福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

2022-07-16 06:38:56 | 日記
食べ物の好みは、人それぞれ。
作り手の泣き所。
ふっと、昨日耳に入った言葉。
福祉亭の食事を食べると、ホームシックになる・・と言う。
米国のトップクラスの大学で勉強中の中国籍のボランティアさん。
日本語に、ほぼ問題なく、日本のトップ大学を経て渡米。
そんなキラキラ経歴さんが、突然の電話で福祉亭のボラにみえている。
キラキラさんは、ごく普通の、どこにでもいるような、親しみやすく、そして控え目。
ご両親は、早く孫の顔を・・と言っておられるとか。
この普通さと経歴のキラキラ。
しかも、福祉亭の味が、家庭の味そのもの・・と。
それは、福祉亭にとって、どれだけ励みになるか。
公園で座っているみなさんが、福祉亭の定食は、まずいって言っているよ・・などと時に、耳に入ってくるのに。
とにかく、コツコツと作ることは得意でも、おいしい!のレベルにいっているかどうか。
日々のメインと小鉢全てが、満足のいく出来かどうか。
ずっと、戦いの日々。
成功もあれば、失敗もある。
ただ、一生懸命ということだけは、言える。
お母さんの作る味を思い出せ、懐かしく感じてくださるなんて、最高!
私たちにとっては、他に代えがたい褒め言葉。ありがとう!!






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相関

2022-07-15 05:19:33 | 日記
東京は、毎日1万人を超える新規感染者数。
ウクライナ、銃撃と大事件の間に。再び注目を集めている。
BA.5は、さらに6,7,・・・と変化し、弱毒化しつつ変異するとは限らない、と専門家の予測。
第7派で終息とならない、と言う。
有効な飲み薬の開発を待つ間、人類の打つ手は、ワクチン頼み。
接種は、周囲の高齢者も少しずつすませている。
様々な理由でワクチンを打たない方もおられる。
そのみなさんは、今なお、感染から逃れておられるのだろうか。
ワクチンを三回打って、感染したケースも報道されているのに。
変異を続けるコロナウイルスのやっかいさ。
築いてきた経済活動、医療体制、暮らし・・すべてにボディブローとして効いて、なお終息しない。

でも・・地域に笑顔がない、ということでもなく、
銃撃死を悼む国民の列があり、
戦禍が終息することもなく、
この相関の不思議さ。
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心の底に

2022-07-14 06:38:16 | 日記
要人の殺傷で、ネット情報につい、見入る。
献金が1億円あまりだった・・という情報もあり、とにかくコトの根深さに言葉もない。
そんなザワついた空気は、地域にも静かに届いて。
まかないに入っていると、長年ボラされているかたが問わず語りに、とある宗教法人の献金の話しを持ち出される。
話題の法人ではない。
でも、国民なら誰しも普通に耳にしていると思われる法人。
ファミリーヒストリーとして。
一家の大黒柱を失った後のご家族の様子。
家族という社会の最小単位の躓きに、宗教がどう入ってくるか。
そして、宗教が一人を支えていくという行為で、入信を促し、そして献金を求めてくるのヒストリー。
その結果、何がファミリーに起こるのか、どう家族として対処してきたか・・。
心の底にあるわだかまり。
語る真剣な目、語られる物語の痛み。
政治も宗教も、結局お金につながっていく現実世界。
手を差し述べることのできない心の闇。
しかも、話しが終わって自分の来し方を思い返すと、人の心の痛みと宗教が根強く絡みあうハナシに、やっぱり、心あたりがあると気がつく。
社会の底の底にある何か。
善なるものと、結びつく何か。


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感染者数

2022-07-13 05:15:27 | 日記
新規感染者数が再び1万を超えた。
どこまで増加していくのか。
8月3日がピークという予報も既に出たという。
基本的な感染対策だけで、行動制限は、求められていない。
20代の感染増とされている。
子どもたちにも。
この暑さで、マスクで鼻と口をカバーし続けることは、やっていられないほど。
厨房の作業も息苦しくなると、外テーブルでの作業に。
ただ、幾分でもエアコンのおかげで冷気を感じる厨房から出ると、ドカン!とした暑さに遭遇。

昨日は、昼時の降雨で、ご利用が少なかったと言う。
手持ち無沙汰気味のボラさんたちが、楽しげに談笑。
こういう日もあって、忙しさに追いまくられる日もあって。
運営のほうは、先月もまた赤字。
小さな蛇口の閉め方でなんとか乗り切れるといいのですが。
感染者増で、また、臨時休業ということになると、蛇口の閉め方だけでは追いつかない。
夕方からの商店街のうちあわせは、あれやこれやの影響で元気なし。
商店街を盛り上げる企画も感染者増で打ち出せず、地域の財布も急速に縮んでいる気配。


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限界

2022-07-12 06:13:20 | 日記
真夏日の昼日中、配達。
永山の端と端。
チャリは使えても、やってみるとなかなかの広さに改めてびっくり。
厨房は、しっかりした体制なので、なんの心配もなく出かけられる。
しかし・・仮に、雨で徒歩での配達となると、対策が必要。
ただ届先は、それぞれの理由があって、営業している限り配達を中止とはできかねる。
どうする?
とにかく、策を考えるよう促されている。
やってみての大変さに、他の手を煩わせることを躊躇してしまう。
組織が持つ脆弱さをこんな時に自覚する。
なんとか日常の運営は、滞ることなくまわる多くの善意に囲まれてはいるけれど、さらに負荷をかけにくい。
こんな時、かすかに限界のようなものを知ることになる。
いや、お願いすれば、今の福祉亭のボラさんたちは、やってくださるに違いない。
勝手に限界を作っているのは、こちら。
しかし・・答えをなんとか見つけないと。

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選挙

2022-07-11 05:35:08 | 日記
与党の圧勝。
一強多弱を国の安定と考えるこの国。
子ども時代に見聞きした政治家の姿と、高齢になってから目にする政治家の姿、この大き過ぎる違いにいささかとまどう。
社会の姿もに同じようなところがある。
目指した社会がこれ?と。
映像が常に送り続けられることで随分身近に捉えられる政治家や社会の姿。
情報が瞬時に世界の端にまで届く時代になっても、争いごとは、無くなっていないし、立派な言動の向こうの人間の弱さ。
どうも、納得がいかない。
人間というものが持つ能力の限界なのですかね。
数多の候補者から一人しか選び取れない。
選んだからと言って、望むどおりにコトが運ぶことはない。
意思を託すという民主主義の脆弱。
投票率の低さに、その課題が見え隠れする。
でも、選挙は、選挙。
決まれば、そっぽ向いたとしても、満面の笑顔でも、それが民意として受け入れざるを得ない。





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なお現職

2022-07-10 04:53:32 | 日記
大事件があってニュース報道は、一色。
おまけのおまけに、関東地方に夜、地震。
高齢者は、混乱する。
混乱して当たり前。
なんの変哲もない暮らしの連続が、安心。

昨日のメニューは、皿うどん。
堅焼きそばとも言う。
麺がどうも、高齢者向きじゃなかった様子。
戻るトレーに残菜が。
次回は、ソフト麺にしよう。

夕方、久しぶりだったので、一瞬認識が遅れたけれど、珍しい来訪者。
四方山バナシ。
ペースメーカーを入れていると。
80になられたと。
若い時の知り合い。
政治が今よりも、もっと地域の暮らしに身近にあった頃の。
良い候補者も身近におられ、その周辺に集まった応援団が形成されていた頃の。
政治は、暮らしの必需品と、標榜していたのに、すっかり、そんなことを忘れたかのような今の暮らしぶり。
その変節がお互いに、寂しい。政治が熱く、身近だった時代。
それぞれ地域で年齢を重ねつつ、なんとか健康を保持できていることを、来訪者と笑顔で語り合う。
でも、訪問者は、現職。
しかも、ニュースレターを自らポストインされて、その途中での立ち寄り。
お尋ね頂き、本当に感謝。






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大事件

2022-07-09 06:16:00 | 日記
大変な事件が起きました。
情報が福祉亭に届いたのは、昼過ぎ、午後のボラさんから。
え?!!慌ててTVを付ける。
騒然とした空気の画面。
音量も大きく。
言葉もなく画面に見入る。
時間の経過と共に、少しずつ情報量が増していく。
格差が広がっているとは言われながら、平和と思われるこの国の片隅で、要人の殺害をひたすら考えている人物の存在。
その惨さと怖さ。
コロナ禍に入ってから、考えられなかったような事件がいくつか起きている。
国のありようが歪み、なにが起きるか分からないようなところにまで行っているのでしょうか。
事件が起きても、また、何事もなかったように忘れていく私たち。
そして、やっていることと言えば・・暮らしそのままに。




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退化

2022-07-08 07:03:34 | 日記
頭の退化が激しい。
周囲を悩まし始めている。
後期高齢が目の前、ジツに正直な頭脳と身体の反応。
偶然、昨日来亭した旧い友人。
別の友人の話が。。。
高齢期になると、もともとの個性が際立つでしょ・・と話す私。
そうだね、とお互いに、そのことに関して、うん・・と頷く。
周囲を見回せば、福祉亭は、高齢期のみなさんの集合体。
個性が際立つみなさんがおられる。
しかし、それを、自分の中に認めないと。
同じように、やっぱり、自分にも起こっている。
この事実。
言葉がない。
頭の退化の現実。



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同姓

2022-07-07 07:10:52 | 日記
夏休みの間のボラ。
現在は、米国の大学に留学中、という中国籍の学生さんがみえる。
あら?福祉亭は、国際派?お隣からも、ちょっとびっくりの質問が。
ホント!
地域に目を注いでいる私たち。
それが国際派・・だなんて。
うれしいような、恥ずかしいような・・。
若く、素敵な学生さんですから、自慢げに私も、もうおひとりの中国籍の同姓のボラさんに、さっそく紹介。
最初の会話が耳に入ってくると、日本語で。
中国語で大丈夫よ・・と私が言うとニーハオ!で母国語に。
世界がやってきた感。
びっくり!
いつもの少し退屈気味の厨房の空気が、すっかり、ウキウキ。
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降雨

2022-07-06 05:54:06 | 日記
昨日は、15時ごろから降雨の天気予報。
昼すぎにお弁当の配達して、そのまま出かければ・・と思っていた。
しかし、台風が近づいていて既に激しい降雨の地域もでているというニュース情報。
昼頃にはド~~ンと暑苦しい重たい空気。
これは、急げ・・と自分の中のセンサーが。
幾分慌て気味に、お弁当を受け取りに。
その時には、既にポツンと一粒。
とにかく配達と食材の調達をすませたい・・と急ぐ。
ルートもいつもとは変え、少しでも時間短縮になりそうなルートを選ぶ。
結局、グリナード広場に出て、市道にでるべきところを焦って荷さばき室のドアを開ける。
あちゃ・・スロープがない!
引き返すゆとりはなく、そのまま数段の階段を使って、なんとか自転車を下ろす。
ゴツン、ゴツン、ゴツン、ゴンッ!
なんとか道路に出た時には、雨粒が大きくなる。
大急ぎで買い物をすませて外に出ると、もう本格的な降りに。
フルスピードで帰路に。
でも、結局、びしょ濡れ。


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幸運

2022-07-05 04:52:39 | 日記
定食の人波も消え、静かな亭内。
二人連れの女性さんたちが来亭。
ほぼ二年ぶりに、揃って。
ワクチン接種をすませたので・・と。
一時は、もう為す術なしと、郷里の妹さんのところへ行かれたお一人。
でも、結局、永山に戻りたいと。
戻られ、外出できるとは、思いもせずにいた。
大変な回復力。
その間、昼間いないご家族に代わって、昼に夜にと、面倒をみられたかたとご一緒。
そのかたは、もう80になるから、サポートは、無理と言いつつ。
でも、そのサポートをなさっているかたを、また、サポートするかたもあって、とにかく、なんとかご本人も外出できるところにまで回復。
すごい!!
人に支えられた強運のかた。
できればこんな関係性をNTで作りたい。
何をどうすれば、こんな幸運に出会えるのか。
知りたい。
良い近隣の友に出会えた幸せ。
大事にしないと。
タネを撒き、幸運にも芽が出たら大事に育て、絶やすことなく水やり。
花苗とジツに同じ。
NTという街に咲かせたい希望の花。
福祉亭もちょっと水やり、ちょっと施肥のお役を務めさせてもらったかも。


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未来

2022-07-04 06:30:48 | 日記
福祉亭に未来があるかどうか不確かですが、とにかく、未来を考える。
運営開始20年は、なんとか到達できたので、後は、一年一年、一歩づつの歩みと決めていた。
さあて・・と言ったところです。
幸い与えられた役割が、未来を考えさせてくれる。
PCに向かい、考え疲れて休み・・を繰り返す一日。
結局、蒸し暑さの中、ゴロゴロゴロ。

夕方、花壇の水やりが心配で出かけると、既に相棒さんの手で終えてあった。
あとは、福祉亭裏手の水やりだけ。
それもすませ、夕闇の中スーパー横にさしかかると、ボラさんの姿。
親子三人でお知り合いの演奏会に出かけた帰りと言う。
それは、よかったと思わずうれしさがこみ上げる。
長いご家族としての葛藤があり、やっと、平穏と言えるところにさしかかられた様子。
いつ、そこに辿り着かれるのかと、思った時期もあった。
必ず、始まりがあって、終わりがある。
訪れた平穏ができる限り長く続くといいですね。




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配達

2022-07-03 07:05:37 | 日記
地域の高齢化は、長命の独居者を抱える。
デイサービスを利用しつつ、自宅暮らし。
暮らしに食は、大事。
できる限りのサポートとして、福祉亭もお弁当配達を続けている。
圧迫骨折のような原因で、買い物や外出が思うようにできかねるケースが多い。
一人のおひとりさまは、商店街の気の良い、ご自分も気に入っているスタッフに買い物を依頼して暮らしておられる。
ご家族は、近居ではあるけれど、日常は仕事。
そんなことで、買い物サポートの手助けは、大変助かっている様子。
賢いなあとは思うけれど、なかなかこんな関係をつくるのはそう容易なことではない。
身体に障害が出た別の友人は、気に入ったヘルパーさんを自費で依頼している。
とにかく不自由を埋めてくれる存在をなんとか探しておかないと高齢期の暮らしが成り立たない。

スーパーの買い物を、事業としてサポートされているお隣さん。
以前より、ご利用が増えている。
お見かけするケースは、高齢ご夫妻のご利用だったり、やっと自力で歩行できる高齢女性の姿。
介護保険制度での買い物支援サービスは、メモを渡したり、サポーター同行での買い物。
この買い物支援のやりかたが実情に合っているのかどうか。

福祉亭のお弁当配達は、近隣であれば、できる限りお断りすることなくやらせて頂いている。
それでも、聴力が落ちているかたのサポートは、苦労することも。
ご自宅が1Fの場合、ドアの鍵かけは、必須。
呼び鈴を鳴らしても出てみえず、ベランダ側にまわって大きな声で呼びかけることも。
地域のサポートは、対応に様々な工夫がいる。
人のサポートは、やっぱり人。


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メニュー

2022-07-02 05:00:53 | 日記
暑い暑いと言っているうちに、すーっと7月。
台風も近づいているということで、とにかくドカ~~ンと蒸し暑い。

定食づくりをいやと思ったことがなかったけれど、さすがに、ちょっと顎が出ている今日この頃。
ほぼ同じメニューで回す曜日もあることはある。
そのほうが利用されるみなさんにとっては、安心感もあるかもしれない。
今日は、○○だ!と期待しつつ来店できる。
作り手が交替しているので、同じメニューで味が微妙に変化してきている。
ここが料理のおもしろいところ。
この暑さで、手の込んだ料理を組み立てるのは、ほぼ無理。
なるべく工程が少ないもので。

そうは言いつつ、昨日は、たらこ巻き。
ボラさんからも、初めて!の声。
作り手の私だって、初めて!でした。
う巻きの変形メニュー。
おいしかったのですが、焼くほうが、手もかかって、ちょっとあいてしまった。
もう当分、卵焼きは、やりたくない・・の気分。
プロ意識には遠い福祉亭。
そんな福祉亭に、それでも毎日みえて定食を召し上がってくださり、ありがたい。





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