳴りとワクワクするような運動を聞く
だけでもすぐ理解できるでしょう。指揮者は立てていませんが、見事なまで
に楽想がビチッと組まれています。今後も目を離せない団体です。

PH 05001 \2080
ハイドン:
「聖チェチリア・ミサ」ハ長調 Hob.XXII-5
プリシュカ・エザー=シュトレイト(S),アンネ・ブター(A),
クリストフ・ゲンツ(T),トーマス・ハンベルガー(Bs)
ゲルト・ググルヘール(指)ノイ・ホフカペレ・ミュンヘン
オルフォイス・コール・ミュンヘン
録音:1997年6月19-21日,ミュンヘン
ハイドンのミサ曲の中でも人気の高い聖チェチリア・ミサを、ミュンヘンの団
体が演奏しています。奇をてらうことなく、実にしっかりした演奏です。オー
ケストラも歌も、南ドイツ風の柔らかく明るい色彩が快く、ハイドンの音楽を
益々魅力的にしています。以前CALIG社から発売されていたものの再発売。

PH 04081 2枚組 \4160
ロルツィング:「刀鍛冶」
ジョン・トムリンソン(Bs ハンス・シュタディンガー),
ルート・ツィーザク(S マリー),
ボイエ・スコウフス(Br 騎士グラーフ・フォン・リーベナウ),他
レオポルド・ハーガー(指)
ミュンヘン放送管弦楽団,バイエルン放送合唱団
録音:1992年3月6-13日
「皇帝と船大工」などの、ドイツ・ロマン主義の薫り高いオペラで知られるロ
ルツィング、この「刀鍛冶」は1846年にライプツィヒで初演され、大変な人気
を博したオペラ。ドイツでは今でも地方都市でたまに上演されています。ロル
ツィングらしいツボを抑えた音楽が楽しいものです。トムリンソン、ツィーザ
ク、スコウフスという豪華キャストに、ベテランのハーガーの指揮で、磐石の
出来栄えです。全曲録音は他にEMIでありましたがもう長く廃盤でしたので、
このCDは嬉しいものです。以前CALIG社から発売されていたものの再発売。





<Harmonia Mundi France>
HMC 901874
フェラボスコ:
詩篇103番「わが魂よ、主に祝福を与えよ」
モテット「日々罪を犯し」,モテット「主は私たちの罪によってではなく」
マドリガル「甘い怒り」,マドリガル「あなたは黒いが美しい」,
マドリガル「あのいつも苦い」
シャンソン「あなたのそばに」
パウル・ファン・ネーヴェル(指)ウエルガス・アンサンブル
録音:2004年9月
16世紀のヨーロッパで、アルフォンソ・フェラボスコ・イル・パードレ(1543-
1588)はかなり波乱万丈の生涯を送った人物です。ボローニャ出身、1550年代
後半にイタリアを離れ、ロレーヌ枢機卿シャルル・ド・ギーズのもとで名声を
高め、ついに英国女王エリザベス1世お抱えとなりました。ところが1577年、
誤解から英国を追い出されフランスへ、さらに翌年にイタリアに帰るや教皇の
命で逮捕され、3年も投獄されます。フランスのカトリーヌ・ド・メディチの
嘆願で釈放され、何とか静かな余生を過ごすことが出来ました。16世紀ヨーロ
ッパの大物が何人も関わるほど、フェラボスコの音楽の魅力は強いものだった
のです。意外なことに、フェラボスコ単独のCDは非常に少ないのが現状。そこ
に登場したのが、パウル・ファン・ネーヴェル率いるウエルガス・アンサンブ
ルの演奏するこのCD。詩篇103番「わが魂よ、主に祝福を与えよ」を中心に、
モテット、マドリガルなどを収録。エリザベス1世を虜にした、安らぎに満ち
た美しい音楽にヒタヒタとつかることができます。





<PALEXA>
PA 0537 \2180
リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調
詩的で宗教的な調べ-葬送
超絶技巧練習曲集-前奏曲、イ短調、風景、鬼火、エロイカ、荒野の狩、
ヘ短調、夕べの調べ
スヴィャトスラフ・リヒテル(Pf)
1965年5月18日カーネギーホール ,1958年2月11日ブダペスト
1956年モスクワ
ソ連映画「グリンカ」の中でリヒテルは俳優として長髪でリストを演じピアノ
も弾きまくっています。壮年リヒテルの弾くピアノのダイナミックスの広さは、
リストの音楽の持つヴィルトゥオジティ、官能、宗教性等とぴったりはまり、
聴く者は誰でも鷲掴みにされてしまいます。





<SUPRAPHON>
SU 3857 \1650
「フィルクシュニー&スーク、プラハの春1992年ライヴ」
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調Op.100
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
ヨゼフ・スーク(Vn)ルドルフ・フィルクシュニー(P)
録音:1992年5月18日
プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
(プラハの春音楽祭コンサート・ライヴ)
チェコの生んだ名手フィルクシュニーとスーク。日本のファンにはひときわ思
い入れの深いふたりがプラハの春音楽祭で顔を合わせたリサイタルがこのたび
CD化されました。
極めつけのドヴォルザーク、ヤナーチェクに始まり、気品が薫るブラームスと
ベートーヴェン。練り絹に喩えられるスークの美音と味わいのピアノとが紡ぎ
出す音楽のなんと魅力的なこと!もはやこのうえ多くの言葉を費やすことが躊
躇われるほどです。

SU 3862 4枚組 \4050
チャイコフスキー:交響曲全集(6曲)
[CD 1]第1番「冬の日の幻想」& 第6番「悲愴」
[CD 2]第2番「小ロシア」& 第5番
[CD 3]第3番「ポーランド」
[CD 4]第4番
ヴラディミール・ヴァーレク(指)プラハ放送SO.
録音:2003年2月(第2番)2004年10月(第5番)
2005年1月&2月(第2、4 & 6番) 2005年4月(第3番)
プラハ、チェコ放送第1スタジオ
昨年のドヴォルザーク(SU.3802)以来ほぼ1年ぶり、ヴァーレク&手兵プラ
ハ放送響による交響曲全集シリーズの続篇はチャイコフスキー。悲愴を含む
4曲が2005年の最新録音です。
本場ロシアとはずいぶん趣きが異なるとはいえ、そこはやはり同じスラヴのオ
ケ。チャイコフスキーとの相性は抜群!チェコのオケに共通の伝統と誇りであ
る弦と、輝かしいブラス・セクション。日本への客演でおなじみ、ヴァーレク
の熱い指揮ぶりもあって、たいへん聴き応えのする出来栄えとなっています。
楽曲の途中でディスクを跨ることがないのもポイント。






<LEVNE KNIHYレーベル(チェコ)>
LEVNE KNIHYはチェコの新しい廉価盤レーベルです。音源はモスクワ放送提供
です。ロシアの演奏家によるレパートリーが含まれております。ゴロワノフ
やムラヴィンスキーといった名演奏家からイワノフやチェルカソフなどロシア
の演奏家によるベートーヴェン、モーツァルト、オルフなど興味深い音源が多
数あります。ただ演奏家名がチェコ語により表記されている点が難点です。

各1枚 \1150

LK0015
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ヴィヴァルディ:「四季」
タリアン(指揮)モスクワ音楽院管弦楽団

LK0016
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
同:「白鳥の湖」より
リヒテル(p)
ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
ハイキン(指揮)キーロフ劇場管弦楽団

LK0017
スメタナ:わが祖国
K.イワノフ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー・交響楽団

LK0018
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
マトチェフ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0019
ベートヴェン:交響曲第5番「運命」
ドマルカス(指揮)モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

LK0062
オルフ:カルミナ・ブラーナ
クレノフ(sop),デュダレフ(ten),
チェルカソフ(指揮)モスクワ放送交響楽団

LK0063
モーツァルト:レクイエムK.626
チェルカソフ(指揮)モスクワ音楽院交響楽団、合唱団
※モスクワ音楽院大ホールライヴ録音

LK0091
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」
コンスタンティン・イワノフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

LK0109
「オペラ序曲集」モーツァルト、ウェーバー、ビゼー、ムソルグスキー、
グリンカ、ロッシーニの作品
ドゥダロヴァ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

LK0110
「オペレッタ作品集」
オッフェンバック:「ペリコール」より、カールマン:「バヤデーレ」より他
ニコラーエフ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0113
「ザ・ベスト・オブ・ヤナーチェク」
コンチェルティーノ
ラシュスコ舞曲集
歌劇「女狐ビシュトロウシュカの物語」より組曲
シンフォニエッタ
スクピナ(P)ツェルヴァコホヴァ(指揮)
マンスロフ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0114
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー、パリのアメリカ人
グロホフスキー(p)、
スクリプカ(指揮)モスクワ交響楽団

LK0115
ショパン:ワルツ集
グートマン(p)、ボシュニャコヴィチ(p)、グロホフスキー(p)

LK0248
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはこう語った
同:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
チェルカソフ(指揮)モスクワ放送交響楽団
N.ヤルヴィ(指揮)モスクワ放送交響楽団

LK0259
ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編曲版)
同:スケルツォ 変ロ長調
同:カルスの奪回
同:歌劇「ホヴァーンシチナ」より前奏曲「モスクワ川の夜明け」
フェドセーエフ(指揮)モスクワ放送交響楽団
スヴェトラーノフ(指揮)ソヴィエト国立交響楽団
ドゥダロヴァ(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

LK0262
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1集、第2集
ドゥダロヴァ(指揮)モスクワ交響楽団

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