電車で座っていた。
隣におばあさん二人が。
会話が聞こえてきた。
「今日病院行ったんだけどさ、(看護師だか、受付だかちょっとよく分からなかった)あたしが、ばばあだと思ってさ、言葉づかいがひどいのよ」
「うんうん」
「あたしはばばあだけどさ、向こうだってさ、鏡を見たことあるのかしらって感じなのよ」
「うんうん」
ブサイクな男性に対しての批判がしばらく続く…いや、キビシーね。
「しかしさー、ステキなおじさまっていないわよね」
「うんうん」(と強くうなづく)
「ゴムの靴とか履いちゃってさ(たぶんジョギングシューズのことを指しているのでは)似合ってないのよ。あたし、83なんだけど(83歳なのか!)まだそういうこと思うのよね」
以上、車内の会話。
確かにステキなおじさまは絶滅危惧種だと思う。しかし、それを現実におばあさま(上品な雰囲気だった)の口から直接聞くとはね。聞いてて面白かったけど、しかしなかなか毒舌だったな。
では、また。
しかし電車とか同乗者観察しちゃうよね。
今八王子から新宿まで京王線で座って帰ってきたんだけど、両隣と前に立っているおっさんがそろいもそろってずっと咳しているのよ。
まぁ自分もオッサンだけど、なんか秘密のプロジェクトで俺のゴールデンウイークを病に伏せさせようと、魔の手が迫っているのかと思うぐらいだった。
早く帰って手洗いうがいをしようっと。
「あたし83なんだけど
まだそういうこと思うのよね」
って格好いいと思います。
32才でもオジサマの域に達しておられる人もいるし、50過ぎても少年のような人もいるし、一概に年齢だけじゃ言えないような気がしますが、いかが?
先日男子高校生たちが、電車内で「紅顔の美少年」という言葉を発したら、その友達が「こーがんが美少年?こーがんが美少年てどうゆうこと?」と大声できいていたのがおかしくて仕方がなかったよ。
★ハナさん、
そう思い続けることもステキでしたし、男性達を一刀両断してたおばあさまはなかなかステキでしたよ。
でも、今も同世代で素敵な女性はいるけど男性は少ないわぁ。ちなみにアラフォー、アラフィフ。
そういえば先日の、入れ歯が合わない人の理屈がナントカのお話、とても興味深く読ませて頂き、コメントしようと思って忘れちゃいました。
83才になっても、枯れず燃え尽きずというのはなかなか難しいのかも知れませんね。
ステキなおじさまよりもステキなおばさまが多いのは何か原因があるのか、鋭意調査中です(嘘です)