褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 フェアリーS予想(2019) スピードで押し切れそうです

2019年01月12日 | 競馬予想
フェアリーS予想
 3歳牝馬限定重賞レースの今年の一発目。まだキャリアの浅い馬たちばかりなので重賞レースといえども1勝馬クラスの馬が殆どというメンバー構成。しかも、中山1600Mコースというトリッキーな形態なので予想は難しい。能力のある馬を本命にすれば良いというレースでもなさそうだ。
 キャリアの浅い馬ばかりで、まだ脚質が固まっていないだけに難しいが、とりあえず展開を読む。恐らく逃げるのはデビューからの2戦を1200M戦を使ってきている5番のサンタンデールが枠順的にも逃げるか。しかし、この馬が前走のようにそれほど逃げる気を見せなければ8番のホウオウカトリーヌが逃げる可能性がある。いずれにしろ逃げ争いになることはないだろうし、1000Ⅿ通過が1分を切るか切らないかの平均かそれより遅いペースの可能性もある。ここは先行馬が展開の恩恵を受けそうだ。何かと不安要素が多い3歳牝馬のレースで自信をもって頼れる馬が見当たらないのが現状だが、この時期にしては比較的レース経験が豊富で安定感のある馬を見つけることができたので、その馬を本命に推しておく。

 ◎ 8 ホウオウカトリーヌ
 ▲ 2 アゴベイ
 ▲11 アクアミラビリス
 ▲12 チビラーサン
 △ 3 エフティイーリス
 △ 6 レーヴドカナロア
 △ 9 プリミエラムール
 × 1 フィリアプーラ
 ×13 グレイスアン
 ×16 アマーティ

 本命は8番のホウオウカトリーヌを挙げる。スタートが良く、楽に好位に付けられるスピードはこのメンバーなら一番だろう。それにある程度キャリアを積んでいるのがこの時期のレースでは大きなアドバンテージになりそうだし、成績的に安定感があるのも良い。1200Ⅿ戦を2勝しているように1600Ⅿの距離がどうなのかという不安はあるが、東京の1400Ⅿ戦で2着に負けたが、その時に最速の三ハロンの上りを繰り出しているし折り合いは付くので1600Ⅿがこなせないと思えない。しかも、中山1600Ⅿコースならこの馬のスピードが東京コースよりも活かせそうだ。4コーナーでは余力充分にラストの直線に向いてゴール板まで粘り切る、何回レースのシミュレーションをしてもそんなシーンばかり思い浮かぶ。

 単穴には3頭挙げる
 まずは2番のアゴベイを挙げる。追い込みタイプの馬だが、前走は相当な距離ロスが響いて2着。4コーナーであそこまでスピードを落とす必要があったのか?と思わせるレースだった。その点で今回は北村宏司ジョッキーに乗り替わるのは大きなプラス材料。外を回るレースばかりしているが、そんなレースをしていては勝てそうにないが、この枠順を活かして距離ロスの無いレースをすれば最後の直線で俺の本命馬を抜き去ることができるか。

 次に11番のアクアミラビリスを挙げる。お姉さんはエリザベス女王杯を勝ったり、有馬記念でも2着に食い込んだクイーンズリング。注目の良血馬だ。前走のデビュー戦は素質の高さを感じせる圧巻の走り。もしこれが東京1600Mのコースのような紛れの少ないコースだったら本命にしていた。能力はこのメンバーでは一番だと思うが、デビュー戦で見せたスタートの出遅れは心配。新馬戦だったから二の足を効かせて好位に取り付けたが、今回は前走とは相手もスタートからペースも違うので位置取りが後方になりそうで心配だ。しかし、そんな心配をぶっ飛ばす快走を見せてくれるだけのポテンシャルも感じられるのでこれ以上は評価は下げられない。

 次に12番のチビラーサンを挙げる。ちなみに馬名の由来は沖縄の方言で『きびきびとした、かっこいい』という意味。これからは『チビラーサンですね!』と言われたら大いに喜べばいい。デビュー戦こそスタートはしっかり決めたが、前走は出遅れて後方からのレースを余儀なくされてしまった。しかし、終わってみれば最後は着差をつける余裕の勝利。今回は枠番も偶数の最後の方なので、出遅れずに普通にスタートが切れる可能性が高いと思う。スタートを決めて好位からレースを運び、前走で見せた決め脚を発揮すればここも勝てる可能性はある。

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 8
 2着 2、3、6、9、11、12
 3着 1、2、3、6、9、11、12、13、16

 買い目 三連単フォーメーション
 1着 2、11、12
 2着 8
 3着 1、2、3、6、9、11、12、13、16             合計 72点

 
 

 
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映画 にがい米(1949) ネオリアリズモの傑作です

2019年01月12日 | 映画(な行)
 戦後のイタリアはナチズム、ファシズムの恐怖から必死で抜け出そうとしていた頃。そんなイタリア庶民の哀歓を現実的な描写で描いた1940年代半ばから1950年代の後半にかけてのイタリア映画の様式をネオリアリズモと呼ぶ。確かにこの時期のイタリア映画は傑作ぞろい。ロベルト・ロッセリーニ、フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、ヴィットリオ・デ・シーカといったイタリアが生み出した世界的名監督達はネオリアリズモから出発した。そんなネオリアリズモの代表的な作品なのが今回紹介するにがい米。イタリアの食い物といえばパスタが真っ先に思い浮かぶが、本作はタイトル名から想像できるように水田の農村を舞台にした映画。イタリアの戦後の映画らしく、貧しさから抜け出そうと苦しみもがく人々の様子が描かれている。そこにはセンチメンタルな感情をいっさい廃しただけでなく、夢も希望も感じられない。
 確かに内容は暗いが、画面を通して目立っているのは当時18歳のピチピチギャルのシルヴァーナ・マンガーノ。服の上からでも爆乳だとわかるド迫力ボディは、日本の巨乳ギャルを見慣れている俺でもビックリするぐらい。自慢のオッパイを揺らしながら踊っている様子は大昔の映画なのに今観てもエロい。

 貧困から安易に抜け出そうとするバカップルから労働の有難さがわかる?ストーリーの紹介を。
 北イタリアのポー川流域において。この地域には毎年出稼ぎに多くの女性がやってくる。その中に紛れて、首飾りを盗んで警官に追われているウォルター(ヴィットリオ・ガスマン)の彼女であるフランチェスカ(ドリス・ダウリング)の姿もあった。フランチェスカはウォルターから首飾りを預かっていたのだが、その高級そうな首飾りに目がくらんで彼女に近づいてきたのが爆乳娘のシルヴァーナ(シルヴァーナ・マンガーノ)。後からウォルターがやって来たのだが、なんとシルヴァーナはウォルターを好きになってしまい更には彼の米盗みの計画に加担してしまうのだが・・・

 いつの間にか三角関係、四角関係になっているように見えたが、盗むことばかり考えている奴がモテる理由がわからなかった。そんなことで悩んでしまったらこの映画の凄さに全く気がつかない。いつも胸のデカさに目が行ってしまって、女性の内面の美しさに気が付かないことが多い俺だが、本作には大いに感動させられた。それはきっと労働で得たお米の大切さがよくわかったからだろう。
 それにしてもイタリアのネオリアリズモの作品には日本人にも大いに共感できる内容が込められていることが多い。まさかイタリアの映画からお米の大切さを教えられるとは夢にも思わなかったが。
 力を合わせて目的に向かって働く姿には感動できるし、明日からは御飯を食べる時は一粒も残さないぞ!と思えるし、最後の方はちょっとした激しいアクション映画を観た気分になれる映画にがい米を今回はお勧め映画として挙げておこう


にがい米 [DVD]
ヴィットリオ・ガスマン,ドリス・ダウリング,シルヴァーノ・マンガーノ,ラフ・ヴァローネ
ジュネス企画


 爆乳が素敵なシルヴィア・マンガーノ。もう少し年齢を重ねた頃の映画ではルキノ・ヴィスコンティ監督のベニスに死す家族の肖像でも印象的です。


 

 

 

 

 


 

 
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