主人公秋間は不思議な電話を受ける。高校の同級生だった北川と名乗る男からの電話だった。会って話がしたいと言うが、そんな男について全く記憶がない・・・ そして北川からフロッピーディスクと500万円が届けられた。北川が書いた文章をフロッピーで読むと・・・ 1980年、電車の事故があり、多数の犠牲者が出た。その電車には秋間も北川も乗っていた。そして、北川の願いは、過去に遡って、その電車に乗っていた、北川にとって大切な人をその電車から降ろすことだった・・・
おお。なんという話だ。
単純なタイムスリップものではなく、過去を改変して未来に影響を与えてはいけないというようなものでもなく、ちょっと変わったSF的な小説だった。
SFと言っても、時間を遡ること以外は、むしろ普通の小説。いや、生粋の恋愛小説だと言ってもいい。
1998年の現在を生きる秋間が、北川の書いた「物語」をどう読むか。荒唐無稽な話だと切り捨てるか。それとも・・・
とっても面白かった。
今日の一曲
ラジオで映画評論家の町山智浩氏が、「俺が父親代わりになるよ」って意味の歌だと言っていた。George Michaelで、"Father Figure"
では、また。
おお。なんという話だ。
単純なタイムスリップものではなく、過去を改変して未来に影響を与えてはいけないというようなものでもなく、ちょっと変わったSF的な小説だった。
SFと言っても、時間を遡ること以外は、むしろ普通の小説。いや、生粋の恋愛小説だと言ってもいい。
1998年の現在を生きる秋間が、北川の書いた「物語」をどう読むか。荒唐無稽な話だと切り捨てるか。それとも・・・
とっても面白かった。
今日の一曲
ラジオで映画評論家の町山智浩氏が、「俺が父親代わりになるよ」って意味の歌だと言っていた。George Michaelで、"Father Figure"
では、また。
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