6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

平成最期の大晦日

2018-12-31 | 日常
今年は母が亡くなって
喪中のため
大掃除もせずに
正月飾りもお節料理も無く・・・

年賀はがきも今年から辞め
紅白歌合戦は騒々しく
平成最期の大晦日が
静かに過ぎて行きそうだ


そんな時
山形出身の親しくしている
近所のおばさんから
恒例の納豆汁を作ったけど
今年はどうする?
との問いかけに
喪中など関係なく
一も二もなく頂きますと・・・

早速自動車で
大きな鍋にドサっと
正月に来る孫たちの分まで
持ってきてくれた



自分の家より
人数の多い我が家のために
作ってくれる年末の料理
情のこもった納豆汁で
本当に心温まる具沢山の郷土料理だ

納豆の香りがツンときて
ボリボリ、落葉、芋がら
がふんだんに入った
絶品だ



振り返ってみると
昭和はどん底から這い上がる
希望のあった時代
平成は災害の多い
SNSに振り回された30年
変化が早く
明日が見えない時代だったなぁと

山形伝統の
この汁で
気分良く年を迎えられるのが
せめての救いか

孫たちには
喪中のため
年越しそばもお年玉もなく
でもこの汁で人のありがたみを感じ
すくすくたくましく育って
くれればと・・・

コメント (1)
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