桜花賞の予想
今年の桜花賞は3戦3勝中のルージュバックが圧倒的1番人気。その勝ちっぷり、牝馬にしては型破りのローテーションで怪物級の誕生を予感していうる人が多いようだ。しかしながら、個人的な見解だが、前走は関西にきて牡馬相手にぶつかったきさらぎ賞は確かに完勝だったが、今思えば大して強い馬が居なくて相当レベルの低い1戦。好位でレースを進めることができたことが収穫と言っても、8頭立ての小頭数で超スローペースの流れなら好位につけられて当然。それほど評価できるようなレースでもなく、今回の桜花賞に向けて実のある実戦だったと思わない。
それに今まで中距離ばかり走らせてきて。今回の1600Mのマイル戦。果たしてこのマイル戦の流れに対応できるかどうか、そして今までは楽なレースばかりしてきたが、今回の多頭数の厳しい流れのレースでどうなのか?明らかにこの馬は今回の桜花賞よりもオークス向き。けっこう今年の3歳牝馬は相対的にレベルが高い感じがするので、今回はチョッと評価を下げる。
さてレースの展開だが恐らく内からノットフォーマルが逃げるが、1000M通過が1分ぐらいの緩い流れになりそう。そんな流れでルージュバックの位置取りが気になるが、恐らく後方からになるだろう。隊列も団子状態で距離ロスを覚悟して大外を回してくると思うが、それで勝てるほどこの馬が強いと思わないというのが正直な感想。ジョッキーもGⅠレースの舞台で圧倒的1番人気を背負って最後の直線で馬群の中に突っ込む勇気はないだろう。スローな流れの展開を味方につけることができる馬は好位のインで立ち回れる馬。昨日の阪神牝馬Sのレースを見ていても馬場の内が相当悪いということはなさそうなので、内枠で好位で自在に立ち回ることができそうな馬を本命にしたいと思うが、おお~、俺の想いが叶ってる馬がいるではないか!マンハッタンカフェステイゴールドの種牡馬代理戦争をその娘たちが争っているような気がするが、俺の本命はキングカメハメハの産駒。大舞台で活躍した父の血がこの桜花賞で炸裂だ
◎ 6 レッツゴードンキ
○13 クイーンズリング
▲11 キャットコイン
▲15 ココロノアイ
△ 7 クルミナル
△ 8 ルージュバック
△ 9 アンドリエッテ
× 2 ムーンエクスプレス
× 3 ノットフォーマル
× 5 ベルフィカ
俺の本命は6番のレッツゴードンキ。まだ1勝馬だが重賞で2着2回、3着2回と堅実に走ってくれる馬であり、逆に言えば何か勝てない原因がある。それは折り合いの難しさ。前走のチューリップ賞では、外枠で前に壁を作れず折り合いを欠いて逃げてしまう非常に不本意な展開。
しかし、今回は内枠をゲット。この枠なら内からノットフォーマル、外からクールホタルビが先行する直後で折り合いを付けることができそうだ。しかも、かなりペースが遅くなりそうな展開を考えると先行抜け出しのパターンで勝機を見いだせる。馬群のインで脚を矯めて、各有力馬が外から差してくるのを出し抜いて内から抜け出してくるシーンが想像できる。まだ1勝馬という勝ち味に遅い馬だが、桜花賞という華麗な大舞台で岩田ジョッキーの手綱捌きで一気にGⅠホースへ導かれることを期待する
対抗にはマンハッタンカフェ産駒のルージュバックの方ではなくて、クイーンズリングの方。前走のフィリーズレビューは馬体重がマイナス20キロと急激なダイエット。こんなんで大丈夫かよと思ったが、いざレースが始れば阪神1400M内回りコースを外から差し切る完勝劇。あの舞台設定で外から捻じ伏せた内容が相当優秀。舞台設定が1600M外回りになるが、距離の延長は良いし、外回りになるのはかなりのプラス材料。前走から大きく条件が良くなるのがこの馬だろう。位置取りも前走は後方から走らせたが、今回はもう少し前の位置取りでレースが出来そう。しかし、やはり前走で大きく馬体を減らしてしまったのは気になる。カル~イ調教も気になるし、本当に能力を発揮できるかどうか。
しかし、今年の新人ジョッキーの中で1番勝ちたいレースは?という質問で普通は有馬記念とか日本ダービーとか答える新人ジョッキーが多いが、なんと桜花賞を1番勝ちたいレースに挙げている珍しい新人ジョッキーが居た。その名はミルコ・デムーロ。しかし、よく考えたらそれもそのはずでデムーロは既に10年以上前から日本には毎年単騎免許をとって日本で乗っていて、既に有馬記念も、日本ダービーも制覇している一流ジョッキー。今年から外国人にもJRAジョッキーとしても門戸が開かれたが、まさに母国イタリアで競馬が衰退してしまったデムーロにとっては高額賞金でなる日本の競馬界のJRAジョッキーになることは願ったり叶ったり。そんな熱い想いが悲願の桜花賞制覇へ、いきなり大チャンスに恵まれた。馬の体調さえ良ければ、デムーロの想いが叶う。
単穴には2頭挙げる。
まずは11番のキャットコイン。ルージュバックと同じく3戦3勝とパーフェクトな成績を収めているが、こちらはあまり思っているほど人気がない。先日亡くなった偉大なる種牡馬であるステイゴールドの産駒。父が亡くなって直ぐに重賞制覇をもたらしたのがこの馬だ。勝ちっぷりが地味ではあるが、安定感は抜群。スタートは出遅れてばかりだが、いつの間にか好位にいるようにセンスが良い馬。ジョッキーにとっては非常に乗りやすそうな馬だ。そのジョッキーの柴田善臣だが今でも一流のベテランジョッキー。しかしながら未だにクラッシック戦では勝てていない。今回はかなりのチャンスがある馬。まだ底を見せていない馬であり、まだまだ奥が深そうな馬。勝つ可能性は大いにある。
次に15番のココロノアイを挙げる。この馬も父親がステイゴールド。気難しい父親の性格を受け継いでしまったのがこの馬。しかし、そんな気難しさがレースに行くと素晴らしいパフォーマンスを見せる源になるときがあるが、まさに本馬がそれだ。去年のアルテミスSでは、非常に荒削りなレースをしてしまい、お転婆なところを見せたが相当な能力を感じさせた。前走のチューリップ賞では、休養を経て心身ともに成長していることを証明。ギャルだった女の子が少々大人の女性に近づいたぐらいの成長は感じる。折り合い、気性など非常に不安な点もあるが、ツボにはまったときの破壊力は相当なものがありそう。本命にはしにくいタイプだが、これぐらい評価は必要だ。
買い目 三連単フォーメーション
1着 6
2着 7、8、9、11、13、15
3着 2、3、5、7、8、9、11、13、15
買い目 三連単フォーメーション
1着 11、13、15
2着 6
3着 2、3、5、7、8、9、11、13、15
買い目 三連単フォーメーション
1着 13
2着 7、8、9、11、15
3着 6 合計 77点
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