私の周りに口が臭い人物が二人いる。一人は男性、もう一人は女性。どちらもキレイ好きで清潔感あふれる人たちだ。歯磨きもきっちりしているんだろう。
しかし、比較的近くでお話しをしたときに、口臭が猛烈にクサイことがある。
長時間何も飲まない食わないでいた場合、胃の臭いが口から出てくるようであるが、彼らが歯磨きしなかろうが、していようが兎に角臭いのだ。ほんのちょっとではなく、ガッツリとクサイ。
しかし、面と向かって「あんた口クサイよ」とは言いにくい。女性に対して「鼻毛出てる」と言うのと同じくらい言いにくい。どうしてなのだろうか?靴下の左右が違う色だったらつっこめるのに。ピアスの穴に間違えて画鋲が入っていたらつっこめるのに。口だと何か別の要因があるのだろうか。よく分からない。
嫌煙権が他人の吐く煙を拒絶する権利だとすれば、他人の吐く息を拒絶する嫌息権なるものも今後出てくるのだろうか。
などと思うのと同時に「俺は口クサくないのか?」とも思う。もうだいぶ前のことになるが、朝一番で
某「昨日遅くまで呑んでた?」
私「はい」
某「やっぱり」
私「分かります?」
某「うん。だって酒臭いもの」
と言われるまで朝っぱらから私はとても酒臭いという事実に気が付かなかった。後で周りの者たちにきいてみたら全員「酒臭かったけど言いにくかった」ということだった。
それ以来、夜眠る直前まで鯨飲するのはやめた。
自分の体臭が臭いと思い込んで、それに気をつかい過ぎてしまう一種の強迫神経症もあるし、口臭も同様で一日に何度も歯を磨く人もいるようである。であるから、気にしすぎは自分にとってあまりよろしくないが、しかし気にしなさすぎは周りの人にとってあまりよろしくない。
何事にも中庸がやはりよいようである。
でも確かにそうゆう人がいると自分のことも気になる。特に最近は市販の鼻炎の薬を飲んだ時が気になる。薬が効き出すと口の中が渇いてくる。その時に自分の中で妙な匂いを感じるんです。それがイヤでたまりません。
なぁんか息を殺して話しちゃうんですよね…^^;
ごくろうさまです。
★bettyさん、
良薬は口に苦しと言いますが、
良薬は口に臭し なのかも知れません。
自分の口臭が気になる人はたぶん他の人からすると全然臭くなく
自分の口臭など気にならない人こそがまさに「臭い」人かも知れません。
この「口臭」を「知性」とか「コミュニケーション能力」とかに
おきかえても同じようなことが言えるやに思います。