福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

世の中

2016-11-21 04:20:55 | 日記
福祉亭は優れたボラ集団。
お任せすれば、一日の運営は、それぞれチームでがんばってくださる。
制度や仕組みって、間隙がつきまとう。
福祉亭というものが、そもそも世の中の制度の補い・・だったかもしれない。
家事支援のチームは、介護保険制度の補いのようなスタイルでスタートしている。
それでいてなくてはならない存在として、地域で大事にされている。
福祉亭も。
世の中の進歩、進展というものからはずれてしまう事項、人の存在があって、どうしたものかという課題提起と解決策が、そのまま、まわりまわって世の中を推し進めていく。

休日のTVは、NPO「お寺おやつ」を取り上げていた。
檀家から頂くお供え。
余ってしまう。
フードバンクの活動をしているNPOに最初、相談に行く。
やっているうちに、手応え。
ありがとうの感謝の礼状。
シングルマザーの家庭は、世帯収入が少なく、果物を食べたことがなかった子どもがいるということが、次第にわかってくる。
住職さんたちのネットワークができ、今は、どんどん広がり、NPOとしても立ち上げてしまう。
ハナシを聞いた檀家たちは、これまでより多いお供えをくださる。
支えられている、見守られている・・という思いは、シングルの家庭を励まし、正規の職につけた・・という好事例が生まれたりしているという。

世の中にある深いひずみ。
高齢者の見守り、支え合いだけでは終わらない現実。



コメント
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