明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

冷泉家ー王朝の和歌守展ー

2009年11月22日 | Weblog

今日は、曇り時々雨の寒い日でした。

上野都美術館で開催されている『冷泉家ー王朝の和歌守展』へ

娘と行って来ました。

 

 

入場券です。

 

都美術館へ向います。

 

都美術館入り口で、郵便局が切手を売っていましたので、

『古典の日』のフレーム切手を買いました。

(図はクリックで拡大します。)

このフレーム切手は、是非、欲しかったのです。

 

これは、藤原定家の『明月記』です。国宝です。

定家は60年に渡って、日記である『明月記』を書き残しました。

赤い字で書き記されているところは、

その日のトピックスで、

後で分かりやすいように定家自身が記したものです。

 

 

これは、冷泉家の七夕(乞巧奠)の様子です。

当代の冷泉貴美子さんの詠ずる和歌(音声ガイドで)と共に

拝見しました。和歌の節は、独特な歌い方で、

皇室の歌会始の節とは違います。

もっと優しく歌うのです。

 

 

これは、お土産に買った「定家の人形」の磁石です。

定家は、人形を自分に見立てて、儀式の予行演習をしました。

儀式の部屋の見取り図の上に、この人形を置いて、

儀式の流れを身に付けました。

2.7㎝の小さな人型です。

 

800年もの間、古典を保存し、儀式をも再現し続けた

冷泉家の努力は、並大抵ではなかったと思います。

お陰様で、私達は、日本の古典を手に取ることが出来、

古典を理解する資料を得ることが出来ます。

国宝や重要文化財に指定されている古典が、ずらりと

展示されている様子は壮観でした。

 

展覧会の後、お昼は、上野の韻松亭で戴きました。

 

韻松亭です。

茶壷弁当です。

茶壷の形をした容器が3段重ねになっていて、

日本料理が、少しずつ盛り合わせになっています。

美味しかった。

 

食事をしていましたら、隣の寛永寺で鐘を撞く音が

聞こえてきました。

韻松亭の3階から写真を撮りました。

鐘を撞く人は、向こう側にいますので、

写真には写っていません。

ゴ~ンという鐘の音を聞いてから、

韻松亭を後にしました。

 

日本の古典に触れ、日本料理を戴いて、

娘と二人で大満足の日でした。

 

 


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