福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

う~~ん??

2016-11-15 06:08:34 | 日記
福祉亭の厨房。
誰でもできる・・ということになっている。
しかし!!
誰でも・・の一歩手前で、混乱。
大混乱。

予定食数50を超えてしまうご利用に、わ・わ・わわ・・。
厨房のどのメンバーも限界を超えてフル稼働。
しかし!!
おいしかったんです~~。
いつもの焼き肉に比べ、数段ランク上の肉。
まかないに入る頃には、副菜は、とっくに底をついていました。
でも、焼き肉は、副菜は、なくてもいいや・・と思わせるおいしさ!!・・でした。
大満足!!

しかし!!
スタッフもクタクタ・・なのに・・です。
なあんと売り上げは、いつもよりちょっとマシ・・程度。
出ていないのです。
この不思議。
たぶん、おいしい定食に地域が大満足されて、午後のお茶タイムがの~~んびりだったのです、きっと。

運営側に立つと、ここが、焦眉の急。
午後の催事か、何かで集客を補わないといけないのですが、地域の財布は、年金の減額の影響も出ます。
省けるところは、省く・・、引き締めるところは、とことん引き締める・・ところにまで、行っているのです。
国会では、年金減額が検討されている・・っていうことですが、その風だけで、地域は、風邪をひくのです。
どうしたものか・・・



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立ち位置

2016-11-14 06:49:08 | 日記
立ち位置が違えば、見えている世界も違う・・
これは、わかっていた。

「地域医療と暮らしのゆくえ」(高山義浩著/医学書院)を読む。
いつものように、「はじめに」を読み、そのまま「おわりに」を読む。
いつもなら、このあたりまでで、ページをぱらぱらと拾い読みして、次のシゴトにとりかかっているところ。
けれど、繰り出されている言葉の力に、今度は、「おわりに」から逆にページを各章ごとに、つい読みふける。

地域包括ケアと、言いなれた、使い慣れた言葉が、別次元で、語られている。
ドクターとして地域医療を担い、そこから見えた世界を語っておられる。
人間というものの不思議さ。
その存在に注ぐ温かいまなざし。

著者が出会った世界と、その世界におられる優れたドクターの話しもすごい。
頭をガツ~~ンと、叩きのめされた感。



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悩みごと

2016-11-13 07:28:53 | 日記
悩みごとの渦中にいるかたが、みえた。
ご相談というより、聞いてよ・・という風情。
周囲の困惑にも気が付かない様子で、堰を切ったようにハナシ続ける。
ずっと。
善意のお知り合いたちが、ふんふんと聞いてさしあげていた。
でも、さすがに、疲れを感じ始められたご様子。
わかった、わかった・・と、家族なら言える。
でもね・・言えないでしょ。

聞いてもらえる悩みだから、まだ、いいのかも。
ただ、家族内の混乱は、傍からは、何も言いようもない。
善意のかたの中には、遠方から妹さんをお尋ねされたかたもおられるのに。
遠路はるばる他人の悩みを聞きにみえたわけじゃあない。
渦中のかたは、ご自分の悩みごとを、みなが、快く聞いてくださっている・・と、思い込んでハナシが続く。

年を重ねると、悩みごとから逃げたい。
自分にしろ、他のかたのことにしろ。
いやなハナシは、耳に入れたくない。
身体に直に応えるから。
楽しいハナシがいい。
みなで笑い合えるような他愛ないハナシがいい。
男性は、客観性を持つせいか、他愛ないハナシが、お得意。
女性は、どうも、のめり込むタイプが多いのか、コトが深刻になりがち。
本当は、深刻になる前に、身体を動かしていくといいのです・・と、ワタシは、思う。
身体を十分動かしていると、よく眠れるし。

だから、ワタシは、ジブンの中の針が、マイナスに振れそうになると、仕事に集中したり、散歩にでかけたりして、針をいったんゼロに戻すようにしている。
そうそう、だから、打たれ強い・・って、昨日、言われたのかあ・・。
強いのかどうかは、分かりませんが、それも努力のうち。
ラウンジのお仲間の80代さんに、そう教えてもらいました。
にこにこ笑っていると、人が寄ってくる・・と。
人生をわたる知恵は、センパイから。




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お金が~~・・

2016-11-12 06:04:44 | 日記
どこもかしこも、数万円の支出にも苦労している・・・らしい。
福祉亭だって、それは、同じ。
でも、何かやろうとすれば、それにはお金がつきもの。
人、もの、かね。
五輪や豊洲のように、はあ~??というような額のお金ではない。

連携して、ちょっとずつお金だせませんかねえ・・って、声かけしてみる。
もちろん、それぞれ、決裁組織を持つ。
問いかけするのは、その組織の中間管理職。
それぞれ、お金のハナシとなると、気分が、沈む表情。
まったくねえ。
情けないというより、何か別の気分が流れる。

とにかく、時代の財布は、ピッチと閉められたまま。
アイディアが良さげでも、財布が~~・・・
すぐ費用対効果を求められてしまう。
意気が上がらない。
無難に無難に・・と。
目立たないように、目立たないように・・と。

福祉亭そのものは、ボランティアで、みなさんにご参加して頂いている。
人を大事にしたいから対価を払う・・という言葉が耳に入ってきたことがあった。
むぐッ!!
でもさあ・・・
分かってもらえたらなあ・・
払えない心苦しさってものも。
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いいね!!

2016-11-11 07:29:49 | 日記
メインのシェフさんが、ご家庭の理由でやめられ、木曜日は、ワタシが。
シェフ修業。
なかなか。
瞬発力だけで。

とやかく細かいことは言わず、いいの、いいの・・それでいいの・・というやりかたで今までも通してきた。
80%は、それでいい。
でも、いよいよ、シェフとしてはガス台の前に立ちたくない・・空気のチームの中でしかたなく立ってみると、世界が変わる。
いろいろなシェフさんたちが、様々な言葉で今までも、ガス台の前に立つ気持ちを表現されるのを耳にしてきた。
瞬発力のシェフ役だったら、なんとか、合格点でも、これからずっと担い続けるのか??という瀬戸際に立たされてみると、今まで耳にしてきた言葉が、鮮やかに蘇る。
シェフさんたちの言葉に、どれだけの真剣さで、寄り添ってきたか・・が、悔やまれる。
その時々では、ご納得頂くよう采配はしてきた・・つもり。
しかし。
真剣さ・・と言う点では、得意技の聞き流し・・をやってきたということに、つくづく気が付く。
80%のその先に、課題があったんです。
その課題をどうチームとして克服していくか・・
優しいだけのリーダーは、ダメだ・・と、よく言われてきた。
今ひとつあげるとすれば、これ。
でも、優しさがなければ、チームが成り立たない。
ボランティアは、気持ちよく・・が第一・・という別の課題とぶつかる。

チームがしっくりこなれてくるには、時間の力が必要。
いいね!!と素敵に化けさせることを、ボラさんたちと楽しまないと。
木曜日チームがいいね!!ってボラさんたちにも、ご利用のみなさんにも、言って頂けるように。





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すごい!!

2016-11-10 07:18:38 | 日記
毎年、この時期、そろそろノロウイルスが懸念される時期に開催れる衛生管理責任者講習。
すでに12月の気温。
食材の調達で、もたつき、時間がなくなる。
初冬のNT。
チャリを飛ばす。
5分遅れで、なんとか滑り込む。
空いている席はあっても、荷物や、コートで占められていて、座れる席がみつからない。
どんどん、ステージの前に。
最前列も無理・・とわかって、数列後の席にすべりこませて頂く。

静かな中、隣の席も、頭が傾いでくる。
もちろん、ワタシも、ふっと、意識のない世界に。
いかん!!と、身体を起こして、集中する。
どこからか、寝息がずっと、聞こえる。
うふッ。
講習内容は、多少の変化は、あるものの毎年、同じ内容。
だから、どうしても、眠気に誘われる。
でも、大事なこと。

トイレの後の手洗いは、60秒洗いより、10秒を2度洗いのほうが、よい・・ということらしい。
だから、トイレの後は、手を二度洗い・・というポスターを頂いて帰る。
厨房に早速張り出す。

そうこうしているうちに、TV画面に米大統領選の結果が流れているのに気付く。
お~~~!!
すごい!!
はあ~~~・・・・
米国の深層に流れるものが、こんな形でふき出すのか・・と、心底驚く。
世界を驚かせる結果。
日本のリーダーさんは、すぐ、お祝いのメッセージを出したと。
はあ~~~~・・・
それしかありませんよね。
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ほめられる

2016-11-09 03:05:06 | 日記
ラウンジ。
お休みのかたもある近頃。
でも、見えるかただけでも、元気よく・・と。

おしゃべりの傍らで対戦される囲碁のほうは、師匠さんのおまけの敗戦で終わった。
お弟子さんの進歩が最近著しく、囲碁の師匠さんたちを時折、負かせてしまう。
勝った・・と、何度も嬉しそうに、目をくりくりさせるお弟子さん。
お弟子さんは、幾分の障がい。
コミュ二ケーションには、あまり支障がない。
性格もかわいらしく、褒めごろしタイプ。
目にしたものを、次々に素直な目を注いでほめてくださる。
どなたにも。
ほめるところがなくなると、最後は、靴下までほめてくださる。
ほめられると、どなたも、パ~~と晴れやかな笑顔を広げられる。

80代さんは、嬉しそうな笑い声と一緒にソファにのけぞるようにして、身体一杯に嬉しさを表現される。
最近、長女さんを亡くされたばかり。
何もそのことは、おっしゃらないけれど、どんなに、そのほめられた言葉で癒されておられることか・・と。

ほめられるって、いいですね。
障がいがあっても、他者に注ぐ目に間違いはなく、その心が伝わってくる。
お弟子さんの背後におられるお母さん、おじいちゃんが、精一杯注いだ愛情が、ちゃ~~んと結実している。
はっきり感じ取れる。
ほめられれば、ありがとうの気持ちがわく。
優しい気持ちになる。

そうそう、福祉亭の牧師さんが言っておられた。
出会いを私たちは、選べない。
神様が、つかわしてくださる・・・と。
大いなる意思は、私たちにたくさんの知恵を授けている。
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考える葦

2016-11-08 07:16:39 | 日記
夜の会議。
どう読み進んでも、やっぱり高齢者対策・・の空気。
発言のいろいろも。
健幸まちづくり・・となると、高齢者対策だけでは、どうも片手落ちの気がしてしまうのですが。
こどもや、若い存在は、そもそも、健康には、恵まれている・・というのが、根底にあるからでは、ありますが。
どのかたの発言も、興味深く、大変、面白い。
わが市のリーダーさんも、刺激的・・と、最後の挨拶で述べておられた。
確かに。
でも、しかし・・

福祉亭は、十分、健幸まちづくりの意図するところは、なんとか実現できている・・・ようには、思います。
でも・・・
議論のまとめは、いや~~、これでいいのかなあ・・・に、ワタシには思えてしまうのです。
立派なことは、言えない頭脳ですが、とうとう、いや、このままでは・・と、最後にがまんできず、発言してしまった。
だって、十二分に知的な会議の出席者さんたちは、健幸の概念として、歩いて、食べて、おしゃべりして・・でいいけれど、つくられた街で暮らすフツウの市民たちが、それだけでいい・・とは、とても思えないからです。
学びを入れてください・・って。

ほら、「考える葦」って、むか~~しのエライ人が言って、古今受け継がれてきたでしょ。
もっと、よく考えてください・・・
つまらないことばかりではなく、しっかり・・
目線を上げて・・

福祉亭で夕方、耳にしたばかりです。
腰が痛いってぐずぐずおっしゃるご利用者さん。
介護予防体操もしましょうよ・・って言うワタシに、おんなの裸のほうが、元気がでるよ・・って。
も~~ちろん、冗談だって、知ってますし、現実的には、そうかもしれないことぐらいは、わかります。
でも、そんなことを若い世代は、言いません。
しっかり社会的に教育されていますから。
時代は、男女共同社会です。
日本の旧い時代の男たちは、そう言うことも許容の範囲でしたし、ちょっとくらいのセクハラは、まあまあという空気の中にありました。
でも、正に、それは、ご自分を、社会的な化石・・・と認めているのと同じ。
社会的な化石が大手をふって跋扈するような多摩市では、ちょっと情けないです。

もちろん、すぐ、ご利用者には、反論しておきました。
その元気って、空元気って言うものです!!・・って。
だって、腰が痛い・・の先にある姿を、日々目にしていますから。
人生は不確かです。
でも、確実にその先には、本当の老いが待ち構えていますから。






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再生

2016-11-07 06:57:47 | 日記
こどもの事故が多いですねえ。
集団登校の途中だったり、昨日は、木製のジャングルジムの火災だったり。

45年の経過の中で、NTの歩車分離が街の活性には、いかがなものか・・と時折取沙汰される。
でも、街の中心に「人」を据えた優れた計画という点では、やっぱり色褪せていないと思うけどなあ・・。
こどもを安心して外に出せて、親は、安心して地域活動できてきた・・って、なによりのこと。
緑との共生の点でも。
時代が、ゆっくり回帰しているように思うんですけれどねえ。

街の再生計画の資料を読む。
改修費80億の施設のハナシもメールでまわってくる。
なんとも、コメントしにくい。
頭の栄養が追いつかない。
頭のいい人たちが、それぞれコメントしているし。
でもなあ・・
どこかなあ・・・
ただの市民にもっと、パチッと飛び込んでくる何かが欲しいなあ・・
街の行く末って、もしかして、もうワタシという人間は、存在していないかもしれない未来の見通し。
未来が確信できるのは、こどもという存在。
となると、もっと、違う視点をいれこんだほうが、いいような気がしますけれどねえ。
コトは、そう簡単ではないでしょうが。
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土曜の午後

2016-11-06 07:11:57 | 日記
土曜日は、忙しい時は、めちゃくちゃ忙しい。
ヒマな時は、あんぐりするほど、ヒマ。
昨日の土曜日は、あんぐり。

ワタシは、遅いまかないを、ゆっくり。
店内には、内科医先生とご利用者さん。
その会話が耳に。
しっかりした内容。
とくに、取り立ててうん??というようなものではありません。

ご利用者さんは、実は、地域では不思議な存在。
素人目には。
何が?って・・
まず服装。
そして、荷物。
それから、頭髪。
ヘタなシモネタなどは、話されない。
どちらかと言えば、国や世界レベルのハナシ。
でも・・???
夜の暗闇の中で、ばったり出くわしたりすると、つい、内心きゃあ・・・と、小さく叫んでしまう。
できれば、ご挨拶も避けたい・・・と、つい。

たぶん、社会性に少し・・・
長い人生の中で、辿り着いたご自分なりの快適さの中におられるのでしょう。
それをとやかく言える福祉亭ではありません。
でも・・・
おせっかいなワタシが、時折、見かねて、なにか一言を発してしまうと、言葉が爆弾のように破裂してしまって、収拾不能状態に。
その状態を回復するのに、数か月かかってしまいます。

人のココロは、不思議。
ジブンの存在を愛してくれる他者を、動物的嗅覚で、探します。
その愛情で、活力を得ていくようです。
人間って、動物類の中に入るのだと思いますが、どこか植物的でもあるのは、この辺り。
愛情の活力を与えられると、ぐんぐん、また、伸びていきます。


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キャッチボール

2016-11-05 06:27:02 | 日記
夕方、お弁当をお届けにいくと、紙おむつの買い物を頼まれた。
さッさッとやってしまおう・・と、すぐ、スーパーに。
お届けして、福祉亭に戻る途中、前日と同じようにとぼとぼと買い物に出かけるご利用者さんに出くわす。
さすがに、声かけする。
何かお手伝いしましょうか?って。

すると、体裁はすっかり消えてしまうほどの痛みの日々のようで、すぐ、今の状況を話してくださる。
6回も転んだこと・・
お医者さんの痛みどめが、効かないこと・・
すがる思いで、注射を17本もしたこと・・を話してくださる。
まだ、話し足りない様子。
でも、すでにお聞きしたこともあるので、さえぎって、そのまま、包括へ。
チャリだから、すぐ。

包括の前には、スタッフを取り巻き、ご高齢の女性たちお二人。
それぞれ、ご用事だったかとは、思うのですが、こちらも、福祉亭を抜け出して、お留守番をお願いしている。
だから、せっかちに、用件を切り出す。
結局、ご本人も、明日ご自分で出向く・・と、おっしゃるので、明日を待って、対応・・と。
よかった。

とにかく、独居の男性は、がまんしすぎの傾向。
SOSを上手に出しましょう。
SOSの出し方が、遅れるより、早め早めのほうが、結果が、いいのです。
だって、夕方お弁当をお届けしたお二人とも、目に活力が戻り、声に張りが出てみえられました。
ご不自由でありながら、しっかり、人としての尊厳と言われるようなものを保持されておられます。
ご家族が頼りにならないのは、ご家族も高齢化していたり、子育て中だったり、仕事をされておられるのです。
少しも、恥じることはありません。
謙虚にSOSを出しましょう。
SOSの過程で、少し不本意な思いもなさるかもしれません。
でも、言葉というものを持つワタシたちです。
言葉で、キャッチボールしましょうよ。
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夕闇の中で

2016-11-04 06:51:37 | 日記
野菜の高騰は、相変わらず。
うろうろ何度も、店内を動きまわる。
調味料も、足りないものを頭に思い浮かべながら。
カートはすぐ、一杯になってしまう。
別の店をみてみようか・・と思いつつ、エイヤとばかり決めてしまう。
荷台のないチャリできていたので、持ち帰られるかどうか・・と、危ぶむ。
でも、なんとか。
食材を入れ込み、福祉亭を出る。
たまったレシートの整理で、ちょっと、時間がかかってしまった。
つり銭を用意し・・の次の日の準備もすます。

外は、すでに、夕闇。
前方にトボトボとリュックを背負って、杖をついて歩くかたが目に。
薄暗がりに目を凝らすと、福祉亭のご利用者さんとわかる。
つい先日も、腰痛でね、まいった・・と、久しぶりにぐちを言いにみえたばかり。
福祉亭で知り合った気ごころの知れたお仲間が先だち、その後は、何度声かけしても、ぽっかりと空いたお心を埋めることがワタシたちにはできず、いつの間にか、街であいさつだけ・・となっていた。
別のお友だちと福祉館で麻雀している・・って、聞いていた。
暗闇の中、下を向いて、とぼとぼ・・と。
奥さまは、とうの昔に亡くなられて一人住まい。

声をかけることを、躊躇。
チャリで、すっと、追い越す。
追い越してから、いや、戻ろうか・・声かけしたほうがいいんじゃないの?・・と反芻。
でも・・と、躊躇する。
声かけして、お荷物をお持ちしようか・・
でも・・と、また、躊躇。
いや、きっと、だいじょうぶ・・って、おっしゃるに違いない・・・と、踏みとどまる。

でも、声かけして、一緒に歩いてさしあげればよかった。
お荷物は、持ってさしあげなくたって・・と、ぐずぐず、ずぶずぶジブンの中で。
一晩たっても、後悔。


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現状維持

2016-11-03 07:18:45 | 日記
お弁当の数の確認に福祉亭に。
シェフさんがお休みと言う。
うん?
急に?・・と、体調でも?と気遣う。
2・3日前に連絡があったという。
シフトは、できているという。
落ち着いた空気。
それならなんの心配もありません。
定食も、おいしそうに出来上がっていました。

馴染んだシフトが、時折変わっていく。
たまたまのご都合は、もちろん、ある。
ご家庭の用事でだったり、体調でだったり。
10数年の運営が続くと、馴染んでくださったボラさんも一年一年の年齢を重ねられる。
自然な姿。

10年まえに小さな子どもだった子が、小学校の高学年、中学生になって福祉亭に時折顔をみせてくれる。
ボラさんたちと違うところは、ぐんぐん伸びていく時期で、大きな変化に、こちらは、晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるという点。
時間のものさしは、すべての人に平等。

ボラさんたちは、とにかく現状維持がいいです。
しかも、馴染んだボラさんは、どこか角が取れている。
それぞれ持つ個性は、あります。
でも、それぞれでいいのです。
偶然のご縁での福祉亭です。
運営を担う側も、偶然のような出会いです。
曜日のチームが落ち着いているのが、一番です。
それぞれが、醸し出す空気。
それぞれの目に見えない努力の賜物です。





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おいおい・・・

2016-11-02 06:43:05 | 日記
11月。
早い。
気温は、すでに、12月並み・・らしい。
どおりで、寒いさむい。

ラウンジのおしゃべり会の前に、福祉亭が毎月発行しているいきいき新聞をとりに行く。
毎月、俳句と短歌を、楽しみつつ、苦しみつつ・・つくってくださっている目のご不自由なかたに、差し上げるために。
玄関側のテーブルに置いてある。
だから、ファサード側から入る。

いらっしゃいませ~~・・と、大きな声。
うん?
だって、目の前には、コーヒーマスターさんが食事中。
だれ?
見回すと、90歳さんとわかる。
すぐ、いやなおんなが来た・・という大きな声が続く。
おいおい・・
も~~ちろん、冗談。
お~~、ケンカするのか~~・・と、清水の次郎長の子分筋のワタシが応じる。
もちろん、笑顔で。
周囲のご利用者さんたちも、にこにこ顔。
でも、びっくり顔のかたも。
まったく~~・・

夕方、配達のお弁当を受け取りに、また、福祉亭に。
すると、ちょうど、そのくだんの90歳さんがトイレから出てみえるところ。
パンツが上がらないだよ・・と、壁を支えに、つぶやかれる。
最近、だいぶフレイル状態。
状況の認識とともに、ワタシたちは、どこまでやるんじゃい・・と、つい、呆れ顔。
咄嗟に、たまたま傍らにいたかたが、パンツを上げて差し上げられた。

ワタシは、スタコラ・・・その場から逃げ出した・・と、さッ。





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子どもハロウィン

2016-11-01 07:21:50 | 日記
ど・どこから???
まるで、映画の中のように。
どんどん沸いてくる・・・ような子どもたち。
商店街のハロウィン。
小さな子たちは、お母さんと一緒。
ちょっと、大きい子たちは、お友だち同士で。

福祉亭も、頂きもののお菓子でお出迎え。
小さな飴や、クッキーで。
スーパーは、ド~~ンと用意したお菓子を積み上げ、レジ店員さんが魔女に扮装してお迎え。
楽しい気分が、静かな商店街に充満。
子どもの姿や声は、街にとって何よりのパワー。
仮装してしる子どもたちもいて、いかにも楽しげ。

福祉亭のテーブルには、ちょっと大きい組くんたちが、カードゲーム。
〇〇さんは、いじわるなんだよ。
卒業した子たちは、ダメって言うんだよ・・と、ぼやく。
うん?
〇〇さん?
知り合い・・。
〇〇さんは、商店街中央の催事実行委員会店舗前で黒づくめの魔女仮装。
大忙し。
うふっ。
言われた側は、それでも聞き分けよく、小さな子たちが動きまわるのを横目で見守る。
福祉亭だって、ハロウィンは、はずされ組さ!!
気にしない、気にしない。
にこにこしていれば、それで良いのさ。

昭和の商店街の感じでいいですねえ・・って、時々若い学生さんに褒められる。
へっ?
そういう表現もあるのかあ~~って、こちらは、目をぱちくりの高齢者集団。

昭和の商店街のあちらこちらに、子ども天使たちが、遊びに来た日!!でした。
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