福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

カラオケ

2016-11-28 06:07:10 | 日記
カラオケが始まろうとしていた時間。
ご参加のかたが、バスから降りる時に、ころばれて脚が腫れ上がっている・・と耳に。
その時ワタシは、軽い認知症の奥さんをどなりつけるご主人に、奥さんの横に座って、手をさすって慰めていた。
涙をこぼされていた。
小さな行為は、大きなできごとの前にかすむ。

転倒のかたに、救急車を呼ぶと。
それって、タクシー代わりの救急車出動にならない?って、聞き返す。
膝にボルトを入れているし、日曜日は、救急車でないと診察してくれないよ・・と。
そうか・・と、119。
断られるんじゃないかと懸念したけれど、受け付けてくださった。
間もなく救急車が到着。
救急車にどなたか乗ってもらえないかと、救急隊。
帰りが困るので・・と。
意識がはっきりされているし・・の判断で、ワタシは、乗らないと決める。

救急車の傍らには、お仲間が。
お任せする。

カラオケも賑やかに盛り上がり、久しぶりの元ボラさんもみえてくださったので、さらに盛り上がって、やれやれ。
元ボラさんと、軽い認知の奥さんとは、知り合い。
一緒に、「東京のバスガール」を歌ってくださったりで、こちらもやれやれ。

高齢期は、とにかく様々に、ケアの必要性が出て、人手がいる。
人の存在って、ありがたい。
一人の判断だけでは、まわりきらない。
夜には、カラオケのボラさんが、ワタシが指示せずとも救急車のかたに安否を尋ねてくださっていた。
娘さんと連絡がついて、落ち着いておられる・・と。

やれやれと、感謝。
福祉亭って、あったかい。











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