6丁目のつぶやき

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明治13年建築の清華亭

2018-12-17 | 建築

明治政府は
明治5年に全国各地に公園を造る
命令を出したが
その1年前に出来ていた偕楽園
日本で最初の計画的公園と・・・

明治14年明治天皇が
北海道の開拓の様子を
視察に来られる事になり
休憩する場所として造られ
黒田清隆が 「水木清華亭」 と名付けた
そうだ



洋風建築シンボルの棟飾り
玄関入口上部に
十字架と北極星の掘り込み
そして出窓
外壁は下見板張り



内部は約16畳の広さの洋間
伝統的な書院造りの15畳間
建築材料はトドマツ、ヤチダモ、セン等の道産材
そして基礎は札幌軟石









和洋折衷の貴賓接待場として
当時としては新しい建物で
平面は機能的で
窓が大きく寒かったろうなぁ

明治初期の建物で
寒い中、暖炉も燃えてなく
そのひと時を過ごしたが
今は厳冬期
人が訪れている気配はない

札幌市の有形文化財に
指定されている

天皇陛下がここで休まれた
ありし日のロマンが偲ばれる

コメント (1)
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