6丁目のつぶやき

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縄文文化交流センターと垣の島遺跡

2022-05-11 | 旅行

朝早く起きたら函館地方は
風は強いが雲のない快晴
民宿の窓から山肌が
緑の新芽と赤紫の山桜に彩られ
春の息吹を自然に感じる

縄文文化交流センターは
国道278号に接する
野原の真っ只中に
コンクリート打ち放しの壁が
広く平屋でのびのびと建ち
縄文の悠久世界を表している様だ
 
9時の開館を待つ間
周囲を散策
 
 
津軽海峡が一望に遠く
津軽が 
海風が強い
北側には恵山が連なり
西側に垣の島川
センターの下部には
垣の島遺跡が・・・
 
 
入場一番で場内はひんやり
縄文時代の発掘品が
系統的に陳列され次第に縄文にはまる

特に漆製品は九千年前で
中国より古く世界最古との事

またヒスイは新潟糸魚川産で
本州との交易が
あった事を物語る
 
 
 
別室の部屋には
高さ41.5幅20.1の
国宝中宮土偶が
ガラスケースに入り
造形が現代的でもあり
しばらく縄文の世界に
タイムスリップ
 
 
外へ出て
縄文早期から実に6000年間の長期に
地域の拠点になった垣の島遺跡を
実感
 
国内最大級の長さ190m高さ2m以上の
盛り土遺構
コの字型に紀元前三千年から
二千年に積み上げ
儀式に使われたらしい
 
 
国道のバイパス工事が
きっかけで
発掘は今も続けられ
まだ発掘率2%と言う
 
周りの山々は針葉樹が4割ぐらい
当時はこの木はなく
落葉樹ばかりとの事
現代は針葉樹が山景色を変えていた
 
縄文時代の
木の文化、森の文化に
引き込まれた
巨大な垣の島遺跡でした
 
北海道、東北の北縄文文化を
一体化して
そのモチーフデザインが
素晴らしい
 
 
 
 
 
コメント (1)
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