6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

世界遺産 大船遺跡

2022-05-07 | 旅行

海辺から急坂を登った所に
野原がひらける
その中央に聳える
竪穴住居の骨組が
濃霧の中たたずむ

 
誰も見わたらない中
ボランティアの人が
気の毒に思ってか
良かったら
説明しましょうと・・・
年配のおじさん
 
これ幸いとよろしくお願いすれば
どこからか4.5人集まり
歴史環境を話し始めた
 
穀物を砕いた切り石が無造作に
無数おいてある所から
舟形竪穴住居の前に案内
 
 
地中2mを超える
深く掘り下げた空間に
炉があり墓もあり
ここでの生活をるる説明
縄文の世界に引き込まれる
 
 
 
自然の中から必要に応じた
食料だけを調達する
狩猟採取型の生き方がこの環境で
よく理解できる
 
 
大規模集落跡、盛り土遺構
竪穴住居の復元、胡桃の木など
環境の再現が図られ
千年を超える歴史を物語る
 
古代人になったかの様な
錯覚を覚え
彼方の太平洋海原を眺めたが
もやに邪魔され
胡桃の木が寂しく揺れていた
 
 
 
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする