明るく楽しい日々を願って。

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谷崎潤一郎展・神奈川近代文学館×文豪ストレイドッグス

2015年05月18日 | Weblog

昨日、神奈川近代文学館で開催されている

谷崎潤一郎展へ行ってきました。

     

来館者は、珍しく若い方が多かった。

理由は、漫画『文豪ストレイドックス』の

コラボレーション展だからでした。

 

入口に、『文豪ストレイドックス』のスタンプラリーのハンコが置いてありました。

     

私も押印。

 

横浜市内の地下鉄や観光施設に9個のスタンプが置いてあり

全部を押すと、ストレイドックスのしおりが貰えたりする。

     

スタンプの印影です。

 

 

     

コラボのポスター。

 

     

売店で、『文豪ストレイドックス・谷崎潤一郎』ポストカードを求めました。

この青年が谷崎潤一郎。

そばに妹のナオミ。

ずいぶん谷崎の実像と違います。

 

私は、今まで『文豪ストレイドックス』を全然知りませんでした。

この展覧会で、始めて知って吃驚

 

『文豪ストレイドックス』は、大変面白い漫画らしい。

詳しくは、こちらをどうぞ。

題名は、漱石の三四郎に出てくる『ストレイシープ』をもじったのでしょう。

出てくる実名の文学者たちは、その作品や性格などが、

漫画に上手に取り上げられている。

思わず「フフフ…。」と笑ってしまう。

うまいものです。

 

さて、本物の谷崎潤一郎に話を戻します。

     

こちらは入場券です。

横浜中央郵便局の満月印を押印して貰いました。

 

私は、中学生の時に『痴人の愛』を読みました。

実家に文学全集があって、読んだのですが、

さっぱり解らなかった。

ホントにこの人は「痴人」だと思ってしまいました。

この展示で、『痴人の愛』のナオミのモデルになった妻の

妹の写真を見て、その現代的な美貌と行動力に

谷崎は幻惑されたのだな、と納得。

 

『細雪』は高校生の時に友達から借りて読みました。

こちらは、面白かった。

そして豊かな気持ちになりました。

幸子が「Bたらん。」と言って、ビタミンBを注射するところなんか

良く覚えています。

 

最近発見された、松子夫人との間に交わされた書簡も

興味を引きました。

まるで、松子夫人を女神のように崇めています。

3回の結婚も、芸術のためだったのでしょうか。

芸術家は厄介なものですね。(女性の立場からすると)

 

     

こちらは、郵趣サービス社が作成した文学者のカバーの内の谷崎潤一郎です。

風景印は、芦屋の谷崎潤一郎記念館を描いています。

     

こちらが、芦屋にある谷崎潤一郎記念館です。(写真はWEBからお借りしました。)

風景印とそっくりです。

こちらでも、『大谷崎展』を開催しています。

この中に、ナオミのモデルであった妻・千代子の妹・せい子の写真があります。

こちらをどうぞ。

 

谷崎潤一郎の作品への理解が進んだ展覧会でした。

今、我が家の文学全集にある『細雪』を読み返しています。

でも、字が小さい。

しょぼ しょぼ…。

でも、頑張ります。

 

 

 

     

 

 

 

 


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