6丁目のつぶやき

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はやぶさ2 号見学始末記

2021-11-24 | 日常

少年の頃から夜空を観て
宇宙の果てはどうなっているのかと
本をしきりに読んだものだが
はやぶさ2 でまた甦った

太陽系がどのように生まれたか

そのミッションを背負った
ハヤブサ2号が
地球から約3億キロ離れ
直径約900mのリュウグウに到着
その石を持ち帰った
 
リユーグウは赤道付近が
そろばん玉のように膨らんで
これは回転した遠心力で
膨らんだとの事
表面は岩だらけで平な部分はない様だ
 
 
そのリユーグウに着陸すること自体
驚きで
しかも
小石を持ち帰った
その技術力を知りたいと・・・
 
札幌市青少年科学館において
実物大の帰還カプセルが
展示されていると聞いて
これは観なくてはと・・・
 
日曜日とあって
開館前から子供達も含め長蛇の列
屋外の寒い中やっと整理券をもらい
家屋に入ってまた並び
やっと入場券を買う
 
 
 
 
展示室とプラネタリウム帰還バージョンは別料金
しかも
プラネタリウム帰還バージョンは
毎回満席で今日は観られず
月曜日は休館日だが
特別開館をするとのこと
 
しめたとばかり
翌日帰還バージョンを見るべく
早朝並ぶことを覚悟で
早めに出たが
途中バスを間違えて
開演時間に辛うじて間に合った
 
人は少なく拍子抜け
200席も空きだらけ
昨日の混雑はなんだったのだろうと
まず一安心
 
 
はやぶさ2 実物大模型は
3枚×2のソーラーパネルを拡げ
本体部分にはサンプルを採取する
長い筒のサンプラーホーン
目印のターゲットマーカー
爆薬庫、突入カプセル、アンテナ
レーザー高度計、カメラ等
セットされ
これが大宇宙を航海したのかと心躍る
 
 
 
 
 
 
 
別室の展示品は
帰還カプセル、搭載電子部品
パラシュート等写真不可だが
大気圏突入のため
小さなかたちにまとめた
日本の技術を誇らしく
素晴らしい
 
 
プラネタリウムは
360度大天体に
はやぶさ2 が闇夜の中を飛行

大きな石のかたまりが
多く突出したところを避け
わずかな平らな部分に
傾きながら姿勢を制御
全てが動く空間で目が回る
よくこんなところへ着陸できたと
リアル体験
爆薬を仕掛けた後
飛沫を避けるために
リユーグウの裏側にいったん避難して
また元へ戻って
リユーグウ内部のカケラを採取
 
 
一歩間違えば全ての計画失敗
奇跡としか言いようがない
 
持ち帰ったカケラ5.4グラムは
世界109の研究機関で
分析するとのこと
 
何故水と有機物が発生したのか
謎解きを
教えてくれるのか楽しみだ
 
ハヤブサ2本体はそのまま地球を離れ
次の新たな小惑星に向けて
宇宙を飛び続け次のミッションを
行うとの事
 
次の小惑星に到達するのは10年以上
100億km以上の長旅だそうです
地球は10年の間に1.5℃上がると
砂漠化して食料がなくなるとの
試算があるが
地球は大丈夫かなぁ
 
コメント (1)
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