マイカーで苫小牧側から
国道36号線室蘭を過ぎて
内浦湾を左に垣間見て間も無く
北黄金貝塚の標識に気づいた
迷わず右折すれば
小高い丘陵と貝塚が顔面に広がり
崖地の足もとに資料館が・・・
小さな資料館は
残念ながら三月末まで閉館の貼紙
そこから見渡す広い貝塚は
夏来た時と違って誰もいなく
仮設小屋が2棟埋もれ
仮設小屋が2棟埋もれ
殺風景だった
ここ伊達地方は太平洋側に
位置するためか
比較的雪も無く
縄文の森と命名された小道には
どんぐりや胡桃、栃、等々
葉を落とした木々が繁り
胡桃の実など拾いながら頂まで登る
そこから貝塚を見下ろせば
約6000年前縄文前期
今より10mは高かった海と
豊富な樹木林の中で
大勢の人達が定住
争いもなく遥か遠くの
雪化粧の山を望みながら
漁業を中心に
狩猟生活をしていたのか・・・
狩猟生活をしていたのか・・・
空には数羽のトンビが
悠々と舞っていたが
淡々と日々を過ごした
縄文時代に戻ったような
錯覚を覚え写真撮影を
忘れていた
どんより曇った寒い状況では
カメラは自動車内にうっかり置き
前回訪れた時の新緑写真を
載せる事で間に合わせた