横浜・金沢区にお住いの収友・Kさんから、
金沢八景の風景印が届きました。
きっかけは、10月31日(土)にJAPEXでありました古沢保さんの講演会で、
横浜・金沢八景一つ『横浜大道局』の風景印が紹介されたことでした。
横浜の金沢八景は、中国僧の心越禅師(しんえつぜんじ)が、
故郷の瀟湘(しょうしょう)八景にそっくりと絶賛したことから、
金沢八景と名付けられました。
歌川広重も金沢八景を浮世絵に描きました。
横浜・金沢区の郵便局が、広重の浮世絵・金沢八景のフレーム切手と
金沢八景に因んだ風景印を出しています。
金沢八景・須崎晴嵐のフレーム切手と、その風景印です。
金沢八景・内川暮雪のフレーム切手と、風景印です。
乙艫帰帆(おっともきはん)のフレーム切手と、風景印です。
この風景印が、古沢保さんの講演会で紹介されました。
野島夕照のフレーム切手と風景印です。
平潟落雁のフレーム切手です。
これに該当する風景印はありません。
瀬戸秋月のフレーム切手と風景印です。
称名晩鐘のフレーム切手と風景印です。
左の風景印は、北条氏の祖である北条実時像と
実時が開基した寺の称名寺を描いています。
右の風景印は、金沢文庫と称名寺の鐘を描いています。
小泉夜雨のフレーム切手と風景印です。
広重の描いた風景は、すでに失われていますが、
かつての金沢八景を、 広重の絵によって知ることができ、
感慨深いものがあります。
今日は、収友のお蔭で広重の浮世絵を楽しみました。
風景印を集めてお送りくださったKさん、有難うございます。