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映画 ブリット(1968) 刑事アクション映画のはしりです

2019年11月07日 | 映画(は行)
 まあアラフィフの俺が生まれる10年前ぐらいの刑事映画の主人公なんか腹が出たオッサンや超マジメだったり走れない奴ばかり。ところが今では刑事のキャラ設定もチョイワルで格好良く、スポーツマンみたいに運動神経が抜群で女にモテモテのイメージがある。そんな流れの原点にあたる映画が今回紹介するブリットスティーヴ・マックイーン演じる刑事のキャラクターが前述したそれ。そして彼の場合はチョット面倒なことが起きてもニヒルな振舞いで任務を遂行していく。
 どうせ1960年代の後半の映画だから、刑事アクション映画と言ってもそんな大したアクションなんか無いんだろうと思われるかもしれないが、サンフランシスコのロケ地の急斜面を利用して、車がピョンピョン跳ねる怒涛のカーチェイスシーンを観ることができる。これからも映画史に残るカーチェイスシーンとして永遠に映画ファンに語り継がれるだろう。

 立ち居振る舞いもそうだが、ファッションセンス、空港を舞台にした追跡シーン等、何かと色々語り継がれるストーリーの紹介を。
 マフィア撲滅を公言しているチャルマース上院議員(ロバート・ヴォーン)は、優秀な刑事であると評判のブリット(スティーヴ・マックイーン)に重要証言者であるジョー・ロスと言う男の保護を命じる。ブリットはロスをホテルの一室に匿うが、彼を守ることに失敗。しかも、私利私欲に走るチャルマース上院議員から何かとプレッシャーを受ける。
 しかし、ジョー・ロスが殺された現場と、その場に居ながら撃たれて重傷を負った同僚の刑事の証言から、この事件の裏側に更に何かがあると察知したブリットは、チャルマース上院議員にはロスが死んだことを知らせずに真相を探ろうとするのだが・・・

 今観てもオープニングからして格好良い。大して期待せずに、とりあえず見てみようかぐらいに思った人でも一気に画面に釘付けになる。確かにブリットがヒットマンを追いかける場面も前述したカーチェイスシーンを交えて楽しめるが、この映画の本当のテーマはブリット刑事とチャールマス上院議員のバトル。何かと体を張って危険な任務をこなす刑事と、自らの私欲のために刑事を脅しつつ利用する偉そうにしている政治家のいがみ合い。まあ、そのような構図はよくあるパターンなのだが、本作はそれが露骨に出ていて笑える。観終わった後によく考えたら、実はブリット刑事は事件の真相を探し出すことよりも、チャールマス上院議員の邪魔をしたかっただけ?なのかと悩んでしまった。
 そして、これぞマックイーンだと思わせるのが飛行機の中で、殆ど無表情のままで捕まえようとする奴を見つけ出そうとする場面。ついつい大声で笑ったり、ペラペラくだらないことばかり喋っている俺なんかは本当に反省させられた。寡黙な男は格好良い。
 ストーリーはいい加減なところもあったような気がするが、スティーヴ・マックイーン演じる刑事、カーチェイスシーン、そしてジャクリーン・ビセットの半端ないぐらいの綺麗さによって、そんな欠点は補って余りある。そして、何かと刑事という仕事は辛いことばかりなのを理解できることも本作の良かった点として挙げておきたい。
 ちょっと古いアクション映画を観たい人、刑事という仕事に憧れている人、アメ車が好きな人、ハリウッドの永遠の大スターであるスティーヴ・マックイーンという名前を一度は聞いたことがある人等に今回は映画ブリットをお勧め映画として挙げておこう。

ブリット [DVD]
スティーブ・マックィーン,ロバート・ボーン,ジャクリーン・ビセット,ロバート・デュバル
ワーナー・ホーム・ビデオ

 

 
 

 








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (アスカパパ)
2010-11-12 20:45:50
コメント&TBありがとうございました。
あのカーチェイスは、舞台がサンフランシスコだからこそ、成功したのではないでしょうか?。
風景とマッチした数々の映像が印象に残りました。
水準を行くアクションでしたね。
アスカパパさんへ (ディープインパクト)
2010-11-14 10:37:24
 風景を活かしたアクション映画というのはなるほどと思いました。
 アメリカ映画のアクション映画は名所を活かしたアクション映画が多いですね。

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ブリット (アスカ・スタジオ)
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