リンカーン・ライムシリーズはもう12作目。ライムは警察の顧問を辞めて、教職に就いていた。エスカレーターの開閉盤が開いて、落下した人が死亡するという事件があり、遺族の弁護士から、訴訟のためにエスカレーターの瑕疵を調べて欲しいと依頼された。被害者は保険に入っておらず、遺族は金がないので、なるべく早く和解に持ち込みたい。しかし、エスカレーターメーカーの落ち度がなかなか見つからない・・・ アメリア・サックスは、未詳40号を追いかけていた。金槌で頭を殴って殺す男だ。非常に背が高くて痩せている。この男を追いかけていると、エスカレーターの事件に遭遇した。被害者を救おうとしたが、うまくいかなかった。そして、この二つの事件には関連があった・・・
最近、リンカーン・ライムものを読むのに疲れてしまっていた。データが多すぎて。しかしどういうわけか、本作は読みやすかった。
「モノのインターネット」(IoT)がテーマ。電化製品にインターネットが組み込まれると、どんな恐ろしいことが起きるのか。自分の身にも起きそうなリアルなネタと、どんでん返し。まったく飽きずに読み終えた。
ふう。パソコンが不調なので、スマホで記入。Amazonへのリンクや「今日の一曲」はまたお休み。
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