いかにも30人は殺してそうに見えるのに、実は野の花を愛でる優しい心を持つ男。
いかにも30人は彼女いそうに見えるのに、実はまだ童貞な男。
どっちが得なんだろう?
ってことを書こうと思ったんじゃなかったのに、つい筆がすべってしまった。
「ギャップがある人がタイプ」っていうのは、非常によく目に耳にする話。
では、なぜギャップがある人に魅かれるのだろう?
ってことを書くつもりも全くなかったのに、平成の弘法こと俺の筆がまたすべった。
先日、見かけた光景が、今回のメインテーマ。
とある大都会の真ん中にあるカフェ。上手いコーヒーを飲ませてくれる。
そこでほげほげとコーヒーを飲みつつ、耳からコーヒーを出していた俺。いや出していない。
隣の席に、いかにもイケテルっぽいサラリーマン風が座った。
いわゆるモード系のスーツ(ブリオーニだと思う)腕にはロレックスのエクスプローラーI、靴は茶で、さすがにブランドは分からなかったが、テストーニかな?顔もなかなかのイケメンで齢30ぐらい。どっから見ても女子がほっとかないってタイプだろう。
アタッシュケースをテーブルの上に乗せた。ゼロのハリバートン。高いが、中に入れた物のダメージが極めて少ない優れもの。どんな貴重なモノが中から出てくるのかなと、見ていたら、
コーヒーが鼻から飛び出した。
中に入っていたのは、少年マガジンと手帳だけ。
少年マガジンについてはツッコマないでおく。
しかし、なぜゼロのハリバートンの中にそんだけしか入っていない?
中がほぼ空洞なのだ。あれでは持ち歩くと、中の物がガラガラと音を立てるであろう。
アタッシュケースの外見と中身のギャップ
彼という人間の外見と中身のギャップ
双方を感じさせてくれた瞬間だった。
全身にまとっている物体の価値は合わせて200万円を越すだろうだろうが、内面に保持している数字に表せないイドやらエスやらエゴやらスーパーエゴやら知識やら経験やらの総体は一体いかほどのものなのであろう。話してないから分からないが。
【閑話休題】おこちゃまにはちとつらいかも知れないが、大人なら大丈夫だろう。
彼はもはや人間ではなく、物体ですらない。ディスクールによって説明可能な現象にすぎない(とミシェル・フーコーは言った。言ってない)
彼という現象を支配するヘゲモニーは空っぽな内面にあるのか?あるいはきらびやかな外面にあるのか?あるいは内面というヘゲモニーが外面を支配しているのか、その逆か?
本人は外的要因がヘゲモニー関係の支配者であると思いこんでいるが、彼という現象をディスクールで表現しようとする他者にとっては、内的要因が彼という現象の複雑なヘゲモニー関係の頂点に立っていると捉えているかも知れない。
すると、彼という現象をディスクールで表現することが可能な自己と他者という主体のどちらが「表現する」ヘゲモニーを所持しているのだろうか?
主体と客体の差異を見出して、その区別をすることすら不毛であるかも知れない。彼を含んだ世界という現象全体の中に含まれる一構成要因にすぎない。
だとすれば彼のヘゲモニーをディスクールで表現すること自体に何の意味もないという結論に達することになる。すると、彼という現象を含んだ世界全体の中の構成要素に過ぎない筆者が何をディスクールできると言うのだろうか。
なぜここでディスクールなる言葉を多用するかと言えば・・・・・・
うーむ。アブナイアブナイ。もうちょっとでフランス現代思想の巨人になってしまうことろだった。廃人は廃人らしくせねばならない。2月7日の拙記事「女性のギャップに生まれて初めてヤラれた日」でも読んで口をゆすいでくれたまへ。
さて、
そう言えば、某知り合いの腐女子のM。某ブランドの高そうな財布を持っている。彼女が財布を出すと
俺「金入ってそうに見えるね~」
M「そうなのよ~ でも中身は領収書とポイントカードばかりなの」
俺「だったらそんな盗まれそうな財布やめればいいのに」
M「違うの。この財布を持っているってことが気持ちいいのよ」
おまえ他に気持ちいいこと知らねえんじゃねえのか?俺が教えてやろうか?とは言わなかったが。
どうやら外と内のギャップとは、あればいいってもんじゃない。ってことが今日の結論のようだ。
今日の教訓
キャップはないと
中身がこぼれる
と
いかにも30人は彼女いそうに見えるのに、実はまだ童貞な男。
どっちが得なんだろう?
ってことを書こうと思ったんじゃなかったのに、つい筆がすべってしまった。
「ギャップがある人がタイプ」っていうのは、非常によく目に耳にする話。
では、なぜギャップがある人に魅かれるのだろう?
ってことを書くつもりも全くなかったのに、平成の弘法こと俺の筆がまたすべった。
先日、見かけた光景が、今回のメインテーマ。
とある大都会の真ん中にあるカフェ。上手いコーヒーを飲ませてくれる。
そこでほげほげとコーヒーを飲みつつ、耳からコーヒーを出していた俺。いや出していない。
隣の席に、いかにもイケテルっぽいサラリーマン風が座った。
いわゆるモード系のスーツ(ブリオーニだと思う)腕にはロレックスのエクスプローラーI、靴は茶で、さすがにブランドは分からなかったが、テストーニかな?顔もなかなかのイケメンで齢30ぐらい。どっから見ても女子がほっとかないってタイプだろう。
アタッシュケースをテーブルの上に乗せた。ゼロのハリバートン。高いが、中に入れた物のダメージが極めて少ない優れもの。どんな貴重なモノが中から出てくるのかなと、見ていたら、
コーヒーが鼻から飛び出した。
中に入っていたのは、少年マガジンと手帳だけ。
少年マガジンについてはツッコマないでおく。
しかし、なぜゼロのハリバートンの中にそんだけしか入っていない?
中がほぼ空洞なのだ。あれでは持ち歩くと、中の物がガラガラと音を立てるであろう。
アタッシュケースの外見と中身のギャップ
彼という人間の外見と中身のギャップ
双方を感じさせてくれた瞬間だった。
全身にまとっている物体の価値は合わせて200万円を越すだろうだろうが、内面に保持している数字に表せないイドやらエスやらエゴやらスーパーエゴやら知識やら経験やらの総体は一体いかほどのものなのであろう。話してないから分からないが。
【閑話休題】おこちゃまにはちとつらいかも知れないが、大人なら大丈夫だろう。
彼はもはや人間ではなく、物体ですらない。ディスクールによって説明可能な現象にすぎない(とミシェル・フーコーは言った。言ってない)
彼という現象を支配するヘゲモニーは空っぽな内面にあるのか?あるいはきらびやかな外面にあるのか?あるいは内面というヘゲモニーが外面を支配しているのか、その逆か?
本人は外的要因がヘゲモニー関係の支配者であると思いこんでいるが、彼という現象をディスクールで表現しようとする他者にとっては、内的要因が彼という現象の複雑なヘゲモニー関係の頂点に立っていると捉えているかも知れない。
すると、彼という現象をディスクールで表現することが可能な自己と他者という主体のどちらが「表現する」ヘゲモニーを所持しているのだろうか?
主体と客体の差異を見出して、その区別をすることすら不毛であるかも知れない。彼を含んだ世界という現象全体の中に含まれる一構成要因にすぎない。
だとすれば彼のヘゲモニーをディスクールで表現すること自体に何の意味もないという結論に達することになる。すると、彼という現象を含んだ世界全体の中の構成要素に過ぎない筆者が何をディスクールできると言うのだろうか。
なぜここでディスクールなる言葉を多用するかと言えば・・・・・・
うーむ。アブナイアブナイ。もうちょっとでフランス現代思想の巨人になってしまうことろだった。廃人は廃人らしくせねばならない。2月7日の拙記事「女性のギャップに生まれて初めてヤラれた日」でも読んで口をゆすいでくれたまへ。
さて、
そう言えば、某知り合いの腐女子のM。某ブランドの高そうな財布を持っている。彼女が財布を出すと
俺「金入ってそうに見えるね~」
M「そうなのよ~ でも中身は領収書とポイントカードばかりなの」
俺「だったらそんな盗まれそうな財布やめればいいのに」
M「違うの。この財布を持っているってことが気持ちいいのよ」
おまえ他に気持ちいいこと知らねえんじゃねえのか?俺が教えてやろうか?とは言わなかったが。
どうやら外と内のギャップとは、あればいいってもんじゃない。ってことが今日の結論のようだ。
今日の教訓
キャップはないと
中身がこぼれる
と
読むなとはいわないけれど、スーツで高級時計で雑誌の漫画は嫌だ
にインスパイアされて止揚したというにすぎない
とわたしは考えます。
成長過程で吸収してしまったミスディレクション
を正しいカンパチーノマグローに軌道修正してや
れば自然と、レゾンデートルというかアホロートル
というかに立ち戻るという気がします。
でもひとことだけ苦言を申し述べるとするならば、
マガジンよりジャンプだ! それが青春だ!
という教訓と理解してよろしいのでしょうか?
多分ふるちんさんみたいな人が見ていることを計算してやった芝居ではないかと思います
あとでウエートレスに確認しているのかも?
週プレじゃなかったかぁ~…
スーツ+高級時計+マンガ → かえるさんは嫌だ
なのですな。
マンガ「しか」読まない大人にはやや苦いものを感じますが。
女性の場合、
高級ブランドに身を固める+アホっぽい携帯ストラップもややミスマッチかと。
★あお空さん、
もしかするとハリバートン+少年マガジン が
彼のraison d'êtreなのかも知れません(笑)
時代によって青春であるマンガが違うかも知れませんが、
「ドカベン」「ブラックジャック」「マカロニほうれん荘」「がきデカ」「750ライダー」
が確か同時期に連載されていた少年チャンピオンが
キング・オブ・マンガだったかと。
★kazさん、
頭皮の毛穴にキャップしとかないと
知られたくないあらぬ妄想が
脳ミソから飛び出るという教訓です。そうなのか?
★ユウマさん、
鼻うがいは、
やはりハナ・コーヒーが効くかと。
いや、コナ・コーヒーだった。
私が見ているのを計算した上でのある種の芝居でしたか。
だから後で蜷川幸雄がダメだししてたんですね。
週プレより月プレの方が読むところが多いのでお得です(笑)